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弥生時代の建築技術

2017-03-22 17:49:53 | 構造・性能の話
 鳥取市青谷町にある青谷上寺地遺跡展示館に行ってみました。この遺跡は木製の木器、道具や部材が腐食して朽ちずに残って発掘されたことで有名です。

 最初に目に入ったのは地鎮祭の祭具として使われるのと変わらぬ形の鋤や鍬の断片が展示されていること。石や鉄だけでなく、土を穿つのにこうした木製の道具が使われていた、しかも私たちがよく目にするようなカタチで・・驚きです。

 いろいろ展示があるのですが、建築部材でいえば、現在の木造伝統工法でも使われている柱・梁組や屋根・壁の部材も発掘され、伝統技術の長い歴史に驚嘆します。2000年も前から私たちの祖先は雨・風・雪に立ち向かうために強い工法をあみ出していたのですね。


 復元の想像図を見ると、階高の高い建物も可能な基礎や柱のがっしりした構造にも苦労の跡が伺えます。


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