筑波大学硬式野球部のブログ

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vs日本体育大学③

2012年10月01日 21時15分37秒 | Weblog
皆様こんばんは。
本日、日本体育大学との三回戦を行いましたが、最後まで緊迫した投手戦となりました。
以下、詳細になります。

今日は先攻の筑波大学、先頭の野田直樹が四球で出塁するなどしますが、先制点を奪うには至りません。

対して、その裏の守備、筑波の先発は宮谷。
エラーなどもあり、出塁を許しますが、そこはフォローしあい、ダブルプレーを決め、三者凡退に抑えます。
続く2回裏でも二死から長打を放たれるなどしてピンチを迎えますが、踏ん張り切り、無得点に抑えます。

序盤から中盤にかけては両投手が好投を見せ、得点することが出来ません。

試合が動いたのは5回表の筑波の攻撃、先頭の片岡がセーフティーバントを決め、出塁に成功します。
続く荒川がヒットエンドランの形で右前安打を放ち、無死一・三塁の好機を作ります。
次打者の林は四球で出塁し、無死満塁とします。
打席には河野が入りますが、その初球に相手投手が暴投し、三塁走者の片岡が生還し、先制に成功します。
しかし後続は機能することが出来ず、この好機に1点止まりとなります。

宮谷は5回裏・6回裏と要所を締め、相手に得点を許さない投球をしますが、7回裏に先頭から二者続けて安打を放たれ、その走者を犠打で送られ、一死二・三塁とピンチを迎えます。
この局面を宮谷が気迫の投球を見せ、二者連続三振を奪い、相手に得点を許しません。

宮谷のこの好投を助けるためにも追加点を奪いたい筑波でしたが、走者を得点圏までは進めるものの、決定打に欠ける内容となります。

そして迎えた9回裏の守備、この回にも宮谷が登ります。
一人目、二人目と集中力を切らさず、二死まで奪います。
しかしここで打者に宮谷の球を捉えられてしまい、この打球がまさかの本塁打となり、試合を振り出しにされてしまいます。


延長10回からはタイブレーク制を採用しており、一死満塁から任意の打順で攻撃が開始されます。

10回表の筑波の攻撃、筑波は宇佐美から攻撃を始めます。
宇佐美はサードゴロに倒れ、二死満塁。続く糸井もファーストゴロに打ち取られ、無得点に抑えられます。

1点でも失えばその時点で負けが決まる10回裏の守備、マウンドには宮谷に代わって、山田が登ります。
しかしこのプレッシャーの中、しっかりと投げていき、投じた5球目を相手打者が捉えますが、この鋭い打球をショートの林ががっちりと捕球し、ホームゲッツーに抑え、この絶体絶命のピンチを切り抜けます。

続く11回表の攻撃、ここではしっかりと得点を奪いたいところ…
先頭の松浦は内野フライに打ち取られ、またも二死満塁にしてしまいます。
しかし続く川本は相手投手の疲れが見えたか、押し出しの四球を選んで、1点を奪います。
この1点止まりでこの攻撃を終えます。

迎える11回裏の守備、2点以上で負け決まる局面ですが、ここでも山田が集中力を見せ、先頭打者をサードファールフライに打ち取ります。
二死満塁にしたところで、またギアを入れ直し、ベンチもスタンドも声を掛け合い、全員で気持ちを一つにする姿勢で臨みます。
山田は一球一球しっかりと投げ、フルカウントまでいきます。
勝敗を決する一球は相手打者に捉えられますが、その痛烈な打球はライトライナーとなり、ゲームセット!
この一戦を勝利し、勝ち点を得ることが出来ました。

以下、ランニングスコアです。
筑波 000 010 000 01 2
日体 000 000 001 00 1


本当に心臓が潰れるようなプレッシャーのなかでの戦いとなりました。
今回の日体大戦は3戦を通して、本来の力を出し切ることが出来なかったような感じでもあります。
何が良くて、何が悪かったか…客観的に分析し、次の帝京戦に向けて、また良い準備をしていけたらと思います。

今回の経験を活かし、また勝ち点を得ることが出来るよう、また初心を思い出して、頑張っていきます!
今後も応援のほう、どうぞ宜しくお願いいたします!


主務 藤塚永志
コメント
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