農作業全開期に突入で、星ともネットともご無沙汰の日々を過ごしており、ブログ更新もサッパリである。 今日は悪天の為、午後からは仕事休み。でも、疲れが溜まっている所為か寝てばかり・・・(^^; (ここのところ朝4時半から仕事開始で、夜は9時前に就寝と云う有様・・・加齢に依るところ大なり) 午睡から覚め数日振りに馴染みのサイト巡り。 其処で眼を惹いたのが(霞ヶ浦天体観測隊)かすてんさんの記事である。 拙ブログでも以前に(一冊の本)と云う事で取上げたことが有る鈴木壽壽子著 「星のふるさと」 誠文堂新光社に関することである。詳細は(霞ヶ浦天体観測隊)ブログ「カテゴリ-星のふるさと」をご覧頂きたい。 この本は、天文ファンならずとも万人にお薦めしたい素晴らしい本であるが、絶版となって久しく、切に再販を願うものである。(霞ヶ浦天体観測隊)でも、わたしへのコメントで復刊ドットコムの紹介をされているが、こちらでもアドレスを載せたい。http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=19756(御投票願います)
さて、掲載している画像は(星のふるさと)より転載したものだが、四十年程前の火星大接近時に6cm屈折にて鈴木壽壽子氏がスケッチしたものだ。初めて望遠鏡を手にして40日足らずの方が描かれたものとは到底思えないほどの詳細なスケッチである。此の凄いスケッチを生み出したものには、鈴木氏の生まれ持って備わった才能も有ると思うが、それ以上に実にユニークな方法を用いてのトレーニングから生まれた賜物と思う。(この方法に付いても霞ヶ浦天体観測隊を参照願いたい) 数年前より私も撮影専門から眼視に転換したのだが、観望を重ねる度に観察眼が徐々に備わってゆくのが実感出来るようになり、又、それが非常に励みと云うか楽しみとなった。こうなれば、もう撮影には戻れない。否、戻れないと云うよりも撮影等に費やす時間が惜しくなり、刻一刻と見え方が変る星々から一時も目を離すことが出来なくなったようなのだ。こうした執着というか取り憑かれたと云うような行為を続けることによって私の認識力と云うものは備わって来たのでは無いだろうか?と一寸思ったりもする。よく視力の良い人は云々との話が有るが、観察眼(認識力)は決して視力の良し悪しでは無い。例として鷲の目と云われ、鋭眼として名高いドーズ(1799~1868)が極度の近眼で有ったのは有名な話である。 私等はまだまだ眼視修行中の身であり、鈴木壽壽子氏を始め、ほかベテラン(眼視)の方々が培った能力や経験とは較べるべくも無く、偉そうに物言えるレベルでも無いが、眼視の凄さや魅力については、今後も発言して行きたいと思っている。 何か云わんとすることが散逸且つ妙な終わり方だが、今月最後の駆け込み更新と云うことで勘弁願いたい(^^; 暇が出来たら修正する予定