つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信760号 大好きな親さんと

2016年10月24日 | 抱っこ通信
昨日は盛岡から国道281号線を走って葛巻高原、平庭高原を通って久慈市に入ってきました。紅葉が真っ盛り、見頃でした。山々が青空の下できらめいていました。葛巻町では町民まつりにも立ち寄ってきました。昼に食べた森の蕎麦がおいしかったです。

今日は小久慈保育園で親子つながりコンサート。
東日本大震災の津波被害の復興もままならない中、先日の台風、大雨で市内中心部が大人の背丈まで水があふれたそうです。私が予約してあった宿も復旧ができなくて、断りの連絡が入りました。

小久慈保育園には一昨年に引き続いてです。ピカリンに再び来てほしいと岩手県保育連絡会に連絡が入って実現しました。

前回は子どもだけで遊びましたが、今回は是非、親子で遊びたいと保育園で企画してくれました。前半は乳児さんの親子。10分間と言われましたが、それでは遊んだことにならないから最低30分間に遊びたいと話し合って始まりました。
親子とも緊張しています。親の方が緊張しています。無理もないです。なにが始まるか全くわからないのですから。見通しが立たないって不安です。子どもたちにとっては知らないおじさん二人とおばさんが前にいるのだから。

『ねないこだれだ』の絵本遊びから、二人のお母さんに、子どもさんが夕べ寝た時間を聞きました。「うちの子と同じ」とか「うちの子、遅い」なんて思ってくれたらしめたものです。「お子さんより早く寝ちゃった親さん」何て言うと笑い声も漏れてきます。

乳児さんの親子遊びの時は親さん向けのに話すことが多くなります。親さんがリラックスして動いてくれるだけで子どもは楽しいのです。大好きな親さんと一緒だから何でも楽しいのです。嬉しいのです。とはいえ、抱っこしたままどうしていいのかわからなかったお父さんもいたようです。反省です。

最後は歌紙芝居『夢わかば』。親さんの反応が微妙です。「母親、父親に育ててくれるはあなたの子どもだけ。しっかり子どもに抱かれてください」


後半は幼児さんの親子。絵本遊び『だるまさんが』が楽しかったです。これなら親さんの誰でもが遊べますからね。少しずつ反復しながら遊びを重ねていくと、親さんの動きも大きくなって、笑い声も大きくなっていきました。これまた大好きな親さんが遊んでくれるのが嬉しいのですね。2回も楽しんでしまいました。

『大きくなるんだ』のダンスをみんなで踊りましたが、すぐに真似っこして子どもも大人も踊ってくれました。

最後は歌紙芝居「夢わかば」を歌いながら「親さんに質問です。親さんの親の嫌なところも素敵なところも似ていませんか。どうもまるごと似てくるようです。親の生き方が問われているのですかね」と。


コンサート終了後、岩手県の北にある久慈市から南の陸前高田市まで、沿岸部を4時間、車で走って来ました。去年より対向車線を走るトラックの台数が増えていたような気がします。ハードの部分では復旧、復興がちょっぴり進んでいるのかな。




コメント
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