つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信581号 仲間たちが私の希望・宝 

2014年10月14日 | 抱っこ通信
今日、2015年全国サマカレ代表者会議の通知を、各地の実行委員会あてにメールしました。来年の1月10~11日の二日間、大阪で来年のサマー・カレッジのスケジュールや課題などについて話し合いをします。各地の実践を聞けることやつながりの明日を真剣に考えている仲間たちに会えるのが、そして、声を聞こえるのが楽しみです。

年々、開催するだけでも難しくなっていているサマー・カレッジです。でも、自分の時間を、自分のためにも仲間のためにも、そして、なによりも子どもたちのためにも(未来のためにも)、サマー・カレッジについて、つながりについて、真剣に向かい合ってくれる仲間が、全国いるということが希望であり、宝です。その仲間の一人でいられることが幸せです。


10月16日午前 御殿場市玉穂地区幼稚園・保育所年長児親子あそび&コンサートfont>

今年で6年連続です。今回は音響も自前音響なので、前夜に御殿場入り。暗くなって霧の中を恐々運転してきたのですが、この日は真っ青な空に初冠雪の富士山がとても美しかったです。清々しい朝でした。

 今回の伴奏はシモシュ、私のアレンジをずっと担当してくれているので、プログラムの途中変更も安心して任せられます。今回のようなあそびとコンサートって正直、プログラミングが難しいです。前号にも書きましたけど、私の場合は事前のプログラミングはおおざっぱで、進行しながらつくりあげていくということが多いです。多いですというより、それしかありません。子どもたちが主人公ですからね。

自分に子どもたちを引きつけながらプログラム通りにできる技量もないということもありますし、プログラム通り進めていいのかな、とも思っています。ま、私は、あそび人で、応援団ですからね。舞台人ではありません。舞台に上がるより、フラット(平場)の方が向いているし、好きです。

この日は『元気いっぱい』『満月仮面』『ゴシゴシゴシゴシ』までは打ち合わせ通り、そこから『ジングルベルジャンケン』『オチャラカホイダンス』『だるまさんと』『おさんぽおさんぽ』と変化。特に、『ジングルベルジャンケン』は事前の打ち合わせの中にはまったくなかったのでシモシュも大変です。最初の3曲での親子の関わり方がとっても素直に見えたのです、急きょ思いついたのです。ジャンケンを入れたら親さんがもっと素になれるのではと、ね。一気に盛り上がりましたよ。ここまでで55分間経過し、休憩10分間です。

後半の最初、親子でなぞなぞ合戦『さあ、なぞなぞだ!』。シモシュと休憩時間に「動いてばかりいたから、座って向かい合ってじっくりああそびたいね」なんていう話もしていたので、急きょあそびましたよ。最初に私の方から『なぞなぞ虫シリーズ』を展開してから、子どもから親へ、親から子どもへ、なぞなぞを出しあったのです。ものすごく久しぶり、何年ぶり?懐かしいです。

次はこれまた打ち合わせになかった『みんな大好き』。保育所が二つ、幼稚園も二クラスだったので、ちょうど半分に分かれることができて、席替えしてから歌合戦です。審判長は耳も悪い、目もだんだん悪くなってきている、顔も悪い(ここまでは本人が言ったのですよ)りっちゃん。スーツを着た場違いなおじさん(本当は教育委員会のエライ人)。
これまた何年ぶりの『みんな大好き』でしたが、りっちゃん審判長が素敵な人で、エキジビションマッチの大人だけのお酒対決(ビールの夏と焼酎の冬)の時の判定の前に、「飲むのだったらどっち?」と審判長にマイクを向けたら♪みん~なだ~いすき~♪とうたって答えてくれました。いいでしょう?

最後は紙芝居を見ながらの『夢わかば』、と新曲『花咲かす』。『さよなら明日も』で時間通りの1時間40分。毎年、毎年、参加者と一緒につくって、できてくる雰囲気が違っているのですが、それが楽しいのです、おもしろいのです。



10月16日午後 御殿場市立御殿場幼稚園年長児親子コンサート

昨年は、全園児の親子で市民会館を会場にあそびましたが、イス席で十分に動きまわれなかったのです。今年は年長さんだけとなりましたが幼稚園のホールであそびましたよ。駐車場の関係で50分間という時間の予定でしたが、『元気いっぱい』『満月仮面』『ジングルベルジャンケン』『オチャラかホイダンス』『1・2さんぽ』『夢わかば』『花咲かす』で10分オーバーの1時間楽しみました。親子にとっては初めての経験でしたので、思い切りからだと心を解放するとはいかなかったと思いますが、先生から「いつもと違う親子の姿が見られて良かった」と言葉をかけられました。
今年度退職する園長先生が午前中の親子遊び&コンサートを開いている玉穂地区の幼稚園園長さんだったこともあり、その楽しさを現幼稚園の親子にもと、企画してくれました。



10月14日夜 七海保育園遊ぼうサークル特別例会in中野区

「子どもにとって『なぜ遊びが大切か』感じてみよう!考えてみよう! ~子どものわくわく・ドキドキを広げる大人であるために~」ということを目的に、18人で園内に学習サークルを昨年度からつくられました。
つながりあそび・うた研究所の町田浩志(まっちゃん)さんは、昨年度5回、今年度は3回、講師として行っています。園長さんがまっちゃんの保育園時代の後任の園長さんだったという関係もあるようです。
今年はもう一人、北島尚志さん(元児童館職員、NPO法人あそび環境Museumアフタフ・バーバン理事長)が5回担当しているそうです。
今年度のテーマは「仲間と『遊ぶ・笑う・楽しむ』」です。

 なんと法人から職員一人ひとりに研修費が毎月○千円出ているそうで、その予算と自己負担で講師謝金を賄っているそうで、今年はサマー・カレッジにも10人以上が自主的に参加してくれました。夏のつながり保育講座にも各講座2名ずつ参加していましたが、その予算は保育園の研修予算ということです。素敵な取り組みですよね。

ひとつの職場からサマー・カレッジ参加者が複数、それも10人を超えると、各クラスからも知った曲やあそびが流れてきて、嬉しくなったり、自分のクラスでもと、なったりで、職員間のつながりにとっても良い影響がを出ているということでした。

今回、遊ぼうサークルの年間計画の別枠で、私を講師として呼んでくれました。20年以上前、主任さんが新人保育士の時代に、子ども文化研究所で開いていた私の講座を何年も受講していており、保育園にも遊びに行ったりした関係もあって、今回、サークルの仲間たちにも相談して声をかけてくれたのです。どういうわけか勇気が必要だったんだって。夢みたいだって・・・。

内容の詳細は省きますが、最近の作品ではなく、すぐに現場で遊べますが、そういうことよりも、子どもの遊びについていろいろ考えたかったのです。それはまっちゃんの「つながりあそび・うたをとおして、まずは自分自身が楽しむところからはじめてみませんか?」という、このサークルの講座の中でのメッセージに書かれていることを読んだからということもあります。

前半は『無人島』からイス取りゲームのバリエーションを楽しんで、遊びもおもしろさ、楽しさについて考え、後半は『クマさんクマさん』からオニごっこ的なあそびのバリエーションを楽しんで、子どもと子どもたちの遊び方が変化してきていることを考えました。

2時間の研修ですから駆け足も駆け足、十分に遊び切れたかというとそうではありません。むしろ考え込んじゃったかな。それなりに楽しんだのですが、もっと楽しめるのではと思っていたのかもしれません。ちょっぴりみんなの期待を裏切ったこともあるかもしれません。それは私のねらいでもあったのですが・・・。

終了後の質問コーナーでは遊びのリクエストが。『ねずみばあさん』と『もぐらの祭り』。久しぶりだったので、歌詞がすーっと出てこなくて冷や汗をかいてしまいましたよ。最近、頭の中がまだら模様です。
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