晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

前回の記事 (ニコンアイピースについて)

2010年01月27日 17時27分29秒 | 天文ネタ

今年は新年の挨拶はご遠慮と云うことで怠慢生活三昧。(^^; 結局、200回更新を年内にと思っていたのが年越しと為ってしまった。と云うことで、この記事が投稿数200である。 

今年になってからは、冬休み中の子供たちの相手や七日毎の法要等で、全くといって良いほどパソコンに向かっていない。 先日、父の四十九日を終え、子供たちも先週から新学期。 家の中にもやっと静穏が訪れ、昨日から久し振りに我がブログやお気に入りのサイトを巡回(^^;   ※(以前に書いたが、私の部屋は子供たちに奪われ、現在、私の自由になる部屋は無く、茶の間にてパソコンを開いている)

そこで、ふとブログの管理画面をみると昨年12月30日にコメントが寄せられていた。 前回の(早速・・・)に対してメーカーの方からのものである。 現在、私はコメントを受け付けていないので、コメント欄を設けていた頃の記事に宛ててであった。御不便をお掛けし大変申し訳ない限りである。

前回、私がニコンNEWアイピース「NAV-SW」に付いて外観及び各部の造り等を、些か思慮に欠ける感想を述べたのだが、それに対してのコメントで、ここに全文を掲載する。

〇〇〇〇様からのコメント

はじめまして。ニコンNAV-5SW,7SWをお買い求めいただいてありがとうございます。
「早速・・・」にコメントしたかったのですが、停止されているようなのでこちらに付けさせていただきます。諸事情により個人的にコメントさし上げます。
P社との比較で安っぽさを感じさせてしまう件、すみません。ですが当方も眼鏡使用者で、考えをお伝えしておきたく、お邪魔しております。

まず、遮光フードの外れやすさですが、当初は固定式を考えておりましたが、利便性を考え着脱式にした時点で、問題はここを持ち上げられた場合の危険性でした。外れる以上、高所からの落下がありえます。そこで持ち上げられないくらいに緩くしました。もとより天体の場合目を接触させないで使うので使用上は問題ないと考えてのことです。

次に、目当ての動きですが、当方も他社製品を使用して、低温時のトルク増により視準がずれる、回転に時間がかかるといった経験をしました。ここは出来るだけ軽く回る方が実用上良好との考えです。もちろん高級感も大事だと考えます。今回は固体潤滑剤とねじがたを抑えることで、「コスト」もかけております。それが伝わらなくても実用的であればそれが一番との思いです。

5mmも7mmも高倍率アイピースとしても、広角アイピースとしても、力が入っています。末永く使ってやってください。

失礼しました。

〇〇〇〇様 コメント有難うございました。色々な状況での使用者の立場に於ける利便、実用性を考えられての製品とのこと、成る程!と納得出来ました。私のインプレにて誤解、疑問を抱かれた方も得心されたことと思います。本当に有難うございました。失礼とは存しますが此れを返信に代えさせていただきます。

私は既成観念と云うものを強く抱くタイプで、(・・・らしく)と云った見方でものの判断をする癖がある。殊にトップブランドのメーカー製品には依り強く抱いている。 此度、ニコンが満を持して発売したアイピースだが、実際での使用状況から得たアイデアが盛り込まれているなと直ぐに判るものだ。しかし、私がニコンに期待したものとは少し違っていた。 アイピースは商品としての性格上、製品寿命は何十年と云うように恐ろしく長い筈である。そうした長い年月に於いて、如何に初期性能、状態を保ち続けるかと云う点である。折角、使い手の身になって考案されたアイデアも材質や取り付け方法を見る限り機能的寿命が長いようには思えなかったのである。 この様な点を含め、先日のインプレではP社より質感等が劣ると記したのであって、実際には外観及び手触り造りに於いて些かもP社に劣るものではないことを訂正しておきます。 何事も完璧なニコンに対して、私の思い入れから出た辛口インプレでした(^^;

  ※追記  ブログ霞ヶ浦天体観測隊の09年12月27日にも私のコメント有り