晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

ネタも無いのだけれど・・

2016年06月26日 08時11分54秒 | つぶやき

未だ農作業の一段落はついて居ないのだけれど、昨日今日と大雨で仕事は一寸無理。 と云うことでネタを捻り出しての更新。数カ月程前に一眼デジを購入した。 当然ながら必要性は全く無く、又、使うことも殆ど無い(現に、前回の更新時後は触っても見てもいない)。 何故の購入かと云えば、何時ものことだが只、欲しかっただけ(^^;  購入時は農閑期でもあったので、個人的な使用感を得る程度には使ったので、それを今回のネタとしたのだが・・・。  

 

 画像にある、Nikon Dfが、今回購入したもので、隣のD700(縦位置グリップ付き)と共にフォーマットはフルサイズ。 この部分が購入に踏み切った一番の理由かもしれない。実際50年近く一眼レフ(35㎜)を使っていると、骨の髄まで35㎜フォーマットに浸かっているので、レンズ交換した場合やイメージが中々APS-Cサイズに慣れると云うか馴染むことが出来なかったのである。 しかし、これに換えたからと云って良い写真が撮れるようになるわけではないのだが・・・ 

 さて、操作系だが、これは本当にNikon Fから使っている自分にとっては説明書を読むことをしなくとも確実に操作出来る当に最高に使い勝手の良いカメラである。 D700も使い易いカメラだが、マニュアル一眼に慣れ親しんだ私にとっては比較すらナンセンスと云った感じである。 

 これは単に操作系だけのことではなく、アクセサリー等が昔からのカメラ共通のものが多く、古い資産も活かせることも大きい。 細かいことだが例えば、レリーズケーブル等はシャッターボタンにねじ込むことが出来た昔のタイプなので、暗闇等での取付け機会が多いものにとっては、手探りでも取付け出来るこの方式は非常に有難い。 又、露出補正等が軍艦部ダイヤルでの操作でこれも相当にポイントは高い。(最近のプッシュボタン及び、ボタンスイッチ一つに多種な機能を持たせている方式は結構な慣れが要求されるので、私には厳しい)

次にボディ形状だが、操作系とも関係するが昔風のデザインで、このカメラの最大の売りかも知れないが、古くからの一眼レフ愛好家には好意を持って迎らる形だ。 私もNikon F3FE,FMを愛用していたので通ずるスタイルなので大いに気に入っているところ。 メーカーロゴも昔風の角張った字体になっておりとても良い!(ロゴは明らかに昔の方が良いと思うのだが)  その他、撮影時のグリップ感は可も無し不可も無しで、一般的なモデルの一デジの方が手に馴染む点では上と思う。 その他、ファインダー倍率を上げる為にマグニファイングアイピース(DK-17M)に交換しているが、これはファインダー倍率を1.2倍にするもので、D700も同様に交換している。これにより、ファインダー倍率はフィルムカメラのNikon FM等と略同じ倍率(0.85倍前後)にしている。 標準仕様では0.7倍程度なので交換する価値は有りと思う。 私としては等倍とは云わずとも0.9倍位は欲しいところだが・・・。

以上、短い期間での使い心地を述べたが、総じて感じることはオーソドックスな昔の一眼レフの形であるが、普及機一眼レフモデルの形なので、所有している満足感は薄い。只、使い易いので、何時も持ち歩きたいカメラである。 フルオートで撮るのならコンデジも一デジもこのDfも大した差は無いが、撮影時にひと手間掛ける必要がある場合このDfは非常に使い易さが際立つ。 直感的に操作出来ることは実に良い。 すっかり気に入ってしまったDfに使うべく ジャンク箱に抛り込んであったニッコール35㎜ F2のレンズ(シャッター幕にオイル付着)を修理(修理代7千円)に出しDfの常用レンズとして復活を遂げたが、これもこのカメラのお蔭であろう。 後は撮影することだけ(^^;