春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

機微!こんなばかりでは、く・る・し・い!・・・・ルーシー!

2016-06-26 15:31:00 | Extra

1929年大節三がイタリアで遭遇した、妻・ルーシー・バニング・ロッスの「死」
マスコミのバッシングをよそに、蜜月を満喫していた矢先の出来事。
「突然」の「驚愕」は、徐々に深い悲しみと言いようのない、「心の置き場所」を
失っていきそうになるのでしょう!

私が、「父の死」を知ったのは、日本の港に着き、巷に繰り出した
数歩後に呼び止められた「姉からの電話」
機関室の油臭い体で、ボクサーバックに詰めたのは、港で待っていた、
年上の女性からの分厚い手紙の束。
始発電車まで俳諧した、ネオン街での息苦しい想い。

船に乗るまでの
砂川・佐世保・羽田・王子・新宿・思想運動の闘争は
父の死で、吹っ切れた。
捕まると母が迎えに来て、父は、徳利の酒を黙って注いだ記憶がある。
父の別れで、船を降り、船乗りは憧れだけの今なのだが、
6人家族、その母も長兄も見送ることができなかった。


ハン・イースンの自伝。
新聞記者の恋人を待つイースン・朝鮮戦争での悲劇は、
寡黙で、世間とも戦い、愛した妻の突然の死を
直面した節三の切なさに重なります。


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