晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

色々と久し振りであったが・・・

2018年03月26日 18時50分06秒 | 天文ネタ

昨夜は春霞で風の強い夜であったが、贅沢は言っておれないと久し振りのPODミューロン180での観望を22時頃より始める。 その前にピラー脚を10㎝程北側にシフトした為、極軸調整を行ってから星見を開始する。 予想通りシーイングは悪く10段階で3くらいと思う。 そんな状態であるから月面はサラッと見て済ませ、月の傍にあるカストルを入れる。 分離はしているが全く楽しい見え方ではない。それでも、カストルがこの程度見え方であるなら、今宵は駄目だろうと決断する。(星像は膨らんだり縮んだりの繰り返し) 試に牛飼い座プルケリマを入れてみたが星像の収縮を繰り返す中、少々粘ったがどうしても分離は出来なかった。 次におとめ座ポリマも入れてみたが、此方も長く伸びた状態で分離は出来ていないが重星であることは判るといったところ。 最後に南東天より昇って来た木星を入れるが、赤茶けたぼわーっとした姿と衛星が薄らと観えただけ。 久し振りであったので、先ず先ず楽しかったのだが、正直寝てた方が良かったような気がする。 恒例の記念写真を撮ったりしているので、正味30分程の観望であった。(22時~23時) 

この夜は風が強かったのだが、PODの中というのもあるのだがダウンジャケットの前は終始開けっ放しで非常に暖かな夜であった。 このお蔭で、物凄い勢いで融雪も進み、苗代等の雪をスノーブロワーで飛ばそうと業者にリースをお願いしていたが、一昨日に不要とのことでキャンセルをした。 尚、本日の午前中で稲ハウス内の雪は無くなった。 あれ程の積雪がこのように短期間で消えてゆくのは、就農してから40年程なるが記憶にない。(積雪1m50㎝が15日間で完全に消えた) 

今夜も晴れているが、昨夜と同様の空なので如何し様かと思案中。 (朝から農作業を頑張ったので疲れているということもある) 

 


予報では晴れだが、いつも曇りか雪・・・と言うことでボヤキを

2018年03月17日 20時38分24秒 | 天文ネタ

昨年の今頃は罰当たりなことに食傷気味とまで言いながらの毎夜の星見。 罰はゆっくりと一年越しで当てられたようで、さっぱりと良い天気が巡ってこない。 それでも、昼間は陽が照ることもあるので、雪融けはゆっくりだが進んでいる。 スカイシェッドPODの周りも地面が見え始め、三月初めの荒天時に用心して格納していたミューロン180CもJP架台に再搭載し、玄関先観望用(移動用)のEM-10 Temma2 JrにもFC-76TS-130載せて部屋の中で不具合は無いかのチェック。 ネタもないので、何時もの機材写真。

ところで、機材は可也の数を所有していたが、数年前から処分をし始め、今では赤道儀はこのEM-10Temma2 Jr160P(通称JP)の2台のみとなっており、終活及び断捨離は順調に進んでいる。 但し、鏡筒は未だ10本も保有しているので、これも早急に処分したいと思っている。 

西村製20㎝反射もサイズ的に負担を感じ、以前は墓場まで持っていくなどと云っていたが、それも如何かと思うので処分の方向を考えている。 それも、ミューロン180Cの観え味が素晴らしいのが理由のようで、取り回しも良く、小型赤道儀にも搭載出来るこの鏡筒は私にとってベスト鏡筒であるようだ。 その他、星見の満足感、充実感の面から今一と感じている10㎝以下の鏡筒も処分する予定。 一番難しいのはTOA130で、観え味は良いのだが、取り回しや手軽さの点で負担を感じるので、何れは・・・と考えている。 それもこれもミューロン180Cが実に良いからだ(^^

画像に有る、TS-130(口径13㎝ F7.7反射)だが、此れは昨年中古購入したものだが、正直不要の鏡筒であったと今になって後悔しているが、アスコのフォーク経緯台と両方に搭載して使う様にしているので、重量的にもそれ程の負担を感じないのでこれは置いておこうと思っている。 尚、観え味はベストの空では使っていないが、先ず先ずの観え味。 もう片方の画像にあるFC-76も何れはと思っているが、実にシャープな観え方で中々手放すことが出来ない。

こうしてみると、流石に望遠鏡大好き人間の私でも大きく重い機材は敬遠気味になったようだ。 尚、架台のEM-10Temma2 Jrだが、この架台はタカハシ架台の中で最も好きな架台。 これまで10数台の赤道儀を使って来たが、相性も有るのかも知れないが、これを超える使い易い架台は私には無い。先代のEM-10Bから使っているので、随分と長い付き合いだ。 以前、EM-100が一番のお気に入りだと書いたことがあるが、スタイルが好きだったというだけで、使い勝手は劣っていた。又、当時は可笑しなジジイの拘りのようなものがあって、いざという時は手動操作も出来る架台でなければならぬと思っていたからだろう。 今は使い易くて軽量なのが一番である。 と以上、曇天下でのボヤキ気味の機材ネタ(^^;   


春を寿ぐ

2018年03月03日 22時33分58秒 | つぶやき

今年の春は何処も遅いようだが、当地でも一月ほど遅れているような感じである。 春の農作業もそろそろと云うところまで来ているのだが、一向に融雪は進まず毎日の様に降雪が有ってこの先のことを考えると憂鬱になるが、それも自然のことなので仕方が無い・・・。  さて、今日は上巳の節句で、毎年拙ブログは雛人形関係の記事となっている。 ということで今年もこの話題。  昨年は随身(随臣)の老人(左大臣)の画像であったが、今年は若人(右大臣)の画像とした。 雛人形を構成する人形の中でも地味な存在なので不憫を感じ今回は主役とした。

春を寿ぎ、無病息災を願っての行事ということで、今後の好天を願いながら今月最初の更新とする。 天文の方は全くネタなし・・・