晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

TS式V-1 番外シリーズ第一弾

2007年01月18日 12時34分17秒 | 天文ネタ

V1tele マックノート彗星は見れず仕舞いで、空は何時も快曇状態。ネタも切れ始め、結局、自前の機材紹介に終始することになります。今回から紹介する番外シリーズは、全て私の少年期に欲しくても買う事が出来なかった望遠鏡で、天文復活後に中古購入したものばかりです。当然、必要な機材では無くコレクションに近い感覚で接しておりますが、複数の機材を出動させての観望スタイルをとっている為、意外に使用頻度は高いです。又、時間がとれなく短時間の観望には間違いなくこれ等の番外シリーズが出ており、機種に依ってはメイン機を凌ぐ程、出番の多いものも有ります。 

今回、紹介の高橋製(76年)V-1が其れに当たります。アクロマート長焦点鏡(口径65ミリ 焦点距離800ミリ)で非常にオーソドックスなタイプであり、是と言って欠点も見当たらず、実に昔の望遠鏡らしい望遠鏡としておきます。 架台の方は、非常に軽くベアリングの類は一切有りません。だからと云って回転にスムーズさが無い訳ではなく真面目な造りのローコスト機だと感じております。 架台にはモータードライブ(HD-4)を後付しており、快適に星見をさせてくれてます。但し、中古購入ですので、購入時は回転がスムーズで無く、ガタも有りましたので、解体調整グリースアップをしております。

V1 又、この機種はシステム化以前のタイプで、鏡筒バンドの交換が出来ません。 私の場合は思い出に浸りながらの観望とサブ機なので、不都合は全く無く、却ってこうした方向性を歓迎しております。尚、購入時は欠品多くネジ類や三脚の三角板などを自前にて作成及び補填しております。 最後に星像はアクロマートとしてトップクラスだと覗く度に感じております。