五つの隧道を抜けると、よく整備された旧線上をずっと歩くことができる。
並走する旧下り線は、現在、碓井鉄道文化村からのトロッコ列車の線路となっている。 少し歩くと左手に旧丸山変電所が見えてくる。
これは、明治43年に始まった横川―軽井沢間の電化工事に伴い建設されたもので、横川火力発電所から地下ケーブルで交流6600Vを敷き、この丸山変電所で直流650Vに変換し、架線に供給していた。
さらに進むと、上信越自動車道の碓井橋近代的な橋梁が見えてくる。
100年以上前に、苦労してここに鉄道を敷設した当時の技術者が、この橋を見上げたら、どんなことを思うのだろうか。
ここをすぎると鉄道文化村が見えてきて、このトレイルもここで終わる。
From Face Book: Abt trail(3).