晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

叶ったぞ、今年最後の星見

2017年12月31日 22時28分53秒 | 天文ネタ

大体、此れまでのパターンで、天気が悪くて星見が出来ないなぞと愚痴をこぼすと晴れるものだ。 昨夜が当にそうであった。 夕方位から晴れ始め、次第に全天に拡がっていったようで、星見を始めた23時頃には略快晴の状態(南天低く雲が有った)

開始当初はタカハシ13㎝ニュートンで星見をしたのだが、シンチレーションが悪くてオリオン座の重星や月も全く駄目、これでは、時間を経てもロクな見え方は期待出来ないと思い、少しでもマシな中身の星見にすべくFC76+EM-10の組み合わせもセットする。どちらもシンチレーションには勝てず、何時もの綺麗な星像を見せてくれなかったが、日を跨ぐ頃より徐々にマシな星像を観ることが出来るようになった。 因みに星見をするのは9月中旬以来である。 あの頃は此れ等の鏡筒は素晴らしい観え味を提供してくれたが、やはり流石に夏場の気流とは段違いの悪さを実感した。 一時間位かかってやっとオリオン座リゲルの伴星を確認でき、やっと次の対象に移る気分となってミンタカアルニタクσ星トラペジウム月面と観るに至る。 このくらいシンチレーションが悪いと口径等の差はあまりないもので、アルニタクの見え方が13㎝の方が楽に観えた程度であった。 何れにせよ、100倍程度の倍率では少々の難物重星は分りずらいもので、150倍位からがハッキリとなり、重星はやはり他の対象とは違った適切な倍率があるようだ。 25時頃に終了したのだが、最後ににふたご座カストルを観て今年最後の星見とした。流石、重星の王者カストルはどちらの鏡筒も素晴らしい見え方で良い締め括りとなった。 望遠鏡を片付ける時は、鏡筒一面はバリバリに凍り付いていた。  観望写真はニコンDf20㎜レンズF5.6 ISO1600  露出4秒のもので、略、昨夜の記憶に近いものとなっている。 月夜で周りも可也明るいが、すぐ傍の防犯灯も点灯しているので尚のこと明るい。 しかし、昨年から今年に掛け、我が町では全ての街路灯をLEDにした所為もあり、以前と較べ空は暗くなり星も綺麗に見えるようになった。 このことは良い傾向である。 

さて、今年は春先など物凄いペースでの星見であったが、夏から一気に失速という状況になった。 しかし、これも天候の傾向がそうであったのだから仕方無い。 さて、何とか星見へのモチベーションもそれ程落ちることがなく今年一年過ごしたが、来年はどうであろうか?   

それでは、皆さん、今年一年有難うございました。 良い年をお迎えください。 


マジに今年の星見は無か?

2017年12月29日 18時56分23秒 | 天文ネタ

全国的に余り良い天気ではないようだが、(太平洋側は別だが)当地では太陽の顏を観ることも無い日々が続いている。 明日あたりは陽が射すようだと予報では云っていたが、最近では当ることが無い。 しかし、9月の台風上陸の際にPOD内より避難させていたミューロン180設置した。 前にも書いたがPODの中は当に光の中にいるようである。(因みに外は薄暗いのだが)

久し振りに架台に載せると何か見たくなるのだが、外は今も雪が引っ切り無しに降っている。 当地は雪国なのだが、降雪量はそれ程でもなく、只に風が強く吹き付け、雪面でありながら所々土が露出している。  気温はここ何日も氷点下の状態で築四十年を経過した安普請の我が家は氷室状態で、我が家のちゃ平次は愛用の毛玉だらけの毛布に包まってつまらぬことを考えているようだ。(悪戯だが)その顔を掲載しておこう。

さて、今年も後二日、興味は無いが鏡筒を通して太陽でも見たいものだ。 少しだけ天気予報に期待しよう。

 

 


綿帽子

2017年12月16日 11時39分46秒 | 天文ネタ

前回の更新から丁度2か月。 今朝は30㎝位の積雪が有りskyshedPODは綺麗に綿帽子を被っていた。 天気は例年に無いほどの悪天続きで、星空などは一月半程見たことが無い。

PODの中は、9月の台風到来時に鏡筒等は安全な場所に避難したままで、タカハシJP架台のみが鎮座している。 長期予報を見ても雪マークばかりなので今年の星見はないかも・・・。

コイツは何時もの如くストーブの前で、小汚いお気に入りの布団で腹を出して寝ている。 私も、コイツに倣って寝て過ごすか・・・(^^;