ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

電気料金再値上げ

2015-01-23 | Weblog
関西電力は電気料金をの再値上げを家庭向けで平均10・23%引き上げると、経済産業省に申請しました。標準的な家庭で月744円の値上げになるとのことです。認可がいらない企業向けは、平均13・93%値上げするとしています。

1月23日、難波市民学習センターで行われた関西電力が電気料金値上げに申請について消費者に説明する会に参加しました。

我が家に届いた関西電力からの電気料金の値上げの申請についてのお知らせには「原子力プラントの再稼動に全力を尽くし、今回申請した電気料金の前提よりも早期に再稼動した場合は、電気料金の引き下げを行いたい」と書かれていました。電気料金の引き下げを原発再稼動の口実にする、という主張は許せない、という気持ちでしたので、関電側の説明をしっかり聞いてみたいと思った次第です。

消費者からは、「原発が稼動せず火力の燃料費などの負担が大きいことを値上げの理由にしているが石油など円安で安くなっているのではないか」「役員報酬が高すぎる、資産の売却など経営効率化への取り組みが不十分だ」「電気を買っていないのに敦賀原発を運営している日本原子力発電に支援するのか(敦賀原発は稼動しなくとも関電などがお金をだしているので黒字)」「高浜原発1・2号炉の延命のための修繕費が含まれている」「電力自由化されたら原発推進する関電の電気は買わない!」など多くの疑問が出されました。

関電側からは納得の行く回答はありませんでした。消費税アップに加え家計に打撃ですし、自治体にとっても大きな負担となります。11月に高浜原発再稼動を前提としている電気料金値上げは許せません。

電気料金値上げに申請については国民の声も募集中で、「公聴会も開催されます。意見を届けましょう。


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