つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信580号 いつも同じで

2014年10月14日 | 抱っこ通信
北海道での夏休み後、東京には帰らず小樽港から舞鶴港までフェリーに乗り、福知山市、丹波市を回って帰京しました。その方が運転する時間も短くすみますからね。坐骨神経痛とのお付き合いは一生もんになりそうです。同時に視力が落ちてというか右目のかすみが進んできて、新聞を読むのも、夜間の運転も難しくなってきました。最近、加齢を実感することが多いです。

10月10日 福知山市子育て講演会「元気・勇気・笑顔をつないで ピカリンとあそぼう!」
福知山市の4ヵ所の子育て支援センターと2つのNPO子育てサークルの共催で毎年開かれています。会場の武道館が明るくてきれいで、子どもたちが会場内をハイハイしたりチョロチョロしたり嬉しそうです。この日を楽しみにしてくれる親さんも多いそうです。

子育て講演会と言っても、私が講師として呼ばれた最初から、話を聞いてもらうのではなく 、親子で抱っこしあって、遊びあって、子どもと一緒が楽しい、嬉しいを少しでも気づいてもらえればと思っています。

なにして遊ぶかはその日の天候などの自然環境や、会場等の状況、親子の状況などによって変わってきますが、福知山市では一昨年、昨年、そして、今年と大きな水害にあっていますから、そのあたりを頭にいれながら少しでも笑顔になれればと思いスタート。

ところが、一曲目の『元気いっぱい』から返ってくる挨拶がいいんだよね。何がって声のトーンが。内心ほっとしましたし、嬉しくなりました。そうならばいつもの感じです進めていけばいいので、最後の方には『ダルビュッシュ=だるまさんがころんだピカリンバージョン』を。
子育て講演会に来ている子どもは、幼稚園等に入園する前の子どもばかりですから、ルールを理解できるわけではありません。半分くらいはずっと抱かれているお子さんですから、親さんに少しでも本気になってほしかったのです。

失敗して大笑い、ゴールできて大笑い、他人をみて大笑い、自分をみて大笑い。と、まではいきませんがみんないい顔だったな、素敵だったな。このうるさいなかでも親さんの胸のなかでぐっすりオヤスミの子どももたくさん。そんな子どもには私の方からタッチです。
紙芝居を見てもらいながらの『夢わかば』。最初の年からずっと同じで歌ってます。子どもは、家庭、地域、仲間の中で愛されながら、愛しながら、ひとりの人としての生きる力を自らが育んでいく ことが大事なんだね、という思いで歌いつづけています。

子どもと親は同い年、できないこと、わからないことたくさんあって当たり前、子どもにたくさん抱かれながら、親として育てられてください。と、毎年、同じメッセージを贈っています。
毎年、同じだから良いのかな?安心できるのかな?割合は少ないですが、結構リピーターも多いです。二人目が生まれたら来てくれている人もいます。

そうそう、忘れてはいけないことがあります。
子育て支援センターや子育てサークルの仲間たちがつながりあそびを実践していることも嬉しいのですが、それ以上に、子育てへの思いを共感してくれているのでは、ということです。でなければ毎年、声をかけてもらいないですからね。


最近、おもしろい、楽しいを経験することの大事さを考えています。サマカレでも、願いの一番目に「楽しさを経験しよう!」とあります。まずは無条件につながりあそび・うたを楽しんでほしいのです。他の研修会での目的、願いの一番目に「楽しさを経験しよう!」としていることは聞いていません。なぜ、そんなことを考えたのでしょうか。
ちょっとこれからそんなことを一緒に考えてみてくれませんか?
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