雨曇子日記

エイティライフの数々です

展覧会の春

2015-03-26 22:22:57 | 展覧会

この春東京の街を歩いて感じられるのは、画廊の賑わいだ。

中央区京橋一丁目の昭和通り近くは特に画廊が目立ち、どこもが展覧会で賑わっている。

 

          

 

その一つ、“くぼた画廊”で、「象展」を観た。

 

               

 

京都市立芸大同窓生 26 人が年 1 度行う展覧会だ。

上の作品 3 点を出品されたのは、八王子在住で昭和 9 年生まれの A さん、週 3 回森の整備のボランティアに従事しておられる。

作品には、森の動物が必ず描き込まれているが、どれも寂しげだ。人間によって、森が荒らされていくのを悲しんでいるかのようだ。△□○などの単純な図形の集合という形で対象を描くことで作者の心情を表現されようとしておられる。

 

                

 

こちらの作者は存じ上げないが、大木の力強さ美しさがよく表現されていると感じた。

 

               

 

この絵の作者は昭和 18 年生まれの女性。抽象画と家族旅行での風景 2 点である。

この展覧会を目標に、それぞれの会員の方が年齢を感じさせない製作を積み重ねておられるのがすばらしいと思った。

 

                

 

当番で受付におられた方に、それぞれご自分の作品の横に立っていただいた。