昨日、昼間に太陽を久し振りに見てみた。黒点が横並びにずら~と・・・。最近の太陽は賑やかなので観望も結構楽しい。画像は昨日の黒点の様子である。 但し、シーイングが悪く細かいところは見ることが出来なかった。(ペンタ75SDHF+F2経緯台 ビクセンLVズーム 天頂プリズム使用)
さて、昼間の太陽観望の姿が今年の初めを飾ったように、実際に星見の再開は昼間の観望からであった。 星見から離れた理由は仕事や精神的なものを別にすると、星見場所が大いに関係ある。先ず、昨年の春に、家の敷地内全てに分厚く砂利を敷き詰めたこと、よってそれによる機材設置時の具合の悪さ(ザクザクしている)しかし、これは工夫次第で何とでもなるが・・(工夫する気力も失せていた)。 そしてこれが一番の理由だが、羆の出没である。 此処何年か前から、秋口になると頻繁に羆の目撃情報が我が家の付近ではある。(その他、エゾシカなども急激に増えており、田圃の中を走り回っている姿をよく目撃する) 羆以外は何とかなるが、羆だけは怖ろしい。一度怖気てしまうと星見に集中等全く出来なくなるもので、急速に星見への気力も失せていった。 現在も朝起きると、家の周りに色々な動物の足跡が夥しく残っていることが度々ある。(殆んど、エゾシカにキツネやタヌキだが、番犬として睨みを利かせていたアンディが居なくなったのも大いに関係するだろう) 趣味のことに蛮勇を奮うのも如何かと思うが、怖気も困ったものである。(特に私の性格は人一倍用心深い) 対策として柵の設えや観測所を建てようかとも思ったが、別の色々な理由で気力そのものも失せズルズルと・・・。
しかし、前々回にも書いているが、カートン製6㎝屈赤との出会い等で、星見へのやる気も徐々に回復し始め、羆への恐怖対策として星見環境こそグッと劣るが住宅玄関先での星見へと変えた。そして、より軽快なスタイルを求め赤道儀搭載からF2経緯台やカメラ雲台へと移行。但し、星見の内容は月や惑星のちょい見(30分以内)が殆んどで、星見の再開とは云っても、先行きはパッとしない感じだが、先ずは、このスタイルで暫く持ち堪えれるだろう。