一昨日の日鉄ケミカル&マテリアル株式会社九州製造所、日本製鉄株式会社 八幡製鉄所に引き続き、2回目の工場見学は、味の素九州工場とアサヒビール博多工場である。
味の素九州工場が開設されたのは、太平洋戦争中の1943年のこと、当時は大日本化学工業佐賀工場と呼ばれていた。 その後1946年に、味の素佐賀工場に、そして1962年に現在の九州工場となっている。
資料展示室では、甘味や酸味に並ぶ5つの基本味の一つ「うま味」の効果などを体験した後、発酵プラントやエネルギープラントを見学した。
途中の基山サービスエリアで昼食をとった後、福岡の竹下にあるアサヒビール博多工場を訪問した。
この博多工場は1921年創業の工場で、現在は、主に、スーパードライの製造が行われている。
工場見学では主原料のホップや麦芽、それらの仕込みから発酵・熟成までをわかりやすく解説してもらえる。 また、できあがったビールをびんや缶に詰める製造ラインも見ることができた。
特に、スーパードライの缶製品は、24時間3交代体制での製造だそうで、その製造本数にも驚かされた。
もちろん、ここでの楽しみは、見学後の試飲で、20分で3杯まで飲むことができる。
できたてのビールが美味しくないわけがない。 至福の時間である。
From Face Book: The factory tour and nice beer.