晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

遂に念願の!

2010年02月18日 09時13分32秒 | つぶやき

1026d700 タイトルの「遂に念願の!」は、画像を見てお分かりのようにフルサイズイメージセンサー搭載機ニコンD700を購入したのだ。 2008年の夏に発売されてからず~っと気になっていたモノ。 カメラではニコンとの付き合いは40年にもなり、ニコンFを皮切りに20台超の銀塩ボディーを使ってきた。しかし、デジタルに移行してからはニコンD1が予算オーバーで買えず、レンズ資産の活用から互換ボディーのフジS1 ProS2 Proを使うようになった。 フジの両機共、写りも良く気に入ってはいたのだが、長年35㎜フォーマットに馴染んだ自分にはどうしてもAPS-Cの画角にだけは慣れる事が出来ず、次第に被写体を覗く楽しさも失せてしまった。(ファインダーの出来具合にも相当影響されたようだ) 撮影は殆ど止めてしまったが、35㎜フォーマット(フルサイズ)への回帰の思いは高まる一方。 そうこうしている内に、他社ではフルサイズ機が発表される、しかし、ニコンからは出て来ない。(正直云って、ライバル社にはグングン引き離され、発表される製品からもやる気を感じられなかった) ところが2007年、遂に待望のフルサイズイメージセンサー搭載ボディーD3の登場、そして暫く?間を置いてミドルレンジ機D700が発売となった。 遂にニコンが本気モードになったのだ。 これはもう買うしかない!まさに待ちに待ったスペック!画素ピッチが大きく超高感度で低画素!?(充分な画素数・・・個人的には八百~一千万画素で充分と思っているのと、パソコンでのハンドリングが楽) しかし欲しいが銭は無いし、撮影も殆どしなくなってしまったのに購入しても・・・と半ば諦めかけていたのだが、D700の後継機が節分頃に発表されるとの噂を聞き(私には不要な高画素化と動画機能を搭載?)販売中止にならない今のうちに購入と云うことでポチッ(^^; ・・・未だに発表しないので夏頃だろうか?

購入してから2週間程経ち、天候も悪く撮影(300コマ程度)は余り出来ていないのだが、文句なし!である。ファインダーを覗いた時の広大な視野!そして、金属ボディーと質感も良くて云う事無し! 久し振りに道具=相棒と云った感覚を抱かせてくれた。(ニコンボディーではFF4、そしてこのD700が感じさせてくれた)超高感度が謳い文句であるが、これは想像以上で(目で見えるものならノンストロボにて手持ちで確実に写し撮る)と云った感じで、撮影画像を初めて観た時は暫く呆然とした。天体写真はもう止めているが、星景写真だけは撮ってみたくなった。(目で見た印象通りに撮れるような気がする) 

色々な機能満載機だが、自分には使わない機能も多く又、使いこなす技能も持ち合わせていないが、期待と撮る喜びを持たせてくれる久し振りのカメラとの出会いであった。  ※それと、2007年のD3発表から本気モードになったニコンの豹変振りと底力と云うか技術の凄さに脱帽(^^)