柏市に「香取神社」はたくさんありますが、「安房栖」(あわす)という神社は他にはありません。
平成 24 年雑木林から忽然と現れたこの神社は、国道 16 号と船橋・取手線が交差する“大島田交差点”から西に 200m にあります。
本殿の裏手に回ってみました。
秩父の三峰神社と神奈川県大山頂上の阿夫利神社が勧請されていました。
富士信仰の浅間神社&待道大権現です。
待道講は近世中期ごろから下総西北部、利根川周辺を中心として流行した、婦人の安産を祈願する女人講です。
その他、いろいろな碑がありました。
ここに刻まれた“宝永五戊子”年は、 1708 年でした。
“安房栖”とは、 7 世紀とか 8 世紀ごろ、阿波の人が漁業中房総半島に漂流して館山あたりに住み始め、安房神社を祀った。その子孫が下総に来て“安房栖”神社を祀ったのではないかと考えた。
我ながら幼稚な推理だ。(そんなことは誰でもまず思いつくことだ)
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