つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信728号 夢わかばをうたう幼稚園

2016年06月23日 | 抱っこ通信
今日は16年目の周南市の徳山中央幼稚園親子つながりあそびコンサートです。
最初の頃は市立体育館で全園児で、親子コンサート楽しんでいましたが、個々の顔が見えないと言うことで、今は、幼稚園ホールで年齢別の親子コンサートに変わってきました。

午前中は、3歳児と地域の親子。
『だるまさんが』の絵本あそびから『にらめっこ』『だるまさんが大変身』『ゴシゴシゴシゴシ』の流れの中で、親子のつながりがゆったりほこほこしてきたので、具体的には親から子へのかたりかけというか、おしゃべりが増えてきたので『ラッコっこ』。子どもを抱きしめて揺れるだけのあそびです。

その後に、私の友人というか、教え子というか、保育士として期待している仲間というか、卒業後、ずっと気にしているさあかのブログを紹介させてもらいました。

ここでは、子どものどんな小さな変化でも、例えマイナスと思える変化でも、ポジティブに喜びあえる親子になりたいね、という話をしました。

最後に、親は子どものたっぷり抱かれて、親として育てられてねというメッセージを送りました。

午後の前半は、4歳児の親子。
『だるまさんと』『おさんぽおさんぽ』から『オチャラカホイダンス』。親さんに飛びつく子どもたちの表情が嬉し恥ずかしそうでいいんですよね。親さんも抱っこが大変そう。でも、嬉しそう。最後は『なにかななにかな』。親子で相談する姿を見たかったです。
それでも振り返ってみると、すんなり終わっていた親子つながりあそびコンサートでした。

午後の後半は、5歳児の親子。
予定より10分早くスタート。最初は白板に歌詞を書いた『大きくなるんだ』のシングアウトから。十分に歌いきれているとは思いませんでしたが、時間がきたので、『元気いっぱい』の挨拶歌から正式スタート。真ん中で『大きくなるんだ』のダンス。親さんは子どもたちの踊るを見ているだけでした。

親さんがイキイキしていなければ、子どもたちも安心できないと思いますので、ちょっぴり時間は延びそうでしたが、最後は『ダルビュッシュ』。子どもたちに負けないくらいにヤル気十分の親さんでした。失敗しても笑いながら悔しがっている親の姿、子どもの姿が嬉しいです。

笑顔の中で、仲間の中でゆっくり大きくなろうとの思いで、最後はもう一度『大きくなるんだ』を歌っておしまい。最初のシングアウトの時とは全く別人の親子が歌っているかのような、明るく元気なうたごえでした。



コンサートを通して思うことは、年少さんと年長さんの親さんたちの態度が全く違っています。年長さんの親さんたちは、腰をどっしりとおろして構えているんです。子育てにもその姿勢というか、態度というか、いろいろ経験してきたことが伝わってきます。たくましく見えるのです。
子どもと一緒に育って来たんですね。

幼稚園では『夢わかば』を大事に歌ってくれています。歌うだけでなく、その歌に流れている「人として育つ」とはを大事にしてくれています。あいがとうです。
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