晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

早速・・・

2009年12月26日 00時00分52秒 | 天文ネタ

091225hikaku 今日(25日)の午前中にニコンのアイピース(NAV-SWシリーズ5㎜と7㎜)が届く。 このところ意欲は衰退の一途で有ったが、これが奮起への起死回生策となるか!・・・しかし、そんな甘いものでは無い程に二番底状態の私である。  気持ちを奮い立たせて望遠鏡小屋に向かい(2ヶ月振り)他メーカーのアイピースとサイズ等の比較をしてみた。画像を見て一目瞭然のようにペンタックスXLより随分と小振りである。(7ミリでの比較)重量も又軽量である。独特な形状の遮光フードであるが、目当て先端にゴムリングで嵌めているといったものなので、このフードのみを掴んで持ち上げようものなら簡単に外れて落下と云うことになる。もう少し取り付け方法に工夫が欲しかったと思う。(フードを使用しない眼鏡使用者には関係ないことだが) 其れともう一点気に為ったことだが、可動式の目当てゴムローレットだが、ペンタックスXW,XLのような節度感がなく、クルクルッいやカラカラッと云った方が適当な表現だと思うが、コストが掛かっていない感じを受け、一寸ガッカリさせられた。(これも利用しない人には関係ない)  と云うことで、光学性能等は別として、重厚感や造りではペンタックスの方が上と感じた。

091225fc60 さて、アイピースとしての本分と云える光学性能は如何か? 此れ又、奇遇にもこれまで毎日吹雪模様の天気であったのが、今日は非常に良い天気。如何に意欲減退状況であっても今晩はと云うことで重い腰をあげて久し振りの星見へと出掛ける。 天気は良いが風が強く星も元気に瞬いている(^^; こんな時はガッカリしないようにチビスケ機材を御用達。鏡筒はFC60で架台は延長筒2段構えのP2とした。鏡筒に装着した延長フードからはヒューヒューと云う風切り音が唸り、とてもアイピースのインプレ等出来る条件では無かったが、火星カストルリゲルを観望した。 今回の空では、スッキリした広い視野と眼レンズへの映り込みもなく良いアイピースだと云うことが判る程度で、他のアイピースとの比較は述べるに至らない(^^;  それでも、久し振りの星見で先ず先ず楽しめた。 尚、焦点位置はペンタックスとは同焦点と云って良いほどで、併用する者には使い勝手が頗る良い。20時50分~21時50分と云うチョッキリ1時間の星見であった。


今年は無理かも・・・

2009年12月06日 16時58分45秒 | つぶやき

このブログもすっかり放置状態で、今日は久し振り(略一ヶ月)に開いてみた。こんな状態でも訪問される方のおられることに申し訳なさを感じる。  実は多忙の中にドップリと浸っておりパソコンを開くのも実に久し振りなのだ。 先月初めより自宅で療養していた父が再入院、そして3週間程で治療の甲斐なく先月末に81年の生涯を閉じたのだ。その間の忙しさは可也のものであったが、明後日にはふた七日と云うことも有り漸く我が家にも落ち着きが戻りつつある。 そんな訳で、今日は久し振りの更新と云うことにした。

先ず、父の病気だが癌である。昨年の今頃に体調不良で医師の診断を受けたところ腹部に癌が見つかったのだ。その後、開腹手術をしたのだが既に手遅れ(各部に転移)の状態で延命としての抗がん剤治療を受けていた。我々家族には余命半年から一年と云う医師の宣告が有り、其の時点で覚悟は出来ていたので父の死に際しての動揺はなかった。只、この病気の最後は凄絶なもので、助からないのは仕方ないが、患者本人の意識がハッキリしているだけに苦痛を如何に無くするかと云うことの重要性を痛切に感じた。因みに父は十数分ごとの嘔吐が十数日間続き、本人もそして又、付き添っている者も精神的、肉体的に非常な苦痛を強いられた。そして、嘔吐が治まった数時間後、スーッと息を引き取ったのである。 これで、我が家の男は三代続いてこの病気で逝ったのだが、私も覚悟はしておこうと思う。

この様な訳で、父の四十九日が済むまでは精神的に落ち着いた気分に為れないと思うので、星見の方もお休みになるだろう。(星を見る気分ではない) しかし、星見はせずともブログの更新はするつもりである。それはブログ開設以来、記事エントリー数が198なので年内に200は達成したいからである。(間も無く開設満3年である)