旅はまだ終わらない(旧構造有機化学研究室)

構造有機化学研究室(1992-2023)のホームページを引き継いだものです。

推薦入試Ⅰ(で思うこと)

2019-11-26 18:04:24 | 行事(大学関係)

     

推薦入試Ⅰの面接が行われた。 この面接試験は複数の面接担当者による約30分間の個人面接で、志望動機、適性等の他に「数学及び化学」に関する基礎的問題についての口頭試問を行うことになっている。 本学の入試は、すべて含めると8種類もある。 このような多様な入試の目的の一つには多様な学生を受け入れることがある。 それはそれで良いのだが、しかしながら、入学後は全員が同じカリキュラムである。 よく考えると不思議なことである。 例えは悪いが、せっかく苦労して分別したモノを、結局一緒にしているようなものである。 さらに、たった十数人の合格者を選抜するために、学部、大学院ともに2日間、休講である。 もちろん、多くの教員が面接に駆り出される。 大学の教員、学生にとって最も重要な「教育と研究」の時間が、益々減っている。 こんなことで、日本の大学(特に地方大学)は大丈夫なんだろうか? 非常に心配である。

     

From Face Book: What I think about the entrance examination for recommended candidates.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする