つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信1179号  『おひさまにむかってスタート』譜面

2021年05月10日 | 抱っこ通信
先週のつながりあそび動画の譜面です。
5日、7日【おひさまにむかってスタート】
 子どもの日にアップしたかった歌は『おひさまにむかってスタート』です。地元の東久留米市立はくさん保育園10周年記念の全レク一座のコンサートが初演。1983年2月6日、「保母さん、保護者、転退職職員、卒園児保護者らと実行委員会を組織して、1年がかりの記念の事業の一環として開いてくれました。青空の下、園庭であたたかい日差しの中、気分の良いコンサートでした。保母さんや保護者・OBにインタビューしながら、みんな一緒に10周年を祝いました。園の保護者がつくった園のうた『ぼくらみんなはくさんこ』と二本松創作『おひさまにむかってスタート』には一段と大きな拍手がありました。(参加したのは梅谷・金野・山口・伊勢亀・長野・宮島・二本松)」と全レク一座の機関紙『輪囲和意』№18に記録がありました。
 その年のはくさん保育園の運動会のタイトルが「おひさまにむかってスタート」だったのです。白いエナメルでタイトルが屋根いっぱいに書かれていました。というのは、私の思い違いで、保護者がタイトルを書いた大きな横断幕をつくってくれていたのです。当時の園長さんだった嶋さんに横断幕のことも含めていろいろお話を聞けました。東久留米の共育て、共育ちの保育がつくられ、動き出していた時代だったのですね。嶋さんが「保育園のことだけしか目が向かなかった時代に、親さんから職場のこと、仕事のこと、社会のことなどの話が聞けて、子どもたちを、保育を大きな視野からとらえることができるようになった」と話してくれたのが印象的でした。
 はくさん保育園10周年記念誌にもコンサートのこと(卒園児親子・転勤退職職員大交流会)や『おひさまにむかってスタート』の譜面や掲載してくれています。
 いま、つながりあそび・うた研究所の活動で保育応援団なんて言っていますが、その原点は東久留米の保育にあるのです。この歌の歌詞はその中から生まれたのです。いま、子どもたちと♬さあ みんなで 手をつないで おひさまにむかってスタート♬と歌いたいです。
 はくさん保育園の子どもたちが簡単な動作をつけて歌っています。その動作(振り)を7日にアップしました。

7日【おひさまにむかってスタート(振り)】
 東久留米市立はくさん保育園に遊びに行った時の最初の曲はもちろん『おひさまにむかってスタート』。運動会のオープニングでうたっていますから元気に歌ってくれます。振り(動作)も付いています。きっと手話なんでしょうけど、繰り返しの♬さあ みんなで・・・♬の部分だけは自信満々で得意そうです。手つなぎと、その場での駆け足が嬉しそうです。
 37年間も歌いつないできてくれていることに感謝です。嬉しいです。滝山保育園、ひばり保育園の後に、みなみ保育園の民間委託と並行して、はくさん保育園も、という話がありました。その時、保護者会の学習会に呼んでもらっておしゃべりしたことを思い出します。
 音源と伴奏譜とダンスイラストは『ピカリンベストつながりあそび・うた3』(音楽センター発行)


今日のつながりあそび動画『ちょっと待って』
 今日は久しぶりに地元の落合川添いの遊歩道を歩きました。昨日まで連休中は人、人、人で怖くて歩けません。
 この時期になると落合川にカルガモ親子の姿が見られるようになります。Facebookに「見ました」と情報があった氷川神社下あたりまで行きましたが会えませんでした。毎年、しんかわ保育園より下流でよく見かけますのでこれから楽しみです。
 この曲の12年後に『まっててね』(昨年6月12日にYouTube二本松はじめつながりあそびチャンネルにアップ)という曲を創作しました。歌詞は♬待っててね 待っててね ちょっとだけ待っててね 待っててね 待っててね ちょっとだけ待っててね♬だけです。「待って」の理由がないのです。
 今回の『ちょっと待って』では、「カルガモ親子が渡るから待って」と理由があります。ま、それだけ親さんたちや先生たちが忙しくなったのですね。
 それから14年、子どもたちは今でも「待って」と言われているのだろうか。

コメント
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