ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

小林節さん講演会

2016-05-18 | Weblog
戦争させない!高槻・島本実行委員会主催で高槻現代劇場にて「小林節さん講演会」が開かれました。
私も実行委員の一人として運営に係りました。昨年の衆議院憲法審査会で改憲派でありながら、「安保法制は憲法違反」と断じた憲法学者の小林さんへの注目度は高く、当日は500名を超える参加がありました。

「憲法9条のもとでは海外で戦争はできないのに、戦争法によりできるようになった。だから違憲の法なのだ。」「立憲主義とは権力を持つものは憲法を守れということ」「自民党の憲法改正案にある緊急事態条項により内閣が法律と同等のものをつくることができる、国会にしかない立法権を首相及び内閣が持つということだ」「このように国の根幹である憲法を破壊させないで、次の世代に渡さないといけない」。そして「立憲主義と民主主義を取り戻すためには、参議院選挙で32の1人区では野党共闘して、安倍さん勝たなくてはならない、そのために知恵と努力を出し合いましょう」とユーモアを交えながら力強い講演をして下さいました。

小林さんも提案されてるように、32選挙区の野党共闘が進んでいます。なんとしても全ての1人区で実現するよう求めていきましょう。

会場で販売しましたが、小林節さん著書及び共著の『「憲法改正」の真実』(集英社)『なぜ憲法学者が「野党共闘」を呼びかけるのか』(新日本出版社)をぜひお読みいただきたいと思います。講演会でお話された内容がほとんど盛り込まれています。

『なぜ憲法学者が「野党共闘」を呼びかけるのか』の目次
1、安倍政権は立憲主義を弁えていない
2、戦争法は恐ろしすぎる非常識
3、「平和大国」存亡の危機
4、われわれは王様を選らんだわけではない
5、緊急事態条項を口実にした改憲の罠
6、「野党共闘」以外に道はない