晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

西村鏡筒の接眼部

2007年01月08日 23時37分55秒 | 天文ネタ

Setsuganbu 本日紹介の画像は西村反射の接眼部です。標準仕様はツァイスサイズの接眼アダプターが付属しておりました。(古いので当然ですが)アメリカンサイズを使うにはアダプターの交換をしなければなりません。 一般的に普及しているネジ(36.4ミリP1ミリ)仕様であれば、手持ちアダプターのストックで問題無かったのですが、このメーカーのネジ山36.4ミリP0.75ミリは殆ど流通しておらず、又、取り付けるにあたり、西村製作所は手作りの部分が多く、悪く云えばマチマチの規格なので、現物合わせをして下さいとのこと・・・一時はその様に対処すべく製作依頼までしたのですが、製作期間中は星を見ることが出来無い訳で、何とかならないかと思い、1段目(2段ドロチューブ仕様)を外してサイズを測ると49㍉P0.75であることが判りました。そこで手持ちの49㍉カメラレンズフィルターを取り付けるとドンピシャリ。此れならボーグの接続リングに依る組み合わせで対処出来るので早速手配。序にヘリコイド付き接眼アダプターにした方が便利だろうと此れも購入。さて、使用しての感想ですが、ピント合わせが非常に快適で精密に出来るので大満足です。