今日(25日)の午前中にニコンのアイピース(NAV-SWシリーズ5㎜と7㎜)が届く。 このところ意欲は衰退の一途で有ったが、これが奮起への起死回生策となるか!・・・しかし、そんな甘いものでは無い程に二番底状態の私である。 気持ちを奮い立たせて望遠鏡小屋に向かい(2ヶ月振り)他メーカーのアイピースとサイズ等の比較をしてみた。画像を見て一目瞭然のようにペンタックスXLより随分と小振りである。(7ミリでの比較)重量も又軽量である。独特な形状の遮光フードであるが、目当て先端にゴムリングで嵌めているといったものなので、このフードのみを掴んで持ち上げようものなら簡単に外れて落下と云うことになる。もう少し取り付け方法に工夫が欲しかったと思う。(フードを使用しない眼鏡使用者には関係ないことだが) 其れともう一点気に為ったことだが、可動式の目当てゴムローレットだが、ペンタックスXW,XLのような節度感がなく、クルクルッいやカラカラッと云った方が適当な表現だと思うが、コストが掛かっていない感じを受け、一寸ガッカリさせられた。(これも利用しない人には関係ない) と云うことで、光学性能等は別として、重厚感や造りではペンタックスの方が上と感じた。
さて、アイピースとしての本分と云える光学性能は如何か? 此れ又、奇遇にもこれまで毎日吹雪模様の天気であったのが、今日は非常に良い天気。如何に意欲減退状況であっても今晩はと云うことで重い腰をあげて久し振りの星見へと出掛ける。 天気は良いが風が強く星も元気に瞬いている(^^; こんな時はガッカリしないようにチビスケ機材を御用達。鏡筒はFC60で架台は延長筒2段構えのP2とした。鏡筒に装着した延長フードからはヒューヒューと云う風切り音が唸り、とてもアイピースのインプレ等出来る条件では無かったが、月、火星、カストル、リゲルを観望した。 今回の空では、スッキリした広い視野と眼レンズへの映り込みもなく良いアイピースだと云うことが判る程度で、他のアイピースとの比較は述べるに至らない(^^; それでも、久し振りの星見で先ず先ず楽しめた。 尚、焦点位置はペンタックスとは同焦点と云って良いほどで、併用する者には使い勝手が頗る良い。20時50分~21時50分と云うチョッキリ1時間の星見であった。