こんにちは。3年の浅井佑介です。
平素より筑波大学硬式野球部を応援していただきありがとうございます。
私は、現在プロになることを目標に練習や日常生活を送っています。皆さんもあるとは思いますが、日々の生活の中で
私は過去の自分の行動や選択について「あの時こうしていたらどうなっていたのか」と考えることがよくあります。
特によく考えること、最近感じたこと、思っていることについて書いていこうと思います。
文章を書くことが苦手で拙い文章で恐縮ですが、
今回ブログを書く機会をいただいたので書かせていただきました。
よく考えることの一つとして高校時代のことがあります。ご存知の方もいると思いますが、私は高校3年間、夏の大会
では全て5回コールドで負けています。また2年時の秋、春は人数が9人そろわず他校と共に合同チームとして出場するなど
一般的なイメージの高校球児とはかなり異質な高校野球生活を経験しました。
そのような経験をする中で、もし高校野球を強豪校で過ごしていたら自分はどんな投手になっていたのか、こういう
取り組みをしていたら合同チームや少人数でも勝ちあがることができたのではないかとか、大学生になった今だからこそ
考えられることでもありますが、ふと思い残したことがあります。
また私は2年の秋リーグ戦の最終戦で先発をさせていただきました。その時に初先発で気合が入りすぎたのか、
積み重なってきたものが耐えきれなくなったのか、試合中に肘を痛め、負傷交代をしました。その節は寛山さんと
中真さんには大変ご迷惑をおかけしました。大学最終登板が緊急登板という結果にしてしまい申し訳ありませんでした笑
その後、手術をし3年次の約1年間リハビリを行ってきました。怪我をしてなかったらあの試合は勝てたのか、3年次の
自分はどうなっていたのか、どうケアをしていたら怪我をしなかったのかとか、思い返すと様々な思いが、
きりがないほど浮かんできます。
一方、怪我をしたことで新たな出会いや経験もあり、
この経験を生かしたいという思いもあります。
最近では、川村先生の紹介であるトレーナーの方にみていただく機会がありました。その方とお話する中で自分の身体に
対する知識不足を痛感し、身体や指先の細かい感覚などへの興味が高まりました。知識として身体の構造を理解し、
練習していればもっと自分の投球がよくなっていたのではないかという思いになったのと同時にトレーナーの方との
会話を通じてピッチングについて、もっと細かい感覚を表現できるようになりたいという思いが強くなりました。
どういった進路を選択しても数年後に、大学のときにもっとこういう練習すればよかったなとか、こういう勉強すれば
よかったなという思いは必ず起きると思います。しかしこういう現時点でどうしようもない後悔をできるだけ
「あの時これをやったからこれができた。こうなることができた」と思えるように、今できることを一生懸命
取り組んでいきたいと思います。
このようなご時世で先の読めない中、オープン戦の中止など登板機会の減少もあり、例年以上にチャンスが少なく
なっています。そのためその少ないチャンスを逃さないために、リーグ戦で結果を出すために、しっかり準備して
いきたいと思います。
最後になりますが、この春リーグでは筑波の投手陣の注目度が高くなっています。
その中で、筑波は佐藤だけじゃないんだぞという思いを感じ取ってもらえるようなパフォーマンスをし、
リーグ優勝に貢献したいと思います。
実際に足を運んで見に来ていただけるかはわかりませんが、
見に来ていただいた方の心を奮わせるような投球ができるように頑張ります。
まとまりのない文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
体育専門学群新4年 浅井佑介
国立名古屋大学教育学部附属高等学校出身