ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

し尿処理施設

2011-10-28 | Weblog
9時30分から開かれた議員全員協議会にて、高槻市から「し尿処理事務の受託は困難」とされた結果を受けて、町の今後の方針等が報告されました。

理事者(総合政策部長)より「町内域にし尿処理施設をつくる。設置場所については町有地で複数の選定をして検討している。地元の理解が必要であり、確定したら報告する」との方針が示されました。

高槻市・島本町広域行政勉強会ではし尿処理ワーキングはたったの2回しか開かれず、本格的な協議もされなかったことを考えると「最善をつくした」という理事者の言葉はすなおに受け取れませんが、合併議論をする大義名分は、これでなくなったとも言えます。

「老朽化した施設は毎年3000万円の補修費がかかっている。10年間で3億円になることを考えると、早いほうが問題解決につながる。財政収支見通しに示している通り5億円(用地費含まず)の範囲で設置する」ということで町内に施設をつくるという方針決定に至ったと説明。

施設の設置場所は「民家から離れていること、下水道放流するのに効率的な場所」を考えているとのこと。候補地選定についてはオープンにして住民や専門家を交えて検討会をつくるべき、と意見を述べました。水面下で秘密裏に進めることでかえって、地元の理解が困難になることは、過去の山崎地区の計画で経験済みです。

検討過程において、他の方策(現施設を希釈方式にすること、乙訓環境衛生組合への委託処理など)は一定考えられたようですが、特段の取り組みは何もなされていません。そのことについては、努力してみる余地があるのではと考えます。議会もしっかり調査・研究・検討しなければなりません。


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