晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

漸く春の陽射しが

2013年03月31日 22時58分00秒 | 野鳥

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ついに三月も末日。何でも良いから更新しなくちゃ云うことで、先ずはこの画像。

昨日あたりからやっと春の陽光が差すようになり、ぶらりと港のフェリー乗り場へ鳥見へ行った。 今年になって鳥見は二回目と云う少なささで、これも今冬が如何に悪天(毎日のように吹雪)であったかということである。 さて双眼鏡で見渡すとクロガモ多数とウミアイサ数羽にミミカイツブリ一羽、それにカモメ類多数が居た。 別に珍しい鳥ではないが、クロガモの雄の傍にミミカイツブリが寄って行き、仲良く泳いでいたので積みっぱなしにしているニコンD7000+AF80-400にて数コマ撮った中の一枚。 逆光気味であるがクロガモ♂の特徴である嘴基部の黄色やミミカイツブリの目の赤さは何とか判るだろうか・・・。


間に合うのか?

2013年03月08日 00時14分19秒 | つぶやき

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先日(5日)雛人形を片付けたのだが、当然の如く私一人で行った。しかし、飾り付けの際には、妻と娘達が何としても手伝うと云うので、道具類のみ飾る(触ること)ことを許した(^^; 

何故に此処まで私が神経質気味に触れさせないかと云えば、我が家の女子は揃って筋金入りの不器用者で、ましてや薄手袋(素手で触れないようにしている)を着けての作業なので絶対に無理なのである。 

片付ける際には人形やお道具もチェックするのだが、案の定、素手で触ったお道具類には皮脂痕が残っており、それらはレンズ清掃よろしく丁寧に拭き取って片付けた。(こうしないとカビやシミの元となる) こんなにも大切にしているが、既に人形の衣装やお道具類にカビを発生させている。(保管方法と場所の問題) 

さて、今回の画像の(小鼓)を持った人形だが、並びでは五人囃子の丁度中央に位置する。 五人囃子は元服前の武士などの童子で髪は結っておらず、可愛い頭に烏帽子を被っている。 何故、この画像かと云えば、毎度片付け前に1~2コマ写真を撮るのだが、その中の一枚というのが理由・・・(^^;    ※全体画像からのトリミングでピンも甘く、人形の顔も白飛びしているがネタ元なので(^^;

何が本来かは別として、内裏雛(親王雛)官女(三人官女)、随臣(左右大臣)は京都形式で五人囃子は江戸形式(生まれ)とのこと、仕丁(衛士)は持ち物が京都形式(京雛)と江戸形式(関東雛)で違うが、これも江戸形式(生まれ)ではないかと思う。 因みに、仕丁の雛人形としての人気はかなり低い(怒、泣、笑の表情で私は好きだが、世間一般では華やかさに欠けるとの理由らしい)。当然だが、親王雛、三人官女、五人囃子これらの人気は揺るぎ無いとのこと。

さて、雛祭りも終わり、愈々春なのだが、今年の積雪量は途轍もなく多く、今後の農作業を考えると間に合うのか?と云う心境である。(当地だけではないが・・・)  ただただ順調に融雪が進むことを願うばかりである。  

 

 


準備万端

2013年03月03日 15時56分46秒 | 天文ネタ

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もう二週間も前のことだが、2月上旬に通電不良で修理へ出していたタカハシEM-2s架台が帰ってきた。 ひび割れが酷かったバッテリーケースも新品に換えてもらった。 安く上げるには代替品でも良いのだが、数百円程度の僅かな価格差でしかないので純正品とした。 尚、修理はハンドコントローラーのジャックと本体側の電源ジャックに問題有り(破損等)であった。 

実際の空に向けての確認はしていないが、家の中で十数分間動かしてみたが、何ら問題ない感じである。 以前にもブログに記したことがあるが、タカハシの修理はいつもキッチリとした仕事をしてくれるので全幅の信頼をしている。 修理依頼は今回もスターベース東京店経由。 因みに入院期間は2週間程度で修理料金(返送料及びバッテリーケース含む)は約一万円。これで又暫く安心して楽しむことが出来ることだろう。   

同クラスの架台は何台か持っているが、このEM-2sは手軽さの面では間違いなくトップだろう。又、この前身モデルであるEM-1を以前随分と愛用もしていた。先ず追尾精度も高く乾電池4本の軽快な電源部と搭載重量も充分でとても気に入っていたのである。しかし撮影が主になってくると直焦撮影等に、二軸モーターと云うことで依り使い良いEM-10架台が欲しくなり、その購入資金として売却してしまった経緯がある。 その後、眼視観望専門になると、手軽で頑強であったEM-1が忘れられず、より使い良くなった後継機EM-2を探すこと幾星霜・・・(^^; 目出度く昨年に最終モデルのEM-2sを手に入れることが出来たのだ。 手にした時から本体の電源ジャック等に問題を抱えていたが、私の未熟な応急処理でやり過ごしていた。 しかし、折角の良い架台であるので、完全な状態で使いたく修理に出したのである。 EM-1からの改良点は、極望が時角計算の要らない星座早見方式(EM-200タイプ)であること、そして、赤経軸はクラッチ内臓でハーフクラッチ状態での使用が可能。 この二点が素晴らしく良い改良点である。その他は、電源スイッチが本体側からハンドコントロール側に変更と為っている。(個人的には本体側の方が使い良いと思っているが・・・スイッチの形状にもよるが突起部等となるため運搬時等での事故を考慮すればこの方式が良いのだろう)

私程度の者が云うのもなんだが、タカハシにはこうしたオーソドックスな架台の提供を願いたく思っている。 同サイズ乃至一回り小さなサイズの架台で、極望照明内臓、電源スイッチは本体側(EM-1方式)としたタイプを9~14万円程度でお願い出来ないものかと思っている。 20数万円台の多機能架台よりも単機能でもオーソドックスな架台の方が需要が有るように思えるのは私だけだろうか・・・。 

さて、このEM-2sが戻ってきた2~3日前にはニコンサービスから光軸調整及びカビ除去に出していた双眼鏡(10×42SE.8×30EⅡ)2台(修理代は2台で約2万7千円)が新品と見紛うばかりのレンズ状態になって戻ってきた。 さあ、準備は万端である! しかし、外は毎日毎日の吹雪である(^^;