筑波大学硬式野球部のブログ

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2019年秋季リーグ戦第8週2日目 vs 東海大学

2019年10月22日 11時24分24秒 | 2019年 秋季リーグ戦

こんにちは。

主務の福元です。

 

関東大会出場の望みが消え、負ければ4年生が引退となる一戦。

東海大学との第2戦を振り返っていきます。

 

初回、筑波大のマウンドにはリーグ戦初先発の浅井(体育2・名古屋大学教育学部附属)が立ちます。

浅井は緩急を巧みに使いつつ直球で押す投球で2回を打者6人で完璧に東海大打線を抑え込みます。

浅井(体育2・名大附属)

 

浅井を援護したい筑波大打線は、東海大先発の村上の投球に対応することができず、4回まで無安打に抑え込まれます。

 

2回から筑波大のマウンドには、1年の時からマウンドに立つ4年生、中真(体育4・首里)が上がります。

中真は相手打線に捕まることがありつつも、粘りの投球を見せ、無失点に抑え続けます。

中真(体育4・首里)

 

4回表には、1アウト2塁のピンチを招くも、二者連続三振で切り抜け、

5回表にも、1アウトから出塁を許すも、二者連続三振に切り、4年生の意地を見せる投球をします。

 

好投を見せる中真を援護したい筑波大は、5回裏の攻撃。

1アウトから清水大海(体育1・日立第一)がセンター前ヒットで出塁すると、続く高瀬(体育4・常総学院)の二球目にエンドランを仕掛けます。

打球はライト前方へのライナーになり併殺打でスリーアウト。チャンスを活かせません。

清水大海(体育1・日立第一)

 

続く6回表、筑波大の攻撃。

最大のチャンスを演出します。

先頭の小川柾(体育1・札幌第一)がライト前ヒットで出塁すると、リーグ戦初先発の桑野(社会3・岐阜北)が送りバントをきっちりと決め1アウト2塁に。

高瀬(体育4・常総学院)

そこで打席には今リーグ絶好調の串田(体育3・県立船橋)。

串田は初球を捉え、打球は右中間へ。先制点となる適時二塁打を放ちます。

串田(体育3・県立船橋)

 

そして7回からマウンドには村木(体育3・静岡)が上がります。

村木は先頭打者に四球を与えるも2アウトをきっちりと取ります。

しかし、2アウトから相手の代打に適時打を打たれ、同点に追いつかれます。

村木(体育3・静岡)

 

8回表、東海大の攻撃。

先頭に左中間への二塁打を打たれると、四球も絡み、ピンチを作ると、内野ゴロの間に追加点を許してしまいます。

皆神(体育4・常総学院)

 

そしてマウンドには村木に変わって、今秋初登板の鈴木彩斗(体育3・日立第一)が上がります。

鈴木は、先頭に四球を許すと、続く打者を好フィールディングで投手ゴロに取ります。

しかし続く2打者に連打を浴びノックアウトされます。

 

鈴木彩斗(体育3・日立第一)

 

そしてマウンドには吉本(体育2・彦根東)が上がり、打者1人をしっかりと打ち取ります。

吉本(体育2・彦根東)

 

逆転したい筑波大ですが、相手投手を攻略できず、出塁もできない状況が続きます。

8回裏には、代打攻勢に入ります。

1アウトで打席には、リーグ戦初出場の4年生・大城(体育4・那覇国際)が打席に立つと、スタンドの応援は最高潮に。

大声援を背に打席に立つも、見逃し三振。

チャンスを作ることができません。

大城(体育4・那覇国際)

 

9回のマウンドにはリーグ戦初先発の1年生、西舘(体育1・盛岡第三)が上がります。

西館は相手打者を三者凡退にとり、完璧な投球を見せます。

西舘(体育1・盛岡第三)

 

反撃したい筑波大は、9回裏。

1アウトから片岡(体育2・報徳学園)が内野安打で出塁するも後続が続かずゲームセット。

片岡(体育2・報徳学園)

 

以下、本日の試合のランニングスコアになります。

 

東海 000 000 140|5

筑波 000 001 000|1

 

東海:村上・高杉・宮路−海野

筑波:浅井・中真・村木・鈴木・吉本・西舘−高瀬・清水大地

 

清水大地(体育4・日立第一)

 

この試合をもって、私たち4年生は引退になります。

そして、私がブログを書くのも最後となりました。

渡邉将也(体育4・藤島)

 

 

昨年、明治神宮大会に出場しました。

その舞台でもう一度戦い、日本一になることが目標でした。

しかし、それは叶いませんでした。

 

この仲間ともっと野球がしたかったです。

もっと上の大会で勝ち進みたかったですが、

4年生にとって学生野球はここで終わりです。

 

 

春は、優勝まであと一歩のところで負けてしまいました。

秋は正直、入替戦を覚悟しました。

しかし、その状況にしっかりと向き合い、チーム一丸となって踠いて、最終的には2位争いができる状況まで這い上がってくることができました。

 

悔しいですが、充実感もあります。

 

仲間とともに勝利を目指し本気で取り組むこと。

今秋のリーグ戦での負けが込んだ状況からの粘りが、我々の取り組みを物語っているのだと思います。

 

私たちの理念は「勝ち続ける組織を作る」ことです。

伝えられることは全て後輩たちに伝えました。

私たちが成し遂げられなかった「リーグ優勝・日本一」という目標を、3年生以下の後輩たちは成し遂げてくれるはずです。

 

 

最後に、筑波大学硬式野球部を応援してくださる皆様へ、本当に多くのご支援とご声援を賜り、誠にありがとうございました。

多くの方の支えやご声援があったからこそ、この一年間戦い抜くことができました。

 

筑波大学硬式野球部での経験を存分に生かし、私たち4年生は新たな舞台で精進してまいります。

 

今後とも、筑波大学硬式野球部へのご声援をよろしくお願いいたします。

 

拙い文章でしたが、最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

 

 

主務 福元孝太郎

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