ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

議会改革

2011-07-11 | Weblog
長くブログが書けていませんでした。ご訪問してくださった方にお詫びいたします。
半月ほどの活動など写真だけでもお伝えします。

6月30日は午前・午後とも議会改革特別委員会部会。私の属する部会では「議員定数及び議員報酬」について最終の意見集約を行いました。議会費の安易な削減は住民自治の充実に逆行すること、特に議員定数は自治のあり方から考えるべきで多様な意見、少数者の声を反映するためにも議員は減らすべきではないと考えています。報酬に関しては期末手当の役職加算分〈15%加算)の廃止はすべきと主張しました。

議員定数を4名減らし、報酬を40万円にアップ(現行31万5千円)という意見がありました。しかも、どんな議員・議会活動をするのかは一切説明なし。とても市民には理解されないでしょう。

議員定数や議員報酬については何を基準に決めるのか考え方を部会としてまとめるべきで、視察をした京丹後市議会の議会基本条例が参考になるのではと提案。「議員報酬・議員定数の改正に当たって、議員が提案する場合は、行財政改革の視点及び他市との比較だけではなく、市政の現状及び課題並びに将来の予測及び展望を十分に考慮するとともに、市民の意見を聴取するため、参考人制度、公聴会制度等を十分に活用するものとする。」というものです。部会のみなさんに理解していただけたかわかりませんが、次回、この項目に関してはまとめ案を検討することになります。

7月1日は京都市内にある遠藤剛熈画伯の私設美術館を友人と訪ねました。60年以上にわたり2000点以上の作品を描かれているそうです。木、川、森、人物、すべてが生命力溢れる大地に根ざしている絵でした。現場で描くことを徹底されているので、風や光を感じることができます。遠藤画伯には映画『降りてゆく生き方』を観に来ていただいたご縁です。いろいろお話をしているとシュタイナー教育にも関心をお持ちのこと、共通の話題に嬉しくなりました。

写真:美術館中庭
遠藤剛熈美術館 http://endohgohkimuseum.jp