晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

ペルセ群だったのか・・・

2020年08月13日 22時24分18秒 | 天文ネタ

昨夜の22時頃、妻が家前の防犯灯が消灯しているので、調べてくれと云うので点検に外に出ると、眼に星空が飛び込んで来た。点検を終え(結局、直らない)序に星見でもしようと22時30分より先日、手に入れた12㎝ニュートン鏡二軸モーター仕様であったビクセンGP赤道儀一軸モーター仕様(コントローラーはヤフオクでの社外品)に変更し、私の使用条件では長過ぎたAL150三脚を120位に短脚化したので、其れ等の調子も知りたく少々眠かったが敢行した。 

設置準備中より、随分と流れ星が飛び交うなと感じながら空を気にしていたが、大きな火球に近いものも4~5個も確認し、今日は何か有ったかなと少々気にはなったが、数年に一度有るか無いかの悪シーイングで、これ程酷い観え方は記念に為るかなと暢気に星見を続けていた。 途中で、鏡筒を屈折のタカハシFC76に換えて続行していたが、悪いものは悪く50倍が破綻しない見え方と云った酷い状態であった。

そんな見え方なので、木星土星火星、それと重星のヘルクレス座αは分離出来ず(こんなことは初めてである)アンドロメダ座γ星アルマクおおぐま座ミザールを観るに止まる。

何時もの観望写真だが、画像右上に見えるか見えないかの瀬戸際状態で流れ星が写っている。(画像処理すれば判りやすいのだが・・)画像正面の明るい星は火星である。

結局、小一時間程、先に記した星を観ていたが、大方、賑やかに流れる流星を見ていた時間が多かった。 尚、器材の塩梅は架台は文句無しに使いやすくなっており、もう以前の状態には戻る気はしない。このGP赤道儀は観望のみで使うにはバランス等も含めて赤緯モーターは不要、そして、コントローラー(モバイルバッテリー仕様)は純正より数段使い易く、AP赤道儀と遜色ない程の手軽さを備えたので今後の出番は増えそうだ。 鏡筒の方だが、やはりニュートン鏡は確りとした鏡筒回転装置でも備えていない限り、赤道儀で使うには億劫で仕方がない。と云うことで、今後はニュートン鏡の出番は激減するだろう。(今の私には手軽に扱える、鏡筒の後ろから見る形式のものでなければ駄目みたい・・・)

尚、昨夜がペルセウス座流星群の極大日で有ったのを知ったのは、今朝、娘から聞かされたのである・・・


久し振りに黒点を観た それとネコ

2020年08月09日 20時26分10秒 | 天文ネタ

若干、ネオワイズショックに罹っていたようで、地味な対象である重星に対しモチベーションが低下しており、好天日を幾夜もスルーしていた。 ネットを巡回していると黒点の画像が出ていたので、フッとやる気が出てきた。前日は台風4号から変わった温帯低気圧に水稲をヨレヨレにされたが何とか倒伏は免れたので、安堵の気持ちも働いたのだろう。 8日午後、先ずはミザール製K型経緯台FC50モドキ及びビクセンA62SSにアストロソーラーシートを装着して太陽に向けたのだが、今一パッとせず、今の時代サングラスでの観察は御法度なのだろうが、5㎝アストロ T3で観察をしてみた。ソーラーシートも相当前のものでクタビれていたのだろうが、歴然たる差でクッキリシャープな像で久しぶりの黒点を観ることが出来た。

この日は気を良くして夕方にもアストロ T3にて木星を観るが、表面の縞模様も太く2本観えてよく観ると微細な模様も捉えれる感じで可成りのレベルでの観え方であった。続いて土星にも向けるが、輪の濃淡が判り、もっと確りと観察したのならカッシーニを認めることが出来たのでは?と思うほどであった。 只、面積体である対象にはとんと興味は薄く、何処までも点光源の恒星へと鏡筒を向けて、アークトゥルスアンタレスの像に魅入っていたので、じっくりの観察はもとより無理である。 

使用アイピース 黒点にはメーカー不明HM12.5mm+サングラス 夕刻時使用はペンタックスO6㎜で共に24.5mmサイズ。 観望時間 昼 10分程  夕 30分程  夜は寝た。

二~三日続いた曇天がこの日は陽射しが一日を通して有り、夏でもストーブの傍から離れないちゃ平次も窓からの陽光を浴びている様子だが、お手てが可愛いかったのでオマケで掲載。

でも、貌は一寸こわいかも。 早いもので、あともう少しで満6歳の誕生日。現在10キロ近い体重・・・