晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

最後の稲刈りを終え

2024年09月30日 17時59分33秒 | 野鳥
50年近く米作りをしていたが、それも先日26日の稲刈りで終了となった。正確には未だ米の出荷調整は終わっていないので未だ一寸先になるが、何れにせよ来月末には終わりである。昨日より、来年からコメ作りを引き継いでくれる方達が秋起こし等の来年からの準備に取り掛かっている。私はこれと云って何の感慨も沸かず、それ以上に次の新しい生活への準備等を考えなければならぬので、そんな思いに浸るどころではないだろうし、さっぱりしたと云うのが正直なところ。

近所の方々は米出荷の為の作業を、時間を惜しんで行っているが、私は稲刈りが終わると同時に鳥撮りに毎日出掛けている。いや、稲刈りの最中にも2回ほど短時間だが鳥撮りをしている。完全に米作りから気持ちは離れて、立つ鳥跡を濁さずと云うことわざがあるが、自分の場合は正反対の行動を取っている。先の生活(趣味生活)しか考えられないのだ。

昨日、羆がよく出没する鬱蒼と木が茂った公園へ鳥撮りに出掛けると、久し振りにシマエナガに会うことが出来た。鳥撮りの方々はお分かりのように、8月、9月は鳥の姿を見ることが少ない時期で、殆どぼうずの日々を送っていたが、このシマエナガを見たのは嬉しかった。 暗い林などで鳥撮りする場合はNIKON 500㎜ f5.6+Nikon Z8かα7R5で行くが、この日はNikon Z8を使用。

ここ最近はず~とEOS R8とRF800㎜ f11ばかりだったが、機材選定は場所によって適材適所としている。 このキャノンの組み合わせは使う程にコスパが優れていると感じる。もう数年もしたら、身体への負担を考えるとこれ一択になる様な気がする。セットで重量は2㎏程で、写り等も流石のキャノンで全く問題い。f11ということで暗いからと心配する方も居られると思うが、全く憂慮することはない、当にミラーレスの特性(ファインダー内で明るさを調整する)を存分に活用しており、800㎜と云う焦点距離は鳥撮りではこれ以上望むべくもないスペックである。(姉妹品の600㎜ f11の方は鳥撮りには一寸魅力がない)カメラボディのR8は過不足無し、予算的に余裕があるのならR6mk2が機能的に色々な使用状況では有利だろう。只、この絞り固定レンズや絞りを固定し、私のようにピントは中央のみ使用という方々はR8で必要十分である。 ここ数年、色々なメーカーの機種を使用して来た経験から、このEOS R8とRF800㎜ f11が最高のCP機だと断言すら出来る。割安なズームレンズ等を組み合わせる人達も居られるが、鳥撮りにはズーム機能が必要であろうか?、望遠端でしか使わないだろうし、ファインダーに対象を入れるのに便利という人もいるが、そんなのは練習していれば800㎜程度の画角は入れれるようになる。30万円位で留まりものならベストな野鳥撮影機材を手にすることが出来るのである。欠点はレンズ、カメラ共に質感、見た目、が全然素敵でない!依って、レンズには服、ボディには一寸したアクセサリーを着けることで・・・どうであろう

先ず先ずではないだろうか。

さて、先に述べてように米作りは終了で、自己紹介の文面も変更しなければと思っている。星見の方も完全撤退となり、SKY SHED PODは今後、犬小屋になるようで(土地、施設、住宅全てを引き継いでもらうので)捨てられるよりも活用されるので良かったと思っている。又、この地で過ごすのも数か月足らずなので、墓じまいやその他色々雑多なことが山積であまり暢気にもしていられないといったところ。でも一方ではわくわくもしている。