春作業は始まって夜は相当に疲れているのだが、空は晴夜が結構あり、一回一時間程度の星見だが前回の更新より数回の星見をしている。 もうすっかり春の星座が揃ってきており、夏の星座も東の空から昇ってきている。 先ずは東の空の画像
牛飼い座、おとめ座、てんびん座、へび座、へびつかい座、冠座にヘルクレス座、そして、山の端少し上にはさそり座と火星が。 一方西空は
ぎょしゃ座、ふたご座、かに座、仔犬座で、オリオン座やおうし座、一角獣座などは山の下となり、天頂付近はしし座、うみへび座の星々が見えている。 ところで、この画像はリサイズ以外は一切弄っていないのだが、コントラストがキツイ画像である。 最近手にしたカメラで撮ったものだが、中古品なので前オーナーのカスタム設定なのだろうか、それともこうした標準設定なのだろうか?
この2枚は昨夜のものだが、この夜は日中雨が降っていた所為か潤んだ様な空で夜露も非常に多かった。PODにしてから中の望遠鏡に露が付いたのはこの夜が初めての様な気がする。それでも、星見に支障が出るようなモノではないが。 ここ最近の星見は対象が略毎回決まっており、牛飼い座のε星、おとめ座のγ星、しし座γ座、ふたご座α星、りょうけん座α星と余りにメジャーな重星と木星及び月面であった。 正直、シンチレーションが良くないので他の対象に向ける気がしない。それでも、木星は大赤斑が綺麗に観えた日が半分は有り(昨夜は余り良い見え方ではなかった)流石、屈折鏡は強いなと感じる。
このところ、お気に入りのアイピースはペンタックスのXW3.5mmでこの短焦点ながら実に破綻の無い像を見せてくれる。 西村鏡を使っている間は全く出番が無かったが(倍率が高くなりすぎるので)TOA130に換えてからは略70パーセントの占有率である。 他の鏡筒でも使ってみないと何とも言えないが、とにかく今の私には最高のお気に入りである。 尚、昨夜は何時もの重星以外にふたご座38番星と偶に見るぎょしゃ座θ星を観る。このθ星が先ず先ずに分離して見えたのでそれ程に悪い空では無かったのかも知れないが木星は全然ダメだった。 さて、今晩も天気が良いので、これから星見に出掛けるとするか。と云うことで今月の更新は終了。