晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

自分も乗り遅れじとC/2023 A3

2024年10月16日 18時38分57秒 | 天文ネタ
乗り遅れじと思ったが、しんがり組で紫金山・アトラス彗星の姿を今日の夕空でゲット。

SONY α7R5 FE24-50G F2.8 ISO 800 絞り開放 露出10秒 24㎜位置にて撮影し、トリミング 18h20m
これが、きっと私の天文関連では最後の記事になる様な気がする。しかし、月明かりの中、素晴しい彗星である。

最後の稲刈りを終え

2024年09月30日 17時59分33秒 | 野鳥
50年近く米作りをしていたが、それも先日26日の稲刈りで終了となった。正確には未だ米の出荷調整は終わっていないので未だ一寸先になるが、何れにせよ来月末には終わりである。昨日より、来年からコメ作りを引き継いでくれる方達が秋起こし等の来年からの準備に取り掛かっている。私はこれと云って何の感慨も沸かず、それ以上に次の新しい生活への準備等を考えなければならぬので、そんな思いに浸るどころではないだろうし、さっぱりしたと云うのが正直なところ。

近所の方々は米出荷の為の作業を、時間を惜しんで行っているが、私は稲刈りが終わると同時に鳥撮りに毎日出掛けている。いや、稲刈りの最中にも2回ほど短時間だが鳥撮りをしている。完全に米作りから気持ちは離れて、立つ鳥跡を濁さずと云うことわざがあるが、自分の場合は正反対の行動を取っている。先の生活(趣味生活)しか考えられないのだ。

昨日、羆がよく出没する鬱蒼と木が茂った公園へ鳥撮りに出掛けると、久し振りにシマエナガに会うことが出来た。鳥撮りの方々はお分かりのように、8月、9月は鳥の姿を見ることが少ない時期で、殆どぼうずの日々を送っていたが、このシマエナガを見たのは嬉しかった。 暗い林などで鳥撮りする場合はNIKON 500㎜ f5.6+Nikon Z8かα7R5で行くが、この日はNikon Z8を使用。

ここ最近はず~とEOS R8とRF800㎜ f11ばかりだったが、機材選定は場所によって適材適所としている。 このキャノンの組み合わせは使う程にコスパが優れていると感じる。もう数年もしたら、身体への負担を考えるとこれ一択になる様な気がする。セットで重量は2㎏程で、写り等も流石のキャノンで全く問題い。f11ということで暗いからと心配する方も居られると思うが、全く憂慮することはない、当にミラーレスの特性(ファインダー内で明るさを調整する)を存分に活用しており、800㎜と云う焦点距離は鳥撮りではこれ以上望むべくもないスペックである。(姉妹品の600㎜ f11の方は鳥撮りには一寸魅力がない)カメラボディのR8は過不足無し、予算的に余裕があるのならR6mk2が機能的に色々な使用状況では有利だろう。只、この絞り固定レンズや絞りを固定し、私のようにピントは中央のみ使用という方々はR8で必要十分である。 ここ数年、色々なメーカーの機種を使用して来た経験から、このEOS R8とRF800㎜ f11が最高のCP機だと断言すら出来る。割安なズームレンズ等を組み合わせる人達も居られるが、鳥撮りにはズーム機能が必要であろうか?、望遠端でしか使わないだろうし、ファインダーに対象を入れるのに便利という人もいるが、そんなのは練習していれば800㎜程度の画角は入れれるようになる。30万円位で留まりものならベストな野鳥撮影機材を手にすることが出来るのである。欠点はレンズ、カメラ共に質感、見た目、が全然素敵でない!依って、レンズには服、ボディには一寸したアクセサリーを着けることで・・・どうであろう

先ず先ずではないだろうか。

さて、先に述べてように米作りは終了で、自己紹介の文面も変更しなければと思っている。星見の方も完全撤退となり、SKY SHED PODは今後、犬小屋になるようで(土地、施設、住宅全てを引き継いでもらうので)捨てられるよりも活用されるので良かったと思っている。又、この地で過ごすのも数か月足らずなので、墓じまいやその他色々雑多なことが山積であまり暢気にもしていられないといったところ。でも一方ではわくわくもしている。

今一度の・・・

2024年08月31日 15時02分42秒 | 自然機材
(今一度の)とくれば、百人一首では和泉式部の(逢うこともがな)や貞信公の(行幸待たなむ)が句の続きとして思い浮かばれるが、今回のタイトルは以前より売却して後悔した機材を再購入、再活用のことである。先ずは画像を掲載する。

ニコンZ9購入の資金として、気に入っていたのに売却したキャノン製超望遠レンズRF800㎜ f11である。レンズ枚数も少ない所為かヌケが良く、軽量で機動性が非常に富んだレンズで、再度、使いたいと思い続けていたものである。

只、キャノンボディが手元に無い為に両方揃えるとなると、それなりの出費だと二の足を踏んでいたが、ニコンの望遠レンズAF-S500㎜ f5.6とZ400㎜ f4.5の使用領域が被るので、どちらか一本にしようと悩んでいたが、ソニー機(アダプター併用)にも使え500㎜と云う100㎜長く小鳥に有利なこともあり、世代は古いがAF-S500㎜ f5.6を残すことにした。(像質も好み) 

由ってZ400㎜ f4.5を下取りにしキャノンEOS R8(キャッシュバック30000円)と中古RF800㎜ f11を略、持ち出し無しで購入することが出来た。

このレンズには以前、EOS R6mk2を使用していたが、略、R8でも同様の仕事が出来(センサーや画像エンジンが同じ)、却って軽量となったことで機動性は増したように思う。これもこのレンズが絞り固定であること、ボディとの協調手振れ補正が出来ないことで、ボディへの機能要求が少なく、数回この組み合わせで使ってみたが、この組み合わせの方がよりベストであると感じた次第である。所有機材での利用範囲重複も無くなり、今回の買い物は良かったように思う。そして又、3メーカー体制となったが、この日本を代表する三大メーカーの製品はどれも甲乙つけ難いものなので、先ずは持っておきたかったと云う自分なのである・・・(^^; 

ギリギリセーフの月一更新が出来た。

野鳥用レンズはこれでいい

2024年07月19日 17時05分39秒 | 野鳥
前回の記事でNikon Z800㎜ f 6.3の売却について書いたが、理由の中でピントがどうも甘いと述べたのだが、その後も其れまでに撮りためた画像を何度かチェックしたがやはり甘い。ネット検索してもその様なことは出てこないので、偶々、私の購入したものが(中古品)外れ品だったのかもしれない。又、私の使い方等による相性が悪かったのかも・・・。 只、今後の生活スタイルからもコンパクトな機材に変更する方が良いので、却って良かったのかもしれない。 と云うことで現在の使用レンズは以下の画像の通り。

Nikon AF-S 500㎜ f5.6 pf(556)とZ400㎜ f4.5の2本で行くことにし、性能が重複するのでどちらか1本にしたいのだが何方も気に入っているので中々難しい。556は描写が気に入っており、アダプターを介してSony機でも使っているが(略、Sony機用として使っている)jpeg撮って出しではNikon機との組み合わせよりも良いと感じている。又、Z400は軽いことが最高で少々重いZ8との組み合わせでも全然身体への負担が少なく軽快でその魅力は中々に捨て難い。出て来る絵に関しては、jpeg撮って出しでの感想は、野鳥の羽毛等の描写は余り好みじゃない、これはレンズとボディの総合的なものなので、何とも言えないが血の通ったものを撮るにはSony機(α7Ⅳやα7rⅤ+nikon556やFE200-600)との組み合わせの方が私は好きである。若しかして、Sonyの絵作り(jpeg)が私には合っているのかも知れない。これはCanon機でも感じていたが、Sonyが私は好みである。

ところで、野鳥撮影を2020年10月より再開したのだが、呆れたことにカメラボディは13台、野鳥用望遠レンズは18本も購入していたことに気付いた。但し、私の場合は取り替えるというスタイルなので、現在保有しているのは画像のレンズ3本(白いレンズはSony FE70-200 f4 Gハーフマクロ)と画像以外でNikon Z50㎜ f2.8マクロ,Sony FE24㎜ f2.8Gのみである。(一般撮影はスマホ) 下取り交換等を利用しているので、レンタル代と思って全然懲りていない自分がいる。

これ迄の野鳥記事で大体の機材での鳥撮り感想を述べているが、今でも取り替えなくても良かったのではと少々後悔している機材を述べたいと思う。
先ずボディではCanon eosR6mk2(これは使い易いし総合的性能が高かった)レンズではRF100-500 f4.5-7.1がスペックから予想するとパッとしないが、使ってみると解像もいいし、重量も軽くバランスが非常に良かった。偶に旧製品のEF100-400 f4.5-5.6を奨める記事もあるが、描写は良いが重量バランスが悪く、使っては超圧倒的にRF100-500が素晴しく寄り道などせずにこのレンズを使うべき。 描写だけでいえばSony FE200-600 f4.5-6.3もいい感じで好きであったが、これも先のEFレンズ同様に重量バランスが悪いので一寸・・・。 
 
その他、これもCanonだがRF800 f11もあのスペックと形状から予想するのと違い、充分満足出来る描写で重量も軽いので最高。 焦点距離が800㎜ありクロップ等しなくともよいので、高画素機ではないeosR6mk2との組み合わせでシーンを選ばないので最高であった。eosR5も熱問題さえなければ良いボディであったし、α7Ⅳもバランスの良いボディで好印象として残っている。 

意外にOM EM-1Xとzuiko300㎜ f4の組み合わせも効率よく今でも良いイメージを持っている。只、OMはEVFの見え味が今一で撮影していて余り楽しくなかった。それはSonyにも言えるがNikon、CanonのEVFと較べると見え味は平凡。只、出て来る絵は正直で、Nikon,Canonは一寸実際より綺麗に見えるのが良いのか悪いか・・・。

使用時期等の順がマチマチだが、早い時期に使用していたNikon AF-S 300㎜ f4 pf+テレコン1.7の組み合わせも非常に良い印象(軽快そのものであった)を持っている。 只、その後の全てのレンズでは、テレコン(1.4や2.0)併用したもので気に入った描写のものは皆無で、私の身辺からSony,Nikon,Canon OMの新旧のテレコンは全て一掃した。テレコン有と無しでの比較をすると画質の低下が耐えられないからである。(6~7枚のレンズが間に入るのだから当然だが) 

最後の登場は、NikonのZ9だが、流石フラッグシップ機だけあり、各部の操作感覚等は質が高くZ8とは結構差がある。只、重量があり朝から晩まで持ち歩くのは厳しいと判断して惜しみながら手放した。 その他、APS-C、m4/3機等も複数台使用したが、多様な使い方の出来るフルフレームセンサー搭載機が絶対に後悔もしないしお奨めと思う。 そして現行の機材はSony a7r5とNikon Z8は何方も使いよく、自分の手のサイズからはSonyの方が具合よいが、こうしたものは使っている内に馴染んでくるのでレンズに対するような要求はしていないのと、私の場合2年前後で取り替えるので余りウエイトを置いていない。(下取り価格が余り下がらない内に取り替える)
 
今後の年金生活のことを思うと阿保な出費は控なければと心に銘ずるが、ボディだけは1台にしてでも更新することになるだろう。レンズは400㎜前後有れば充分なので、もう望遠レンズの更新は無い予定である。自分の撮り方は寄って来た鳥を選り好みせず撮るというスタイルなので300㎜でもトリミングで大丈夫かもしれない。 と云いながら、次の更新に新機材が有ったりして・・・(こりゃ病気だな)


転機なのだろう

2024年06月30日 18時32分01秒 | つぶやき
今年の始めには毎月の更新と意気込んでいたが、何時ものぐうたら更新となってしまった。 母が今年の始め頃より一進一退の容態で、看取り面会期間が一月以上続き、母も頑張ったのだが先月初めに老衰で亡くなった。先日、四十九日を迎え、此処に来て随分と落ち着いた生活へとなって来た。

昨年に農地を三分の一程売却したのだが、数日前に残りの農地も売却することに決め、買い手も居たので話はトントン拍子に進んだ。正直決まってしまうと、何とも云えない思いが生じ、決まった夜には中々寝付けず、その後も脱力感に覆われた時間を過ごしていたが、気分転換に鳥撮に出かけてみたのだが、意外に鳥が多く観られ(珍しい鳥はいないが)気分も晴れ始めて来たようだ。 そんなことで、若しやと思いながら、これが最後の田植えなのかなとスマホで撮った田植え後三日程経た水田画像を掲載する。この日は夕日も綺麗であった。

来年からは鳥撮りのシーズンも逃すことなく撮影出来ると思うとワクワク感も有り、第二の人生スタート年になるのだろう。取り敢えず、来年一年は(母の一周忌を終えてからと思っているが)夫婦で猫を連れて旅をしようと思っている。旅の車は軽バンなので、車中泊は可成り厳しいが無理せずにホテル泊まり併用を考えている。
 
さて、鳥撮りの方だが、前回の記事でnikkor Z800mmを購入したことを記したが、その後、数度撮影に使った結果、画質及び今後の生活スタイルからして不適と結論し、昨日の撮影を最後に画像確認して売却を決めた。詳細は記さないが、他のレンズと比較して描写が甘く、レンズの所為だけではないと思うが(サイズおよび重量及び適切なシャッター速度等)売却をした。結局、使うレンズはAF-S 500mm f5.6 pf(556)とZ400mm f4.5の2本で556はソニーα7R5との組み合わせ、Z400はZ8とZ50での使用。特に556はα7R5と組み合わせは自分の中では最高で出力される画像はニコン機よりも上質に感じている。ソニーに願うことは手頃な鳥撮用のレンズを出して欲しいと切に思う。只、旅の供には同メーカーの組み合わせの方が安心出来るのでニコンボディと軽量なZ400と1.4倍テレコン(殆ど使うことは無いが)を持って行くことになるだろう。因みにテレコンは再購入である。


前回のが最後の雄姿・・

2024年04月19日 19時06分57秒 | 自然機材
前回の画像 SONYα7RⅤに装着された(SIGMA 500mm F5.6 DG DN OS | Sports)は、今は既に手元に無い。ボディとの個体差による相性なのかバグなのか?? スリーブ状態から復帰した際にオートフォーカスが効かなくなったり、このレンズは使えませんとのアラートが出たりと何ともはや・・・。いかなる場合もマウントを脱着操作をすることで解消するが、(AFに関してはスイッチのON,OFFで復帰出来ることが多い) 
 こうなると、性能面では文句ないものと感じていたのだが、やはり信用には足らない。その他、私はマウントアダプター(モンスター)にてAF-S nikkor 500mm f5.6 pfも使っているのだが、此方もα7RⅤではサポートされておらず、連写をした際にフリーズを度々起こすのだが、以前使用していたα7Ⅳではサポートされていたので、一切不具合は起きることがなかった。故に個体差及び、今後のファームアップ等で改善されるとは思っているが・・・。 
 只、折角のシャッターチャンスにAF及びMFすら機能しなくなり、マウント脱着操作(ほんの少し廻すだけでよいが)をしなければならないのは、厳しいので、早めに処分しようと売却を決めた。※実際の使用状況ではスリーブ状態を長く取らずに時々復帰させていれば略、問題なく使える。   フリーズに関しては、被写体認識機能をもったものはメーカー問わず多少は出るものと思っている。(時々、私は被写体認識をオフで撮影することがあるが、フリーズ等の症状が出たことがない) 
 今回の件で、余り云いたくは無いが、やっぱり純正品が間違いないのではないか、又、不具合が出た場合でも、このように直ぐ売却とはせずにメーカーへの問い合わせ等の対策は講じたと思う。如何しても社外品に対しての対応は淡泊にならざるをえない。 そこで、売却序に他の使用していないレンズ等も下取りとして迷いに迷ったが、3キロ以上のセットは持たないとの禁を破って、ニコンZ800mm f6.3(中古)を購入。まだ、二度程しか鳥撮りに使っていないが、写りに関しては大いに満足しているが、でも、やっぱり今の私には重い。長時間の手持ちでは厳しく、途中から一脚を併用した。
それでも、三十数年前に使用していたNikkor Ai-S 800mm f5.6からみれば異常とも思える程軽い。レンズコートを着ける前の画像を載せる。
今月になって、家人に明日をも知れない病人ができ、天文の方(彗星撮影)も出来ずに終わってしまったが、今年は毎月更新を目標としているので、毎度の機材購入ネタでしかないが、何とかアップ出来たようだ。

来月に再チャレンジ

2024年03月24日 21時55分00秒 | 天文ネタ
昨日、月明かりの影響が可成りあるがポン、ブルックス彗星を狙うこととし、直載でシグマ500mm+ソニーa7R5をEM-200にセット。自動導入での撮影なので機材お任せである。

しかし、アライメントをとる際、EVF(カメラファインダー)で星の確認が出来ず、導入は無理かと思ったが、対象がちゃんと写野中央に入っていた。只、月明かり下での露出時間やISOの設定に右往左往の有様で又も酷い結果となった。
 
3月24日 19時44分 カメラ α7RⅤ レンズ シグマ 500mm f5.6 ISO 800 露出時間30秒 トリミング及び背景を少々調整。
来月に又、好機が訪れそうなのでもう少しマシなものをと思っている。

空が・・・

2024年03月15日 15時58分49秒 | 自然機材
ず~と良い空を待っているのだが一向に彗星を撮れるような空になってくれない。良い天気は夕方迄で終了と云う状況が続いている。昨日、スターベースよりテレスコープカバーが届きEM-200+ペンタ105SDHFに早速被せてみたが丁度良いサイズ(M)であった。今日はシグマの556が届き下取り品は出していないので支払いは一寸・・・。 まずは現機材の記念撮影。

左からニコンZ50+Z400 f4.5 中央がソニーa7RⅤ+シグマ500mm f5.6 右がニコンZ8+NIKKOR 500mm f5.6 pf+FTZ2である。長さに関してはFTZ2を介しているZ8のセットがその分だけ長い感じ。概ねだが重量(セット)は左が1.9キロ 中が2.4キロ 右が2.85キロである。この中からどれか1本は売却することになるが、順当に考えてニコン556を売ることになるだろう。でも、写りの傾向はこのレンズがZ400より好きなのだが・・。早速、庭でシグマ500にて鳥を撮影した。他レンズとの違いは機能面に有り、AF時のMF操作には一つ作業が必要で、ニコンの両レンズはAF時でもフォーカスリングを回すとMFになるので、この辺り私の使い方では一寸不便かなと云ったところと、三脚座の足はもう少し長い方が良いような気がする。今度は彗星は無理でも何か天体を撮ってみたいものだ。

因みにニコンZ50だが数日前にテレコン2本と差額無しで交換した。実に3回目の購入であるが、未練たらたらで売却していたものなので、使うことのないテレコンを手放すことによって差額無しで手に入るのならと云うことで再々度の購入となった。これ以外に売却したもので未練たっぷりなカメラはキャノンEOS R6mk2があるが、流石に買い戻すにもこのカメラは中古でも値が張るので無理。それと、今のキャノンには私に丁度良いレンズが無いこと。ソニーも同様だが、純正ならずともサードパーティー利用で選択肢はあり。この点、ニコンは純正で手頃なランクの鳥用レンズが選択に迷う程有り、一時(Zマウントが揃ってない頃)はニコン機を全て売却したのに、結局、戻って来たのにはレンズのラインナップだったのだろう。Z50だがZ400と組み合わせて実に軽快に鳥撮が出来ており、以前より腕が上がったのではないかと思う位、歩留まりのよい撮影が出来ている。そしてオマケに2キロを切る重量。正直、このセットだけで良いのではと思っている。でも、折角、シグマ556を購入したのにと・・・

ニコンZ8もソニーa7RⅤも被写体認識及び瞳AFでの撮影だが、私のように樹間内での撮影では却ってこれ等の機能は邪魔をするようで、単純にシングルポイントでの撮影をしているZ50の方が遥かに小鳥を捉えるのが速く正確なのである。木々の中では、AI搭載等謳う被写体認識(鳥)もまだまだ非力と云えるだろう。こうしてみると、鳥撮りに関しては旧来の機能を持つレフ機で充分てことか・・・  

リベンジはおろか・・

2024年03月10日 15時40分04秒 | 天文ネタ
8日の午後からPOD内を少々清掃し、その後架台のタカハシEM-200とお気に入りの鏡筒PENTAX 105SDHFを設置する。今回は105SDHFにRC 0.72×35Pを装着しSONY a7R5で撮影することとした。架台の調子等もチェックし動作に問題ないことを確認した。そこで、一応PODの開口や回転をチェックしようと開口部の止めネジ(2カ所)を回そうとしたがビクともしない、余りに使わない期間が長く錆びついてしまったようだ。そこで、浸透潤滑スプレーを吹き付け時間を置いてから回したが全然ダメ。もう暫く置いてからスパナを使用して何とか回しPODの開口が出来た。次に、回転部だが多数のローラーの軸が錆て腐食し、特に北側が酷い状態となっていた。回転は重いが問題はないので、他の金属部等にも浸透潤滑スプレーを吹き付けておくことにした。今日、ローラー等のパーツを注文した。序に新しい望遠鏡カパーも依頼する。

準備は出来たが、地平近くに雲が湧き出し、それが、空全面に薄く拡がり、霞がかった状態で撮影は無理となった。折角なので久し振りに重星でもとタカハシLE7.5㎜とPENTAX XO5㎜にて、105SDHFにはRC1.4×でオリオン座リゲルとζ星、おおいぬ座シリウスを観望する。透明度が悪いので主伴星の光度差があるリゲルは意外に観づらく、当然、シリウス等はハナッからダメであったが、互いが等光に近いζ星は容易に分離出来ていた。

さて、翌9日(昨日)も日中は天気が良く何とか今日はとPODに向かったが、そろそろ撮影をと思っている頃よりアッという間に雲が覆いだしPODの屋根を閉めると同時に雪が降りだすということでポン、ブルックス彗星のリベンジはならないかった。それでも、この日は木星を雲を通して観望し、又、自動導入のセットも済ませたので先ず先ずである。それと、久しぶり(3年振り)の観望等が出来たのでショックは少なく、却ってモチベーションもアップして来たので総じて良しということである。(2日間で彗星を撮るピントチェックを兼ねてオリオンの大星雲を数ショット撮影した)

撮れたけど・・・

2024年03月08日 11時38分36秒 | 天文ネタ
昨夕、雲の合間で何とか4ショット程撮れたが、ブレは当然のことでピンも甘々で、これが最終ショットで一番マシなもの。それでも、周囲をカットした。 ビクセンAP架台を使うのは2021年の8月以来と云うか大体赤道儀を使うのも同様なので、3年半振りとなる。セット自体も右往左往状態で、晴れ渡っているのなら大丈夫と臨んだが、雲の切れ間からでは長らく離れていた身にとっての彗星導入は骨の折れるものであった。

一応、データーは2024年 3月7日 19時25分 12P ビクセンAP赤道儀 Nikon Z8 Nikkor Z400mm f4.5 iso1600 露出45秒  
一寸情けないので、これからSKY POD内に架台等を設置して未だ暫くチャンスは有りそうなのでリベンジしようと思っている。 それにしても、暫く振りに夜空を観ることができ、機材を設置しながら何とも云えない気分に浸ることが出来た。これは再開の兆しかな。撮影中、キタキツネ、エゾシカ、近所のネコが傍らを通り過ぎて行った。