春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

辻が花、どんな花・・久保田一竹美術館 ② 山梨県河口湖。

2022-05-14 22:46:52 | 散歩

鎌倉由比ガ浜から鶴岡八幡宮に通じる、
若宮大路に、民芸品の織物を売る店ができたのは、
2か月前、店の名前を紬屋といった。
新聞社に勤めている四郎が出会ったのは、
紬屋に勤めている遠野夕子
フランス文学者と1年で離婚して7年。
お茶でも飲んでいかない・・
この時四郎が目に停めたのは、
大絞りの紺地に、花の描き絵や、
刺繍、箔をほどこした多彩な帯だった。
四郎がそれが辻が花の帯と知ったのは
翌年の春であった・・・

なんて、こんな出だし辻が花を小説に紹介したのは、
故・立原正秋さん。
八歳年下の四郎と四日間の旅行は、
夕子が仙台の男性に嫁ぐことが決まって・・。


辻が花はどんな花ですか・・
散歩から帰ってきた夕子に、
寝起きから覚めて聞く四郎に、
四郎さんそれは調べない方がいいですよ・・
調べても無駄です・・




伊万里鍋島焼に着物型で・・。



練り物・椿を半分頬張ってから、
👆の皿の着物型に乗ったみそ味の煎餅で、
抹茶を・・。



👆👇ここの部屋は、展示室の奥にある
一竹さんが商談や打ち合わせに、また憩いの場として
使ってた小部屋








アフリカで収集した女性用のベットも、


一回り大きい男性用のベッドも、
今は陳列台にして、










姿勢変わらない
パティシェさんに手間取らせました、
そろそろ場所を変えます

自然もモダンに見えた
木造の一竹美術館
ちょっと小腹が・・・
カフェーに






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2 コメント

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辻が花 (サッチー)
2022-05-15 15:52:56
とよ様、こんにちは。

あ~~美しい富士山と河口湖・・・
これほど美しい写真は初めて
序文が「立原正秋」の小説。若い時に夢中になった小説家です。とよ様もフアンだったのですね。
少し、辻が花を制作される久保田一竹氏に共通するところもあるかと。
普通に通り過ぎる美術館ではなく、憩いの場として使っていらした部屋の中身も素敵でっすね。
普通の人には見せないお部屋まで行って、写真を撮らせていただいたとよ様は凄い。VIPね。
立原正秋氏の小説は忘れていても、一竹氏のあの場所は絶対に忘れない。
 
返信する
Unknown (とよ)
2022-05-15 23:26:38
サッチーさん、こんばんは。

以前より撮影が厳しくなっていて、
なんかトラブルもあったとか、無かったとか、
係りの方もだいぶ気を使ってくださいました。
ここで頂いた抹茶は柄に合いませんが、
ガサツな作法で・・・でした。
返信する

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