晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

最近の常用アイピース達

2008年02月10日 14時46分31秒 | 天文ネタ

08210ep 此処最近は天候も悪く、又、雑用に追われる日々の所為か、パソコンとも疎遠の関係・・・ 気付くと今月に入ってから一度も更新していないことに・・・(^^; 星見に関しては3日の夜に土星火星に幾つかの南天の重星を2時間ほど観望しましたが、湿気の所為か重苦しい程の寒さ(骨髄に凍みる)にて集中度がイマイチでした。 日中には陽が射すことが多くなり春の訪れが近いのを感じますが、夜は相変わらずの曇天続きです。 今日は一寸暇が出来たので望遠鏡小屋にてアイピースの清掃を行いました。 今回は其れをネタに(^^;   掲載画像は此処一年程、常に観望のお供としているアイピース達です。以前はツァイスサイズも多用しておりましたが、この処は殆どアメリカンサイズに替わってしまいました。理由は別に有りませんが、アイピースケースが持ち出しやすい処に有ると云うだけです(^^;  それでは、右から順に紹介を・・・(評価では有りません) TMBsm4㎜ですが、これは反射にも屈折にもよく使いますが狭視界(約30度)と云う特徴を持ってますがヌケが良く文句無しの見え味で、高倍率観望には絶対外せない一本です。しかし、次のTMBsm6㎜ですが、同シリーズで有りながら何としてもパッとした見え方をせず、一時は処分しようと思っておりましたが、昨年秋にタカハシTOA130を購入してからは一変! 他の鏡筒との組み合わせでは濁ったような感じの像であったのが、ベールが一気に外されたようにスカッとして美しい像を見せるように為りました。それ以来、TOAを使う時は決して外しません。(足さず引かずの素晴らしい星像です) 次のペンタックスXO5㎜2.5㎜ですが、焦点距離の関係で2.5㎜の出番は少ないですが、共に星像を絞り込む(締める)ような感じのカチッとした見え方で鏡筒を選ぶことは有りません。常用アイピースの中で最も多用する超お気に入りです。 

0823pen65 次もペンタですが、XWシリーズ10㎜です。このアイピースを入手する前はXL14㎜が常用でしたが、見掛け視界も5度程広角となったXW10㎜を使うと全く出番が無くなってしまいました。周辺部の星像もシャープさも勝っております。因みにこのアイピースは導入用が主な用途です。導入用としてのアイピースとして次のナグラーズーム3~6㎜もそう云った使い方も多いです。このアイピースは実に優等生で鏡筒を選ぶ事無くどの焦点域でも第一級の見え方で超お買い得アイピースだと思っております。下手に色々な短焦点アイピースを購入するのであれば、多少高くてもこのアイピースを購入する方が間違いは無いでしょう。 最後(左端)のアイピースですが、これはフィールドスコープ用のアイピースでペンタXF12㎜です。見掛け視界は60度程のもので、覗き易く又、星像も確りとしております。(個人的にXL14㎜より星像は上)目の位置を変えてもブラックアウトはしません。お値段も安く性能も良いのでお得なアイピースです。但し、バレル等はプラ?ですが・・・ 以上、私のアイピースの紹介と感想を述べましたが、光学系の違いや気象条件その他諸々の影響等も考えられますので、ヘタレ目の戯言とお聞き流し下さい(^^; 因みにアイピースの傾向からも判るように、短焦点に偏っております。これは私の星見対象が月、惑星、重星に限られているからに他ならないと云う事です。ディープスカイ等は年に一度、小樽星の会キャンプ観測会で満喫しております。しかも、他人の用意した機材で(^^;下の画像は3日夜ペンタ65(アポ)での観望風景で、恐ろしく寒かったです。