春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

泰寧寺・朱い橋を渡って天女に。群馬県水上町。

2022-11-07 01:39:19 | 関口文治郎/神社仏閣


月夜野・なんと美しい呼び名、
群馬県みなかみ町月夜野、
草紅葉に、暮れる陽ざしの、
赤く染まった猫じゃらしの穂、
リンゴ果樹園に群れる客の、
コーヒーの香りが、甘い。
平安の歌人が歌う おう よきつきよのかな・・

と書いて、ちゃうチャウここは水上町須川、
月夜野は関越道のインターの近辺。
月夜野の言葉の綺麗さが、尾を引いて、つい。

目指した、泰寧寺は、👇こんもりした小山の裾辺り、
お寺に着くまでこの景色が車を停めてしまった。


1309年鎌倉時代の後期、
開基された泰寧寺(たいねいじ)は、
南北朝の時代時代が揺れて、
一時は寂れた寺になり、
ようやく世が静かになった頃、
豊臣秀吉さんが、おぎぁ~と生まれた翌1537年、
曹洞宗の禅寺として開山したのは、
月夜野の和尚が隠居寺として。

泰寧寺には、桃山時代の欄間彫刻と、
花輪彫刻集団、関口文治郎さんの兄弟弟子の、
高瀬忠七さんの欄間があると、知って、
ともに亥年生まれの老いた車に、
ウインクして、高速をばく進。

入口に在った格好いい、松の木が枯れて、
その伐採木を使って身代わりにした、
👇結縁松樹観世音菩薩堂
その気配りが山寺のいたるところに・・



👇人は今、仏道に入らなくても、
自分から縁を結ぶかもしれない、
けちえん(結縁)きょうでは、
たくさんの人たちとすれ違った。








朱の橋から、山門・境内まで、
7月には紫陽花が山寺を輝かせるといいます。









1775年建てられた楼門形式の山門には、
釈迦三尊像や十六羅漢像などが安置されていて、
法要がなければ、ここも見学したかったのですが、
諦めます
下層部の天井に描かれた天女・鳳凰・龍👇
今日はこれだけで充分です。

















コメント (4)
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