晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

春になれば山親爺が・・・

2014年04月07日 00時10分29秒 | 天文ネタ

今年の雪融けは早く、周りにはもう殆ど雪は無い。 しかし、早速あのの出没である。 報道でご存知の方も多いと思われるが、先日、山菜採りの人が襲われ重症を負ったとのこと。昨年には襲われて不幸にもお亡くなりになられた方も出ており、羆と人との問題が当町(幸か不幸か道内有数の山菜宝庫の地である)では大きなものとなっている。 

 当ブログでも羆のことに関しては偶に記事としているが、夜行性である羆が出没し始めると、星見への意欲は一気にそがれるものだ。そんなに心配したものではないと云われる人も結構いるが、自宅から数百メートル程度でも痕跡が見つかる様な環境で、私はとても集中して星見など出来ない。 農作業も忙しくなってきたので、何れにせよ星見は暫くお預けだが、農作業も暗い時間帯では用心しなければならない。 

2014seizu
先日、ばらばらにしていた滝星図(6.5等 A3サイズ)を百均で購入したA3クリアーファイルに整理した。 汚れたり、破れたりする度に気兼ねなくプリントして書き込みし放題なので非常に重宝している。 縮尺が程良く、広範囲なのもとても使い良い。 今回、クリアーファイルに収めたので今後は長持ちするようになるだろう。 ぞんざいな扱いを長いことして滝さん御免なさい。でも、有効に使わせて貰ってます。

何故か星図を見ていると星見がしたくなるもので、窓か玄関先からでも望遠鏡を出してみようかなと思えてくる。  


この意欲は?? でも風強し

2014年04月01日 18時45分25秒 | 天文ネタ

201441penex
昨夜は素晴らしい星空であり、早めに星見に行こうと張り切っていたのだが、韓流ドラマ「夢見るサムセン」の録画3回分を観てからになり、家を出たのは23時30分頃、そして、久し振りに使うミザールEXは望遠鏡小屋の最も奥にあって、その出し辛いこと・・・。鏡筒のペンタックス105SDHFも一昨年の9月が最後の出番であったので、此方も久し振りで一寸奥まった場所・・・。 意外にセッティングに時間が掛り観望開始は日を跨いで24時10分となっていた。 これで、今月最初の星見となった。 これだけ手間取って此れだけ遅い時刻から始めるのは6~7年振りのことだろう。 これも五十肩が随分と良くなり痛みが殆ど出ていないからだと思う。(でも、何時痛みが出てこないかとドキドキはしている)

先ず、今季初の土星を観るが先ず先ずに見えるのだが風が強くて終始ブルブルと像が揺れる。(最外周部分にやっとカッシニー空隙が確認できる程度) それでも、久し振りに観る土星は素晴らしく楽しい。 次は火星だが、此方は意外にシャープに見えるが、鈍り鈍った私の眼には薄ら模様が分る程度。 西に傾いた木星はブヨブヨ状態。 やっぱり私には重星だと云うことで、前回見たおとめ座γ星ポリマへと向ける。その頃は風はゴーゴーとすごい音を立て、オマケにロングフードを装着しているのでその影響は甚だしいもの。それでも、先日より見え方は良い。直ぐ傍らのθ星も観る(光度差の有る重星)次はしし座γ星、ふたご座α星(振動で共に本来の美しさの半分程度の見え方)、美しいかに座のι星、同じ星座内のζ星も観る。(私のお気に入りブログ星空日記コリメート風の最近の記事に触発されて)これも振動が酷く、2星のみ確認。(10センチでは良い条件で3個確認出来る)、次は白鳥座のβ星アルビレオこと座WWスターを珍しく観る。(この有名な重星だが、私は滅多に観ることはない)これ等もあまり綺麗には観ることが出来なかった。最後はお決まりの牛飼い座ε星プルケリマを観てお開きとする。(これも綺麗な見え方ではないが、先日よりは上の見え方)丁度1時間の観望時間。厳冬期さながらのいでたちであったので、暑くて頭からは湯気が上がり通しであった。 

ペンタックス105鏡筒にはリアコンRC1.4×装着で1000ミリ相当の焦点距離にアイピースは何時もの常用であるニコンNAV57ペンタックスXW10での観望。風こと非常に強かったが、星空は非常に綺麗で満足感はあった。