つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信764号 17年大きくなったね

2016年10月31日 | 抱っこ通信
昨日(30日)は17回目の小牧つながりあそび・うたの集いでした。
主催は1999年9月に発足した″おひさまクラブ″と小牧つながりあそび・うたの集い実行委員会。

特別支援学校の先生、OGを中心とした″おひさまクラブ″は、つながりあそび・うたに出会い、小牧の地で、人と人とのつながりあいや育ちあいを願い、つながりあそび・うたの楽しさを広める活動を続けてきました。

″つながりあそび・うた″からもらった元気、やさしさを膨らませながら、周りの子どもたちへ、子どもの周りいる大人たちへ、手から手へ伝いたいと年1回のコンサートと年4回の「親子であそぼうかい」を開いてきました。

30日の「ぴかりんとあそぼう!」は、その活動の積み重ねが見られましたよ。歌っていて、遊んでいて楽しく楽しくて、ずっと頬っぺたが緩みっぱなしでしたよ。

17回中13回目の参加になった今回は、ひとみちゃんにピアノの伴奏をお願いしました。ひとみちゃんだったらリクエストがなにがあっても大丈夫です。当日、「親子であそぼうかい」や愛知サマー・カレッジで楽しんだリクエストをもとにプログラムづくり。

『元気いっぱい』から会場はうたごえと笑顔があふれました。
『誕生日って』では、参加者の中で最高齢88歳の田辺のおばあちゃんにインタビュー。一言「楽しい」。あそぼうかいの最初から最後まで素敵なお顔で楽しんでいました。乳児の参加も嬉しいですが、大先輩の参加も嬉しいですね。まさに♪いのちがつながって♪です。

次は、私のリクエスト『晴れた日には』。障害児・者の集いから生まれた一曲です。子どもだけでなく、大人もみんな♪よく見てほしい 明日へ一歩 歩きはじめるこころの一歩♪を。

次は、前回のあそぼうかいで楽しんだという『ホッペパン音頭』。久しぶりです。
歌詞も曖昧でしたが、参加者に助けられて遊べました。会場を見るとシートの上の親子も車イスの参加した親子も、イス席の先生、友だち同士もほっぺを両手で挟んだり、くすぐったり、抱き合ったり、もうそういう姿を見るだけで嬉しくて楽しくて仕方ありません。

『ぐるぐるぐるぐる』での子どもたちとみやちゃんのやりとりも傑作。困りながらも子どもたちを挑発して笑顔をつくり出していきます。こういうときの周りの大人たちの空気感がたまらないのです。安心感が広がっていきます。こういうところに平和があるんのですね。

一部の最後は実行委員の『ワッショイワッショイひとりじゃないさ(学校バージョン)』。リハーサルで3回も踊っていました。忙しくなかなか練習に参加できない先生もいたそうです。

二部のスタートはあそぼうかいの子どもたちも混じっての『Hand & Heart』。一生懸命にからだを動かす子どもたちに拍手です。

先週の夢わかばプロジェクトで岩手県久慈市、陸前高田市の保育園周りをしたことに少し触れて『ぼくらの空に』。リクエストだったのですが、自分で言うのもなんですが、復興の話とぴったりはまっていたように思います。

あそぼうかいで踊っていた『大きくなるんだ』。あそぼうかいバージョンでしたが、前よりも多くの子どもたちが前に出て踊ってくれました。

『夢わかば』『手と手と手と』の後は、K君にもウクレレを持って前に出てもらって『サヨナラ明日もね』。K君はなかなか様になっていましたよ。

私にとっては2年ぶりの「小牧つながりあそび・うたの集い」でした。実行委員や親さんたち、先生たちからお話を聞くと、この2年間でそれぞれがたくさんのドラマがありました。嬉しい出会いがあったり、悲しい別れがあったり、そういう暮らしの中で、集いやあそぼうかいの役割がとっても大きいと思いました。17年間も続けてきたこと、感謝です。

『あなたの夢は』を歌う前に、17回皆勤賞の車イスのはるちゃんの夢を聞きました。「ひとりになること(ひとりで生活すること)」。中学生の時は確か歌手でした。大人の女性になったんだね。
コメント
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