雨曇子日記

エイティライフの数々です

鎌ヶ谷球場の一軍戦

2015-03-12 22:17:12 | 野球談義

日本ハムファイターズ二軍の拠点、千葉県鎌ヶ谷市の鎌ヶ谷球場は、年に一度一軍のオープン戦が行われます。

2015 年は 2 試合が行われ、今日 3 月 12 日(木)は 2 試合めのロッテ戦です。

風も無く温かく絶好の野球日和、 3204 人の観客が集まりました。

 

                

                

                

 

始球式は、三愛水着イメージガール 朝比奈彩さん。

日本ハムのマスコットたちも球趣を盛り上げます。

 

                

                

                     

 

外野席には両軍の応援団が陣取っています。

 

                

                      (日本ハムの鳴り物入りの応援)

                

                   (ロッテ側の声を揃えての統制の取れた応援)

 

試合は、 5-2 でロッテの勝利。日本ハムはここまでオープン戦を一勝もできず、成績は 12 球団のビリ。

でも今日は、成績を忘れ、野球そのものを楽しみました。

 

                

                

                

                       (試合が終わって家路に着く観客)

 

                


5 年目の 3 月 11 日

2015-03-11 19:52:54 | エッセー

2011 年の 3 月 10 日、私は N さん K さんと水戸の偕楽園にいた。翌日があの大震災。偕楽園までは津波は来ないが、常磐線は止まってしまったから、多分その日は帰れなかっただろう。

個人的にはその思い出だけで、今日まで安穏と過ごしている。

今日の新聞を見ると、いまだに 23 万弱の人が避難生活を強いられ、行方不明の方が 2584 人ということだ。死者は 15,891 人、関連死者は、 3194 人。関連死者とは、震災後の体調悪化や自殺だそうで、とても痛ましい。

福島県内の原発事故による帰還困難区域の皆様は帰還のメドがたたないところがお気の毒だ。

仙台市の句誌「澪」 3 月号にあった一句。

   線量や 人住まぬ里 春遠し    佐々木志遙

家族そろって庭の桜を笑顔で見られる日が早く来ますように!


ひいきの宿   9

2015-03-10 19:25:42 | エッセー

週刊朝日が昭和 58 年ごろ「ひいきの宿」という連載を始めた。それは、当時各界で活躍されている方々に「ひいきの宿」のエッセーを書いてもらい、、写真家が撮った数枚の写真をつけて 1 ページをつくるという体裁になっていた。

この連載は 103 回つづき、私はそれを全部買ってスクラップしておいた。しばらく忘れていたが、すこしずつここに up することにした。

今回は、連載第 1 回の「松乃茶屋(箱根)」である。なおここは、現在登録有形文化財となって、公益財団法人三井文庫が管理し、公開はされていない。

 

     豊かなひととき                    栗田 勇(作家・評論家)

日本には、ホテルとちがって「宿」という長い伝統に生きているものがある。どんな地方へ行っても、それぞれに、幾代にもわたる物語(ロマン)に触れることができる。旅の宿りは昔から人生の大事として詩歌にも唱(うた)われてきた。

近頃はそんな出逢いもきわめて稀になったが、時に人知れず、そんな出逢いを大切に持ちつづけている宿もある。箱根湯本の「松乃茶屋」さんがそうだ。 3500 坪の敷地に、ひっそりと数寄屋造りの棟が 2 つ 3 つ。深山幽谷に身をひそめる思いがする。

しかも、三井家ゆかりの名品を中心に、主人の三井姿子(しなこ)さんが、ひとつひとつ厳しくえらんだ逸品が、こともなげに膳にならべられる。永楽和金、得金や、沈寿官の箱形鉢、魯山人の器、床には、沢庵の書、安田(ユキ)彦、小林古径の小幅などがさりげなくかざられる。

お料理は、河岸に頼ることなく、長年出入りの筋から仕入れ、客の意向を察してととのえられる。最近、ふやけたような料理ばかり多いなかで、きっちりと、、筋目のたった料理人の心意気が伝わってくる。

だが、やはり宿は雰囲気である。わが家のように暖かくゆきとどいていて、それでいて「旅心」という、研ぎ冴まされた感性に忘れられないすがすがしい思い出を刻んでほしい。

たんに一夜の泊まりでなく、人生の豊かなひとときを味わうことができるのが、三井姿子さんの「松乃茶屋」なのである。

 

宿泊は最高でも 15 人。

住所●神奈川県足柄下郡箱根町湯本518

室数●7 室

料金●27,000円


亀戸 香取神社商店街 2015

2015-03-09 21:04:35 | 東京散歩

          

 

亀戸 2 丁目の財部(たからべ)歯科医院へ向かっていた私だが、3 丁目の路上で突然現れたバイクのオバサンに道を尋ねられた。

うろ覚えだったが、大島四丁目から来たというので案内することにした。

 

                     

                

 

バイクを引っ張って歩いてもらい、袋小路にあるそのスーパーにやっと案内できた。

 

          

 

ここは、亀戸香取神社商店街で、去年一度来たことがある。

 

           

                

 

看板建築は、昔の活気を取り戻そうと、数年前に改装したものだ。

 

                

                

                

                

          

 

味噌や“丸定”の名物オバサンは、去年と同じスタイルでがんばっておられた。(何より)

 

青森交流ショップ“むつ下北”の店主河野さんは、去年お会いした。店を覗いてみたら青森へ出張中とのことだった。

 

                

                

 

 


戦災供養碑の建つ寺

2015-03-08 20:00:46 | 神社仏閣

                

                

                     

 

亀戸天神から東に 300m ほどの地に建つ真言宗の寺、福聚山普門院の墓地の入り口に大きな戦災犠牲者供養碑、観音像が建っている。

 

                     

                     

                

                 

 

昭和 20 年 3 月 10 日の東京大空襲による犠牲者を、33 回忌にあたる昭和 55 年に供養したものだ。

戦前の亀戸地区は工業地帯で住宅が密集し多くの人が住み、その人たちが戦火に焼かれた。

供養碑の近くにある木の幹に何か異様な物が埋まっていた。70 年前の大空襲の傷痕なのだろうか。

上を見上げると葉を茂らせていた。

 

                

                

                

 

大正・昭和の講談師 大島伯鶴の碑は、寺の入り口の棕櫚の葉に隠れて建っていた。

 

          

                     

 

                               辞世の句

                伯鶴は永々嘘をつきました いずれあの世で舌は無いもの

 

“講釈師見てきたような嘘をつき” 講談を語る人は、見てきたように話をするのが商売。講釈師である伯鶴がこのような碑を建てるところがおもしろい。

この碑には人間国宝 5 代目柳家小さんの、伯鶴の講談師としての功績を称える一文が刻まれている。

 

この寺には、元和 2 年( 1616 )、(台東区)橋場からこの亀戸の地に移転する際、梵鐘を隅田川に落とし、その地が“鐘ヶ淵”の名がついたという伝承がある。

寺のそんな歴史を物語るように、古い石仏が並んでいた。

 

                

                     

                

 

 

 

                

 

 


新装なった鎌ヶ谷球場

2015-03-07 19:49:00 | 野球談義

                

 

プロ野球の開幕は 3 月 27 日(金)、イースタンリーグは 3 月 14 日(土)だ。

その1 週間前、 3 月 7 日(土)春季教育リーグチャレンジマッチとして、日本ハムVs東京ヤクルトの試合が鎌ヶ谷球場で行われた。

 

                

                

                

          

 

魅力的な施設がいろいろできている。

日本ハムは斉藤祐樹投手が 4 回、その後新垣、増井、谷元、乾、大塚投手が 1 回ずつを投げた。

 

                

                

                        (力投の斉藤祐樹投手)

                

                        (増井投手は貫禄の投球)

                

                         (谷元投手も素晴らしい投球)

 

打撃では一軍の杉谷選手が活躍をみせた。

 

                

                

                

 

この鎌ヶ谷球場は、年々きれいになって、野球少年たちの若い父母層が多くみられるようになってきた。

 

                

 


ル・クープルのランチ

2015-03-06 20:53:56 | 柏(ビルの街・柏駅周辺地区)を歩く

               

 

道すがら梅の花などを写しながらフランス料理店に向かいました。家族 3 人でランチをしようというのです。

柏駅東口から徒歩 5 分、旧水戸街道に面した中華料理“知味斎”の 2 階“ル・クープル”です。

 

          

                 

 

開店の 1999年以来 16 年目を迎えるシックな料理店です。

 

                 

            

 

ランチメニューから、3000円のグルメコースを選びました。

まず、見た目も美しいオードブルです。

 

                 

                 

                 

 

そして、スープ。

うまく表現できませんが、洗練された味わいです。

 

                 

 

いよいよメインディッシュです。

 

                 

                         私が選んだ鮮魚の一皿

                 

                          息子の豚ロース肉

                 

                          妻の真鯛アサリ味ソース

 

デザートです。

 

          

 

美しさ、味のよさ、ていねいな接客すべてに満足し店を出ました。

帰り道で見た梅の花のようなすがすがしさでした。

 

           

                 

                 

 

 

 

 


両国 街散歩

2015-03-05 20:15:21 | 東京散歩

 3 月 5 日(木) 朝から晴れ渡って気温も上がり散歩日和。N,K,K 80 代男性 3 人はJR両国駅に集合です。

 

             

             

                

                

                 (東京江戸博物館の壁に描かれたお江戸日本橋)

 

JR両国駅は、国技館と東京江戸博物館がウリです。

私たちはミモザの道を通って旧安田庭園に行きました。

 

                

                

                 

                 

                 

                 

 

大正15 年に竣工し、関東大震災からの復興の象徴となった両国公会堂は、ここにあって際立った存在です。

 

                 

                 

                     (老朽化ということで現在は使用停止)

 

国技館越しにスカイツリーを見て、両国橋に出ました。

 

                 

          

                 

                       (前方は神田川の河口です)

                 

                       (隅田川の上流・浅草方面です)

 

今度は神田川にかかる柳橋を渡りました。

 

                 

                 

                        (柳橋から上流を見る)

 

昼時の柳橋 1 丁目に入り、サラリーマンに交じってランチを食べました。これで今日の散策は終わりです。

 

            

                     (“鳥ささ”柳橋1-5-10)

         

 

 

 

                


2015 亀戸梅回廊

2015-03-04 21:09:31 | 花散歩

                

 

3 月 4 日(水) 亀戸天神の梅がみごろです。

 

                

                

                

                

 

青空と共にスカイツリーがすっきりと現れてきました。

 

                

                

 

午後から気温が上がり梅の開花は一段と進みました。

 

                

                

                

                

                          (メジロが2 羽いました)

 

北十間川の境橋を渡って小村井(おむらい)の香取神社に向かいました。

 

                     

                

                

 

ここは、梅の種類も多くお互いの木が競い合うように天を目指しています。

 

                

                

                

                

                

                

                

                

 

明治末年まであった神社の東隣の梅園を偲び、宮司さんが平成 6 年に香梅園をつくりました。

 

          

                

                

           

           

           

 

香梅園を堪能し、東武亀戸線小村井駅に出て帰りました。

 

          

 

 


柏大島田の安房栖神社

2015-03-02 20:51:43 | 柏(旧手賀村など沼南地区)を歩く

                

 

柏市に「香取神社」はたくさんありますが、「安房栖」(あわす)という神社は他にはありません。

 

          

                

                

          

 

平成 24 年雑木林から忽然と現れたこの神社は、国道 16 号と船橋・取手線が交差する“大島田交差点”から西に 200m にあります。

本殿の裏手に回ってみました。

 

                

          

 

秩父の三峰神社と神奈川県大山頂上の阿夫利神社が勧請されていました。

 

                     

 

富士信仰の浅間神社&待道大権現です。

 

                     

 

待道講は近世中期ごろから下総西北部、利根川周辺を中心として流行した、婦人の安産を祈願する女人講です。

その他、いろいろな碑がありました。

 

                     

                     

           

                

                

                

 

ここに刻まれた“宝永五戊子”年は、 1708 年でした。

“安房栖”とは、 7 世紀とか 8 世紀ごろ、阿波の人が漁業中房総半島に漂流して館山あたりに住み始め、安房神社を祀った。その子孫が下総に来て“安房栖”神社を祀ったのではないかと考えた。

我ながら幼稚な推理だ。(そんなことは誰でもまず思いつくことだ)