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じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

テレビ三連発!

2006-11-17 23:57:02 | テレビ・映画
先月、メタマクDVD発売の翌日に受けた健康診断←どんな状態だったかは一目瞭然かと…の結果が返ってきました。異常もなく健康そのものでした 毎年、血が濃いだの、反対に貧血だの、何かを書かれてた血液検査がA判定だったのはびっくり 肝機能の数値がちょっと落ちてた(正常値内ですけど)のは、今年いろいろとあって飲み過ぎたせい……か

今日はテレビネタを3つ

・セーラー服と機関銃
のこり2話、とうとう目高組は星泉と佐久間さんだけになっちゃった~ 先週の本田&小市さんの悪役ペアに加えて、緒形拳演じる“ふとっちょ”も憎らしい 本日の浮気相手こと堤真一、見せ場がいっぱいでかっこよかったわ。最後の「何があっても組長をお守りします」……覚悟を決めた精悍な横顔と温かい笑顔、マズイ その一瞬だけ心を奪われてしまった。。。

・紅白歌合戦の司会者決定
今年は仲間&中居の「ナカナカ」ペアが司会をやるそうです。一部座談会で名前が挙がった内野さん……99.9999%ない とは思ってましたけど、これで一安心、とはいかないんですよね~~審査員、大河主役だし、やっぱり出られるのでしょうか。「功名が辻」出演の仲間さんとの絡みがありそうな、なさそうな……しかも、風太君とか叶姉妹とか知らなかったお人だし、ステージで歌ってる歌手の人たちをご存知なのかどうか、かなり不安 審査員席に振られるシーンがある度にじいはハラハラドキドキ もし、内野さんが審査員をされることになったら、あまりいじめないでくださいね~~

・誰ピカ「本田美奈子」特集
先週は思いっきり爆睡してしまったので見れなかったんですけど、今週はちゃんと見れました。じいはレミゼに嵌まらなければ彼女の存在を気に留めなかったと思うんですよ。だから、ついついエポとか、お元気だったら演じられるはずだったファンテと重ね合わせてみてしまう……Amazing grace歌詞の意味と絡み合って涙なしには聞けないですわ

僕たちの戦争

2006-09-17 23:56:55 | テレビ・映画
転職モード全開のじい……日・月曜日は朝刊に求人情報が載るんですけど、今朝はいつになく本気で見てました 別ページに転職の厳しさを書いた記事が そうんなんですよね~~手取りは下がるし、人間関係も一から築かないといけないし。。。求人を見てもイマイチ「これ」っていうのもないし……ま、こんな気持ちで今すぐ動いたらうまくはいかない 気長に、でも着実に次に向けて準備開始

今夜はTBSの「僕たちの戦争」を見てました 「サトウキビ畑の唄」「広島・昭和20年8月6日」に続く戦争ドラマ第三弾。内容的には正直イマイチだったかな 秀逸はやっぱり「サトウキビ畑の唄」ですわ 今回のドラマ、戦時下の若者と現代のフリーターがタイムスリップで入れ替わったり、過去にタイムスリップしたら現代で付き合ってた恋人の祖母と、将来結婚することになる男性に関わる……話的には面白いんですけど、これと戦争を無理に絡ませる必要があるのかな~って思うんですよね。「戦国自衛隊」や「God of the wind」の二番煎じ みたいな感じがしたんですけど 場面によっては、ほ~ ってなるところもあったんですよ。特攻隊に志願するか否かを紙に書かせる場面で、当然ながら×と書いた健太が「ここでは普通なことが普通じゃないんだ」みたいなセリフを言う場面があるんですけど、「現代から見れば普通なことが戦争によって普通でなくなって、戦時中の普通は現代にとってはおかしいことになる、戦争とはそういうもので正しい戦争などは存在しない」ってことを言っているんだって。。。ま、言いたいことはよく分かるし、大事なことだとは思うけれど、もうちょっと描き方を考えてほしかったかな~~

主演の森山未來クン、彼はいい演技をしてましたわ。海軍青年と現代のフリーターを見事に演じ分けてました 未來クンの目がいいですね~~ 吾一の時は怖いんだけど真剣な表情だし、健太の時は現代っぽいかる~~い雰囲気だし。しかも吾一が現代で生きようと覚悟をしていく過程で、イイ感じに過去が抜けていってて、でも吾一の内面の熱さや強さは残ってて……今はまだ若さで押し切ってるなぁ~と感じるところもあるけど、いい役者になりそう うん、内野さんにダメ出しをするだけあるか? そうそう、所々入ってるコメディー、ついついメタマクのズルムケJr.を思い出しちゃった DVDが楽しみだわ

父と暮らせば&午後の遺言状

2006-09-13 23:48:13 | テレビ・映画
メタマク中毒復活です 今日は朝からずっと「きれいは汚い、ただしオレ以外」と共に超素敵な ランディが頭をずっと回ってました。午後からはエクスプローラーまで出てきちゃって、二人の心が離れていく2幕から脳内再生 ランディの壊れていく姿を思い出して切なくなってしまいました 帰宅後はもちろん予告編を再生です まるで薬に飛びつく中毒患者な状態

先週レンタルしたDVD、一昨日&昨日で見倒しました 返却日に間に合って良かった~~

1枚目は宮沢りえ主演の「父と暮らせば」……広島の原爆を題材にした井上ひさし氏の戯曲で、被爆した主人公の美津江は自分が生き残ったことを負い目に感じ、被爆資料集めに情熱を注ぐ木下に魅かれるも「自分は幸せになってはいけない」と恋心を押さえつけて暮らしている。そこに、原爆で死んだ父の亡霊が現れて、励まし、なだめ、やがては生きる意味を教えていくという物語。目に見えて悲惨な映像はなくて、父と娘の3日間(だったかな?)のやりとりで話が展開していくんですけど、笑いあり、涙あり、考えさせられることありで飽きることはなかったし、深い作品だと思いました 井上作品らしいというか、議論を呼びそうな重いテーマがさらりと、でもズッシリと描かれてるんですよね。「箱根強羅ホテル」なんぞもそうでしたけど(「誰か偉い人が戦争をやめたいって言えば良かったんだ」ってセリフとか…)今回もアメリカの占領下で原爆のことを語ったり資料を集めたりすることが制限されている中で、娘が勤務先の図書館で子供たちに昔話のお話会をやることを父に言うと、その父が昔話の中に原爆の話を入れられないかと悪戦苦闘。これが結構笑えるし 父役を演じる原田さんの一人芝居が素晴らしい んですけど、それに対して娘が「昔話をありのままに話さないといけないのよ」と一喝 これ、マスメディアや歴史の問題を暗示しているのは気のせいかしら

あと、思ったのは、やっぱり人間という生き物への愛情かな 特別な人たちじゃない普通の人のやりとりを通じて、何気ない友人とのやりとりや当たり前だと思っている家族との生活の大切さ、愛しさが心にしみるんですよね~~ 決して押しつけがましい感じはしないのに、それを一瞬にして破壊してしまう原爆、戦争の悲惨さや愚かさが強く響いてくる。。。「むずかしいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを面白く~」という井上氏の言葉を思い出しました。今回は映像で見ましたけど、やっぱり監督のフレームというか、描かれすぎ?と感じた点もありまして……去年、西尾まり&辻萬長さんのキャスティングで舞台があったんですよね。舞台だとまた違った印象になると思うので、いつか再演されることがあったら観たいな

2枚目は「午後の遺言状」、杉村春子&乙羽信子さんの遺作になった作品です。ストーリーは以下の通り。

夏の蓼科高原に、杉村さん演じる女優の森本蓉子が避暑にやって来た。彼女を迎えるのは30年間、その別荘を管理している農婦の豊子で、乙羽信子さんが演じられています。豊子には22歳の娘がいて、子供のいない未亡人の蓉子は、あけみを自分の子供のように可愛がっている。翌日、別荘に古い友人の牛国夫妻がやって来るが、夫人の登美江は痴呆症にかかっていた。老人たちの暫しの共同生活が始まる。途中、ピストルを持った脱獄囚が別荘に押し入る事件があるが、蓉子たちは犯人を取り押さえて警察から感謝状と金一封を受け取る。ご機嫌の蓉子たちは、その足で近くのホテルで祝杯を上げた。その翌日、牛国夫妻は故郷へ行くと言って別荘を後にするが、今度は、近く嫁入りするあけみは実は豊子と蓉子の夫との子供だったという豊子の爆弾発言 動揺した蓉子は不倫だと言って豊子をなじるが、あけみには真実を隠したままにしておくことになった。しばらくして、女性ルポライターの矢沢が、牛国夫妻が心中したことを告げにきた。蓉子は豊子を伴い、矢沢に牛国夫妻が辿った道を案内してもらう。二人が入水自殺を図った浜辺で、蓉子は残された人生を充実したものにすると、手を合わせ東京へ帰っていく。

偶然(ホント、偶然でビックリ)、昨夜日テレで乙羽信子さんの生涯を描いたドラマをやっていましたわ。私も見ましたけど……乙羽さんや杉村さんの一生を踏まえて作品を見ると結構きわどいセリフがあるんですよね 蓉子が豊子に「あなたは女優という仕事が大事で夫を捨てたのよ」みたいなことを言う場面があったんですけど、これってまさに「芝居と結婚した女優、杉村春子」へのあて書きみたいな感じがするんですよね~~更には蓉子が自分の夫と豊子の不倫を責めるところで「私は姦通とは思っていない。ずっとあの人を愛していた」と豊子が言った反論、乙羽さんに言わせちゃっていいの~~??なんて思ってしまいました もしかしたら新藤監督、乙羽さんの最後の作品になるって分かってたとのことなので、人生を総括するみたいな意味があったのか?と勝手に考えてみたり……私は、基本的に、演じる役と中の人の人生は切り離して考えたいし、露骨に素の自分を投影した演じ方は好きじゃないんですけど、今回ばかりはあまりにシンクロしていたので、中の人を意識しちゃいました。。。あて書きっぽいセリフといえば冒頭の別荘に到着したシーン。荷物を運んできた運転手……って、これが実は内野さん で、この作品をレンタルした本当の目的なんですけど 蓉子が「最近、うちの劇団に入ってきた有望株の新人なの」ってセリフを言うんですよ 思わずニンマリ この時は最後のクレジットではその他大勢の並びの中に内野さんの名前があるって感じの扱いですけど、有望株も何も 今では大河の主役ですから あ、この前まではヘビメタなんぞ歌っていらっしゃいましたけど、天国の杉村先生、どう思っていらっしゃるかな

この作品、じい的には分かったような、分からないような……多分、本当の意味では理解できていないと思います。まだ若すぎるんですよね~~「老い」はあまりに遠すぎるような 自分の親の世代にならないと分からないのかなぁ...

下北サンデーズ

2006-08-10 23:38:16 | テレビ・映画
今日は台風一過、めちゃめちゃ暑い1日でした 日焼け厳禁のじいは当然一歩も外に出ず 通勤の時も駅→会社まで日傘にサングラス。大した距離ではないんですけどね~~塵も積もればってヤツは油断できませんから

毎週木曜日、下北サンデーズを見ています 見てるって言っても何か他のことをしながら~って感じなんですけどね。でも、面白いんですよ 舞台の裏側が垣間見られる気がするし、演劇の基本を知ることができるし。あとは妄想に耽られるってのも魅力かな って、そんなことをしてるのはじいだけかもしれませんが 勝手に内野さんに繋げて考えてしまうんですよね~~役者を目指して修行中だった頃はどうだったんだろうとか、舞台に対する今の思いとかいろいろ…… じいの病気もここまでくるとつける薬がないですね~~

でも、今日はちょいと真剣に見入ってしまいました。劇団の仲間がどんどん売れていく中で芽が出ないキャンディ……役者を辞めるって飛び出しちゃって……もう一度夢に挑戦するようにゆりか@上戸彩が説得する場面で素敵なセリフに出会っちゃいました

才能とは、99%の努力と1%の可能性である
努力とは、99%の継続と1%の夢である
継続とは、99%の愛情と1%の迷いである
愛情とは、99%の愚かさと1%の希望である

諦めるのは容易いことだけど、分別のある大人のようにみえるけど、人生それじゃつまらない 「壊し屋」な誰かさんじゃないけれど、夢や可能性を信じて挑戦し続ける生き方は忘れたくないなぁ~と思うじいなのでした。ただし そのためには、今日出てきたセリフの99%のモノを持っていないといけない……頑張れ、自分

そうそう、「役者はバカでないといけない」ってセリフもありました。そのくらい身を削って愚かなほど一生懸命演じてこそ舞台で感動を生むことができるんですよね、きっと。ここで思い出すのはやっぱり……フフフ 風太君や叶姉妹を知らない役者バカ様、大好きですよ~~

芸術劇場「マクベス」

2006-07-10 23:19:18 | テレビ・映画
週末から腰の調子が良くないんですよ~~井草のラグの上で寝ちゃったから体が痛くなっただけなのか、腰痛が復活したのか……このままだと来週のライブ2daysがヤバイ もちろん内野さんに会うためなら這ってでも行きますけど ←じいの大いなる がありますから(爆) でも、腰を甘くみてはいけないですね。本気で治さねば

さてさて、昨夜はNHK教育にて、モスクワユーゴザーパド劇場「マクベス」が放送されてました。メタマクにどっぷり浸かってた多くの方が見たのでは もちろんじいもご多分に漏れず……時折勝手に脳内再生されるメタルな音楽と闘いながら(?)見てました。

イギリス演劇とはまた違って、ちょいとロシアのアバンギャルドっぽい演出も入っていたのですが、3人の魔女全員を男性が演じていて、頭の後ろに仮面を付けて客席には後ろ向きの体勢で演じてたんですけど、まさに「この世のモノとは思えない」という言葉がピッタリで面白かったです 舞台セット、3つの扉があって、そこから登場人物が出てくるんですけど、この扉を開け閉めするの、魔女たちがやってることが多いんですよね。しかも、バンクォー、マクベス夫人、そしてマクベスが死んでいく時も最期は扉の中で息絶える……マクベスという舞台を魔女たちが支配しているって感じがして、じいはニクイ演出するなぁ~ と。。。あ、マクベス夫人の死、不気味で怖かった どこかの劇評…ん?どっかの雑誌かな?「マクベス=日本でいうところの四谷怪談」って書いてあるのを見たんですけど(イギリスとかで「マクベス」を演じる時には「マクベスの呪い」なんてのがまことしやかに言われることもあるみたい…)このシーンを見て妙に納得しちゃいましたわ

マクベス夫妻、あのぉ~~言っちゃいますけどぉ~~老けてるよぉぉ~~ そもそも原作のマクベス夫妻の年齢がこのくらいなのかもしれないから問題ないとは思うんですけど、メタマクに浸かっちゃってるじいにはちょいとビックリ ただ、この年齢差がマクベスの悲劇の在り方を変えてるのかなぁ~と思いました。ある程度年を取った夫妻だと、マクベスの抱く野望が強調されてて、「同じ人生、大きな人間になって栄光を手に入れないと」という感じ。今回のマクベス、ダンカン王暗殺を企みながらも怯えてなかなか実行できない情けなさ、夫人に叱咤激励されて決意するところは、普通の人間っぽさもあったと思うんですけど、自分の野望を達成して栄光の階段を一気に駆け上がるのに、転落するのも一気……一人の男の哀れな人生が前面に出てたと思いました。多分、これが普通のマクベスなんですよね~~メタマクだと、やはり内野さんがおっしゃってたように「夫婦の物語」「どこにでもいそうな、自分たちと変わらないお話」ってことで、もっと身近な感じ。だから、マクベスと周りの人たちの関係、気持ちが伝わってくるから切ない、哀しい雰囲気もあって、すんごく感情移入しやすい。しかも、今回はメタマクが完全に頭に入っている状態で、同じ「マクベス」という舞台を見ていたので、マクベス夫人の独白=「私の殺意」、マクベスの王への殺意の表現=「自問・シャウト・自答」って感じで、クドカンって凄いよな~~と改めて感じたり……メタマク、外国で是非上演してほしいなぁ~なんて

今回の字幕、松岡版マクベスではないということもあって(映画版マクベスの字幕は松岡版に近かった…)きれいは汚い→イイは悪い(「意味わかんな~い」って誰か言ってたような)とか、少しずつ違ってて……メタマクどっぷりなじいには物足りない部分もあったかな メタマクの舞台がマクベスのキーワードを目立たせるようにしてヘビメタ音楽にしていたので、それと比較すると、「俺の心はサソリでいっぱい」「マクベスはもう眠れない」等々のセリフ、今回のマクベスはサラッと流した感じで言ってたので「あれ~~」って。。。でも、マクベスのセリフって、いのうえさんもおっしゃってましたけど大仰ですわ。外国語になるとよく分かるような気が

と……まぁ、マジメに見てた つもりだったんですけど……やっぱり1幕最初、3人の魔女が出てきた瞬間に「カレーの鍋がない←当たり前」と思ったんですよね~~ダンカン王への戦況報告は、やっぱり「炎の報告 by冠クン」だし、マクベス&バンクォーの登場シーンでは、ふとプッチンプリンが過ったり 相変わらず、普通のマクベスが見られない体&頭でした

最後に。。。本日、M.A.のナビザ抽選。またもや全滅ですぅ~~ 愛が足りないのは認めるけど……一つくらい当たってもいいじゃん

映画版マクベス

2006-06-14 23:04:39 | テレビ・映画
今日は帰りに美容院にてカラーリング&トリートメントをしてきました。いやぁ~~艶々キューティクルですぅ マクベス内野と同じかしら~なんて

この前、映画版「マクベス」のビデオをレンタルしました。ロマン・ポランスキー監督作品。この監督の作品、他のも見たことがあるけど、リアリティがあって重厚な作りなのはいいけど、人間の心をいたぶるような残虐さがあるんですよね なので、2度は見たくないって感じかも

内容はもちろん“普通の”マクベスです。80年代とのシンクロはないので(当たり前か…)何だかストーリー展開が早い気が……じいの乏しい読解力&想像力で読んだ原作を考えると、映画の方、多少、ん?かなり??脚色してあったのかも。ま、マクベスの基本は押さえたかな~~って感じですけどね。タオル地の魔女も「女の股から生まれた男」なんて言葉も出てこない、真面目 でクラシカルな雰囲気でした。

ただ、じいの頭はアホな幻聴が……字幕の言葉に音符にのってしまうんですよぉぉ~~ 例えばマクベスが魔女たちの予言を聞くところ、「おめでとう、マクベス。コーダーの領主!」って字幕を見た瞬間、どこからか「ば~ん~ざ~い~~マクベス~~マホガニ~の領主~~」って勝手に脳内変換 ダンカン王が出てくれば、その隣に冠クンがいないのが不思議に思っちゃうし、「マクベスは眠りを殺した」っていう有名なセリフにいたっては「スコーピオンハート」がエンドレス再生 もしかして、じいは普通のマクベスが見れない体になっちゃったのぉ~

映画版の方、マクベスという一人の男の生き方にスポットが当たっていたように感じました。原作を読んだ時もメタマクを見てた時もイマイチ想像の域を脱しなかったマクベスのダンカン王に対する殺意を感じる経緯、映画では表情とか物語の流れで明確に表現されていたので分かりやすかった なので、野望を達成し頂点まで登りつめたのに転落した男の悲哀が伝わる壮大な物語になってましたわ。役者の誰もが一度はやってみたいと思わせる魅力的な役なのも納得です

ただ、周りの人たちとの繋がりはほとんど描かれていなかったので、親友バンクォーとの関係もイマイチ??だし、マクベス夫人との関係も淡白だったような……ま、「会いたかった~~」なんてバカップルぶりは期待しない、っていうか、そんなことはしなくていいですけど、マクベス夫人はもうちょっと存在感があっても良かったんじゃないかなぁ~~

NHKのメタマク特集で松さんが「どんなにアレンジしてもストーリーが崩れないって、シェイクスピアって凄い人だったんですね」って話されていましたけど、ホント、そう思いました。この「マクベス」も料理の仕方でいろんな味が出せる メタマクの場合、内野さんが「夫婦の物語を大事にしたい」っていろんなところでおっしゃってて、まさにそんな感じに仕上がってるんですけど、夫婦の物語を軸にいろんな人との絆が描かれてる物語になってる。だから、とっても身近で共感できる作品になってるんですよね~~

さてさて、明日から2日連続で青山 じいの東京公演も終わりが近い。。。チケットが減る度に寂しさ倍増 でもぉ~~まだ大阪もあるし、ライブもあるので(絶対行くぞ~~)しんみりしている暇はない 頑張るぞぉぉ~~

Wバルジャン

2006-04-11 23:45:48 | テレビ・映画
今朝の電車、某私立小学校の女の子が数人、じいの前でお喋りしてたんですけど、とにかく甲高い声でうるさくて 朝の電車って寝てたい人が多いから、静かにするっていう暗黙のルールがあるんですけど、そんなことはお構いなし 私立小学校に通うのも結構だけど、その前にしつけをちゃんとしてほしいですよ 友人の皆様はよ~~くご存知だと思いますけど、じいは朝がとっても不機嫌。自覚はないんですけど、相当目つきが悪くなってるそうで……今日も小学生のうるさい声で目が覚めて、多分、思いっきり睨んじゃったんだと思うんですよ。でも、その子たち、びびるどころか逆に睨み返され……あ~~あ、最近の子供はまったく ←オバサン発言

さてさて、今日は職場近くのレンタルビデオ店で200円セールをやっていたので、ビデオとDVDを借りてきました。先月、ん?もっと前かな??関東地方では『魔女の条件』の再放送をやっていたんですけど、結局ビデオ録画を忘れ続けて見れなかったんですよね。話自体は、本放送の時に友人とツッコミを入れつつ見てましたけど 今回の目的は、祐サマとべっしー……現在、バルジャンで活躍中のお二人です。べっしーはともかく、祐サマが出てるっていうことは本放送で見た時は気づきませんでした。ま、その頃はミュージカルには全く興味なかったし。祐サマを観にいくようになってテレビ出演作を探してみたら、このドラマに出演していらして、しかも黒木瞳を押し倒す役って

ビデオで全6巻あるんですけど、さすがに全部は見る気力はなし 松嶋奈々子は綺麗だなぁ~って思うし、大好きなんですけど、タッキーがどうも……じいはジャニーズ系の方々が苦手。しかも、演出が、とにかくタッキーがかっこよく見えるようになってるからますます。。。 セリフの言い方も見てられないっていうか。。。いつぞや、大河ドラマを見てた友人が「義経、喋らなくて黙って立ってる分には観賞用として最適」って言ってました

今回借りてきたのは最終巻のみ。祐サマの出演シーンをチェックするだけで良かったもので。今回は病院の乗っ取りを企む悪役だったんですけど、どう見ても悪役には見えず いつもの堂々とした帝王然とした祐サマでした タッキーが病院のことで祐サマ演じる理事長のところに抗議に来る場面があるんですけど、二人が並ぶと、「う~~ん、やっぱり祐サマは大きいなぁ」って。で、悪役っぽくタッキーを交わしてるんですけど、申し訳ない ワルさは全く感じられなくて、今にも舞台でおなじみ、明るいフワフワ~とした声で歌いだしてしまいそうで 最後は結局、悪事が明るみに出て逮捕されちゃうんですけど、パトカーに乗せられる時の表情、どこかのファンサイトで「トート閣下の表情に一番似てる気がする」って書いてあったような……じい、祐サマトートは笑いすぎて(ファンの方、スミマセン)覚えてないけど、どんな役をされるにしても、やっぱり“祐サマ”なのです

そうそう、このドラマ、べっしーも出演。最初はいや~~な人なんですけど、最後は何故かイイ人になってるんですよ。後姿を見ながら、ちょいと不安になってきました。べっしーバルジャン、泣かせるって評判みたいだけど、この姿からは想像がつかないんですよね。演技のことは置いておいて、外見だけだとやっぱり祐サマの方がかっこいいような しかも、べっしーが歌う 割と声は高いらしいんですけど、どうなんでしょうねぇ~~今週末、初の別バル観劇、どうか思いっきりじいを泣かせてください

明日はレミゼ3回目。優しい雰囲気の今井バルです。で、で、で、じいのジャベール、綜馬ジャベだ

大岡越前2時間スペシャル

2006-03-20 23:16:21 | テレビ・映画
いや~~何年振りでしょうか、大岡越前 TBSの時代劇がデジタル収録になってからは妙にくっきりした映像に違和感を覚えて見なくなりましたけど、ホント、好きだったんですよ~~ ってことで、今日は語らせちゃってくださいませませ。。。

今日のスペシャル、一言で言うとイマイチ……まぁ、皆さん年をとりましたなぁ~~って感じでした やっぱり首筋のしわとか見てると年はごまかせないというか、年月は残酷なものだなぁというか^^; しかも、結構キャストが替わってたんですよね。今回出演されてた方々も検討されてましたけど、やっぱり、千夏さんは川島なお美さん、小料理屋たぬきの女将さんは森マリアさんが見たかった そうそう、あと脚本。これもじいのお気に入り、葉室彰子さんが良かったなぁ~~昔から、「今日の話は良かった」と思うと大抵は葉室さん脚本の日だったもので。ストーリー自体は悪くなかったけど、セリフに覇気とテンポがなかった

キャスト、豪華でしたね~~水戸黄門でおなじみの伊吹吾郎さんや里見浩太郎さんが出てるわ、佐野浅夫さんのご健在だし、山口崇さんは相変わらずのお茶目な上様だし……ふと思ったんですけど、“山口”繋がりで祐様トートのことを思い出しちゃって……黄泉の帝王もお茶目な上様っぽい気がしちゃった

おっと、話を戻して!!

じいのかつての なお方。加藤剛さんと竹脇無我さん。竹脇無我さん、一時は中年太り(失礼)で見るも無残なお姿だったんですけど、今日は年は取っていらっしゃったけど若かりし頃みたいにかっこよかったかな。加藤剛さん、相変わらずダンディーで素敵 最後、お白洲で一件落着の時に見せる頷きながらの笑顔、昔からじいのツボでして……一番好きな表情なんですよ~~あと、伊織@竹脇無我さんとのツーショット。これははずせませんよ 大人の男のツーショット、やっぱりええわ~~

いや~~今日は同窓会、っていうか、昔を懐かしんだ2時間でした 小学生~高校1年くらい(かな?)の時期が一番夢中だったんですよね。ホント、加藤剛&竹脇無我、もう だったんですよ。周りはジャニーズとかの追っかけをやってましたけど、年上好み、それも超年上 だったので、少年に興味なしで…… 大岡越前って、確か第15部位まであるんですけど、じいが一番好きなのは第10部前後。リアルタイムに見たのは13部辺り(かな?)で、それより昔のやつは、夕方の再放送で見てました。今は亡き名優さんたちがいらっしゃったんですよね。松山英太郎さんや大阪志郎さん……もう、名脇役です あとは今じゃ「え?」みたいに思われる方々も多数出演。西岡徳馬さん、じいは大岡越前に出演されてたのを見て になったんですよ。他には森田健作さんとか……あ~~ぁ、昔を知ってる自分が怖くなってきた

でも、続けますよ~~

人物の設定も時期ごとに違ってて……レミゼのキャスティングじゃないですけど、やっぱりお気に入りの組み合わせってあるんですよね。じいのfavoriteは、大岡夫妻に子供がいないバージョンで、奥方は平淑恵さん。そういえば、平さんって文学座なんですよね~~と、話が脱線しそうになる……ので、元に戻してと!小石川養生所は伊織&志保のコンビじゃないとダメ!!申し訳ないけどオランダ先生こと西郷輝彦さんはアウト じいは苦手なんですよ 伊織と志保のお互いに好きなのに素直になれないもどかしさが素敵なんです しかも、そんな伊織をからかったり、いざというときは助け合ったり、時には喧嘩したりって関係の忠相&伊織がこれまた素敵で……オランダ先生だとこうはいきませんからね~~

長々と語ってしまいましたけど、今回のスペシャル、町奉行→寺社奉行に昇格ってラストだったので、多分これで完結ですね。DVDも出るみたいだし。まぁ、皆様もお年だし、良いイメージのまま終わってほしいから、じい的にはこれで納得。それに、今、じいの愛 とお財布(爆)を捧げてるのは内野さんですから

TAKARAZUKA CAFE BREAK

2006-03-15 23:50:45 | テレビ・映画
今日は午後から急に暇になってしまって……いつもなら本家サイトのデータをUSBメモリに入れて持ち歩いているので会社でサイトの更新ができるんですけど、こういう日に限って家に置いてきて…… 仕方ないので机の下でメールやってました おかげでチケット交渉成立 あ、勤務中ですけど^^;

今夜、MXテレビで「TAKARAZUKA CAFE BREAK」をやっていて、星組ベルばらでオスカル役をやってる安蘭けいさんが出演されてました。先週観にいったばかりなのでいろんなことを思い出しながら見てました。安蘭さん、今回はアンドレも演じられてて、「オスカル役が替わると違いがあるんですか?」っていう質問に、男っぽいオスカルと女性らしいオスカルがいて面白いって……霧矢オスカルや朝海オスカルは男らしいオスカルだそうです。そこでじいは納得 主役かそうじゃないかの違いはあるけど、やっぱりじいの好みは男っぽいオスカル ペガサスや馬車には大爆笑したけど、朝海オスカル、嫌じゃなかったし。でも、東京で観劇した安蘭オスカルはちょいと苦手 もちろん、オスカルは女性だからその部分を大事にした役作りもあり だとは思うけど、男役って女性が演じているわけだから無意識のうちに“女の部分”って現れてくるから、わざわざ意識する必要はないのかなぁ~って……しかも、フェルゼン~編の方のオスカルのセリフって何かと「女だから~~」みたいな言葉があるからちょいと引いちゃう、っていうか、時代遅れ??みたいに感じて 普段でも「女性の視点を生かした…」みたいな言い方、じいは大嫌いなんですよ。男女じゃなくて一人の人間として考えた方がいいんじゃないのかなぁ~って

ここのところ、ちょいとベルばらのスイッチが入ってしまったような……寝る前に原作を読むことがあるんですけど、宝塚の舞台を観てから改めて読み直すと、セリフ、ほ~~んとに全く一緒なんですね 一緒に観劇した友人や大劇場で観劇した時に隣り合わせた人たちもそんなことを言ってて……正直、すっごいセリフですよね 一歩間違えると大爆笑モノ それを感動モノ に変えてしまうヅカの魔力には感服 そうそう、アンドレって原作より舞台の方がカッコイイと思ったんですけど……ベルばら連載&宝塚初演当時は、オスカル派とアンドレ派に分かれてたそうですけど、私はあと10年若かったら(今も十分若い←つもり?)絶対にオスカル派ですけど、大人の女にはアンドレだと思いません??自分が何をやっても、全部受け入れて理解して寄り添ってくれるんですから。こういう男、絶対にいないけど欲しい~~~

今週末、じいはあることを初体験します。まさか、この年になってあんなことを……これも全てはさるお方への のためだ その のために去年からいろ~~んなことを初体験してきましたけど、またまたやっちゃいます。愚行ともいいますけど。友人の方々にはお知らせいたしますので、こんなじいを見捨てないでください

ドキュメント'05 「劇団四季と戦争」

2005-12-26 23:24:58 | テレビ・映画
今日の午後、“ベルばら”係長が2月に宝塚遠征する話をしてるのを耳にしてふと思い出したこと じいのオスカル編@大劇場は決定したんですけど、アントワネット編の方は遠征は無理なので(ベガーズでいっぱいいっぱいなので )激戦の東京で観劇する予定にしてて……で、某先行をチェックしたら既に完売 こんな初歩的なミスを犯すとは やっぱりエリザや内野さんの舞台のようにが足りないのかも とにかく1回観られるように頑張るぞ

昨夜、っていうか深夜ですけど、日テレで現在公演中の『南十字星』を題材にBC級戦犯のドキュメンタリーをやってました 南十字星、本当は初日に観劇予定だったんですけど家庭の事情で断念 一緒に行く約束をしてた友人は一人観劇したんですけど、感想を聞いたら「最後の遺言シーンは泣いたけど、全体的な作りで言うと異国の丘が一番良かった」と言ってました。戦中・戦後の東南アジアは、じいが専門で研究していたので、南十字星は来月にでも行ってこようかと思っていたけど、このドキュメンタリー等を見て「う~~ん、微妙」と思っちゃって……

言いたいことは山ほどあるんですよね。浅利氏の話、主役をやった俳優の方の役作り、戦争を題材にした作品の創り方、とかいろいろ。でも、「あの」戦争に関しては、いろんな意見があると思うし、右左みたいな議論はしたくないので、戦争に対する考えについてはこれ以上は書かないけど、作品としてはこれだけは言いたいかな 今回のドキュメンタリーを見て思ったこと、戦争を語り伝えようとする姿勢には賛成できるけど、もう少し観る側に見方を委ねる作品の作り方をしたほうがいいんじゃないかなぁ~~具体的な一つのエピソードだけを強調すると押し付けがましいし、抜け落ちてる視点、ありませんか と、偉そうだけど、一応、論文を書いた端くれとして一言

さてさて、明日は『男優倶楽部』と『月刊ミュージカル』の発売日 男優~の方は昼休みに買いに行ける範囲の本屋にあるんですけど、月刊ミューの方は帰りに寄り道していかないと行けないところしかないんですよね~~仕事が終わるまでおあずけだ