春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

沙羅空木! Kamakura!

2017-06-07 21:32:53 | Extra

あじさいに似つかわしくない、大男が、伊豆大島から「弓」で矢を放った。
平安の時代が変わろうとしている頃のこと。
「矢」放った男は、生まれつき勇猛で傍若無人、
兄たちにも遠慮しなかった、
気性ゆえ、
肘を外され弓矢を使えない体にされ、伊豆大島に追放された男。   
甥に源頼朝、義経兄弟がいる。
身長2mを超え、父の為義に持てあまされた、
目の隅が切れあがったいいいい男の、源為朝。
流刑地伊豆大島から放った矢は海を超え、
鎌倉の材木座海岸まで届いた。
そこから水が湧き、井戸ができたという伝説がある。
材木座ビーチのはずれの、「六角ノ井」
そこから車で10分の「長谷寺」です。

 


観音堂への石段の途中に地蔵堂
傍には、イワタバコが密生し、水子の地蔵さんが。
「友」は、神妙に手を合わせております。
その間に花を撮り続ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

卯の花の 匂う垣根に
時鳥(ほととぎす) 早も来鳴きて
忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ

  さみだれの そそぐ山田に
  早乙女が 裳裾(もすそ)ぬらして
  玉苗(たまなえ)植うる 夏は来ぬ

    橘の 薫るのきばの
    窓近く 蛍飛びかい
    おこたり諌むる 夏は来ぬ

      楝(おうち)ちる 川べの宿の
      門(かど)遠く 水鶏(くいな)声して
      夕月すずしき 夏は来ぬ

        五月(さつき)やみ 蛍飛びかい
        水鶏(くいな)鳴き 卯の花咲きて
        早苗植えわたす 夏は来ぬ

沙羅空木・(卯の花)
為朝は伊豆諸島の八丈島の小島で、白い花の木を折って、
9歳で手に懸けた我が子を想って、赤く染まる空と海を眺めた。
暮れて、手にしたウツギを、為朝は祈るように差した。
後年、根付いたウツギを見て、島の住民は村を「宇津木」名づけた。

漁業で生計を立てた「宇津木」は、
昭和44年に移住を決め、全島民が離島してしまう。
今は無人島になって平成11年「宇津木漁港」の名前は記録だけになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

か関東地方の明日が梅雨に入ります。
荒れなければ、紫陽花も一気に咲くのでしょうか!
では!


 

コメント (2)
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