前回の記事でNikon Z800㎜ f 6.3の売却について書いたが、理由の中でピントがどうも甘いと述べたのだが、その後も其れまでに撮りためた画像を何度かチェックしたがやはり甘い。ネット検索してもその様なことは出てこないので、偶々、私の購入したものが(中古品)外れ品だったのかもしれない。又、私の使い方等による相性が悪かったのかも・・・。 只、今後の生活スタイルからもコンパクトな機材に変更する方が良いので、却って良かったのかもしれない。 と云うことで現在の使用レンズは以下の画像の通り。
Nikon AF-S 500㎜ f5.6 pf(556)とZ400㎜ f4.5の2本で行くことにし、性能が重複するのでどちらか1本にしたいのだが何方も気に入っているので中々難しい。556は描写が気に入っており、アダプターを介してSony機でも使っているが(略、Sony機用として使っている)jpeg撮って出しではNikon機との組み合わせよりも良いと感じている。又、Z400は軽いことが最高で少々重いZ8との組み合わせでも全然身体への負担が少なく軽快でその魅力は中々に捨て難い。出て来る絵に関しては、jpeg撮って出しでの感想は、野鳥の羽毛等の描写は余り好みじゃない、これはレンズとボディの総合的なものなので、何とも言えないが血の通ったものを撮るにはSony機(α7Ⅳやα7rⅤ+nikon556やFE200-600)との組み合わせの方が私は好きである。若しかして、Sonyの絵作り(jpeg)が私には合っているのかも知れない。これはCanon機でも感じていたが、Sonyが私は好みである。
ところで、野鳥撮影を2020年10月より再開したのだが、呆れたことにカメラボディは13台、野鳥用望遠レンズは18本も購入していたことに気付いた。但し、私の場合は取り替えるというスタイルなので、現在保有しているのは画像のレンズ3本(白いレンズはSony FE70-200 f4 Gハーフマクロ)と画像以外でNikon Z50㎜ f2.8マクロ,Sony FE24㎜ f2.8Gのみである。(一般撮影はスマホ) 下取り交換等を利用しているので、レンタル代と思って全然懲りていない自分がいる。
これ迄の野鳥記事で大体の機材での鳥撮り感想を述べているが、今でも取り替えなくても良かったのではと少々後悔している機材を述べたいと思う。
先ずボディではCanon eosR6mk2(これは使い易いし総合的性能が高かった)レンズではRF100-500 f4.5-7.1がスペックから予想するとパッとしないが、使ってみると解像もいいし、重量も軽くバランスが非常に良かった。偶に旧製品のEF100-400 f4.5-5.6を奨める記事もあるが、描写は良いが重量バランスが悪く、使っては超圧倒的にRF100-500が素晴しく寄り道などせずにこのレンズを使うべき。 描写だけでいえばSony FE200-600 f4.5-6.3もいい感じで好きであったが、これも先のEFレンズ同様に重量バランスが悪いので一寸・・・。
その他、これもCanonだがRF800 f11もあのスペックと形状から予想するのと違い、充分満足出来る描写で重量も軽いので最高。 焦点距離が800㎜ありクロップ等しなくともよいので、高画素機ではないeosR6mk2との組み合わせでシーンを選ばないので最高であった。eosR5も熱問題さえなければ良いボディであったし、α7Ⅳもバランスの良いボディで好印象として残っている。
意外にOM EM-1Xとzuiko300㎜ f4の組み合わせも効率よく今でも良いイメージを持っている。只、OMはEVFの見え味が今一で撮影していて余り楽しくなかった。それはSonyにも言えるがNikon、CanonのEVFと較べると見え味は平凡。只、出て来る絵は正直で、Nikon,Canonは一寸実際より綺麗に見えるのが良いのか悪いか・・・。
使用時期等の順がマチマチだが、早い時期に使用していたNikon AF-S 300㎜ f4 pf+テレコン1.7の組み合わせも非常に良い印象(軽快そのものであった)を持っている。 只、その後の全てのレンズでは、テレコン(1.4や2.0)併用したもので気に入った描写のものは皆無で、私の身辺からSony,Nikon,Canon OMの新旧のテレコンは全て一掃した。テレコン有と無しでの比較をすると画質の低下が耐えられないからである。(6~7枚のレンズが間に入るのだから当然だが)
最後の登場は、NikonのZ9だが、流石フラッグシップ機だけあり、各部の操作感覚等は質が高くZ8とは結構差がある。只、重量があり朝から晩まで持ち歩くのは厳しいと判断して惜しみながら手放した。 その他、APS-C、m4/3機等も複数台使用したが、多様な使い方の出来るフルフレームセンサー搭載機が絶対に後悔もしないしお奨めと思う。 そして現行の機材はSony a7r5とNikon Z8は何方も使いよく、自分の手のサイズからはSonyの方が具合よいが、こうしたものは使っている内に馴染んでくるのでレンズに対するような要求はしていないのと、私の場合2年前後で取り替えるので余りウエイトを置いていない。(下取り価格が余り下がらない内に取り替える)
今後の年金生活のことを思うと阿保な出費は控なければと心に銘ずるが、ボディだけは1台にしてでも更新することになるだろう。レンズは400㎜前後有れば充分なので、もう望遠レンズの更新は無い予定である。自分の撮り方は寄って来た鳥を選り好みせず撮るというスタイルなので300㎜でもトリミングで大丈夫かもしれない。 と云いながら、次の更新に新機材が有ったりして・・・(こりゃ病気だな)