晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

今年の星見始め

2016年02月13日 21時26分09秒 | 天文ネタ

建国記念の日(11日)は昼間から良い天気が続き、PODの上に載っている雪を綺麗に払って夜に備えた。 さて、夜8時より開始となったが、雲が意外と多く雲間を衝いての観望となる。 PODのシェードを解放して直ぐに観望に掛かるのだから余り良い像は望めないが、オリオン座β星、ζ星、η星、一角獣座β星、双子座α星、38番星、獅子座γ星、そして大犬座α星と先ずは冬空の代表的な重星を鑑賞して廻る。シリウスは滅多に無いほどの綺麗な像を見せてくれたが分離等は無理であった。 仮に分離が出来ていようとも、現在、私の眼は乱視が酷くて厳しい重星は全く駄目なのである。 そんな眼になってしまっているので、当夜の画像でわかる様に、POD内も直ぐ近くの小屋や街路灯も照明は点けっぱなしでの観望である。(如何でもよくなっているのかも・・・)

尚、POD内の照明色はピンク色と来たもんだ。(^^;  重星の次は大分高度を上げて来た木星を見る。 大赤斑が見えていたが、相変わらず淡いと感じた。(今シーズン初木星)この日の機材は西村製20㎝F9ニュートン鏡だが、高倍率は無理で200倍が限界の空。 アイピースはペンタックスXL14,XW10,が殆どであった。 久し振りの木星を目にしたが、本当に眩しいと感じる(乱視も手伝っているのだろう) 午後10時10分に終了したが、この夜は気温も高めで身体は随分と楽であった。 次回は鏡筒をTOA130に入れ替えてみようかと思っている。 と云うことで平成28年の星見はスタートを切った。


幻日・・・

2016年02月08日 21時21分29秒 | つぶやき

今年になって初めての晴れの天気が今日やって来た。 天気は下り坂で夜の星見は一寸期待出来なかったが、さりとて興味の無い太陽面を観る気にもなれず、夜の好天に淡い期待を込めながらPOD等に付着している雪や氷を取り除いて準備だけはしていた。 日暮れ近くになって西空を見ると幻日が出ている。 この現象は良く目にするのだが、両側に出ているのは意外に少ない。 依ってカメラでパチリ。

この幻日の画像から推測出来るように、夜、身支度を整えて玄関の戸を開けて外に出たが、全天薄雲が覆っており、強めの風も吹いていたので直ぐに家に戻る。こんなことなら昼間に太陽でも観ればよかったかなと思ったりもした。 この冬は、ここ最近の年(平成18年以降)と較べて雪の量は少ないが、晴の天気が非常に少ない傾向である。 平成18年以前迄の当地の冬の傾向に戻った感じである。 ※ 最近の冬では積雪量が多く、晴天日も多めだが、以前の冬ではこの逆パターンとなっている。 稲作等の豊凶を占う場合は最近のパターンの方が良い。

さて、昨年の暮れ辺りから、ネット(オークションやネット販売店)に私の興味を擽る出品物がチョイチョイと出てくる。 如何いうものかと云えば、老舗の望遠鏡メーカーのニュートン鏡などである。 以前の私なら間違いなく参戦していたのだが、流石にここ最近では試し入札すらしなくなった。 望遠鏡への興味が失せた訳では決して無いが、手に入れても使わないと云うことがハッキリと判る様になったからだろう。還暦を迎えるような年齢になって悟る?のだから一寸情けない話ではある。 来年は私も還暦である。断捨離よろしく色々な整理(趣味等)も考えている。 先ずは不要なものを手に入れないことを肝に銘じる次第。 ところで、待望の星見始めはいつのことだろう。