ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

オシドリのいる調整池

2014-03-01 | Weblog
27日から定例議会が始まっています。一般質問も終えました。

若山台調整池については川口町長は「若山台調整池の売却方針は白紙にしない!」と明言しています。平野は「島本町環境保全基本条例に反する」「調整池を廃止・売却することについては防災・農業用水活用・自然環境保全という点で町住民の意見を二分するので、住民意向調査(アンケート)を実施すべき」と求めましたが、これまでの答弁どおり「総合的に検討する必要がある」という事に留まりました。次号の議会リポートで詳しく報告いたします。(下記に1回目の質問のみを載せます)

1.自然環境保護のために若山台調整池の売却方針の撤回を
① 2013年7月策定の若山台調整池雨水調整機能検証業務委託報告書によれば、調整池を全面廃止するのではなく、A・B調整池の縮小・統合の案を示した報告書となっています。一定防災上の観点を考慮されたものと判断しますが「今後の方針としては集中豪雨への備えなど安全性の確保を図ることはもとより、今後の行財政運営などの観点も踏まえ、総合的に検討を行い、適切に判断する必要がある」と12月会議で答弁されています。町長は調整池の売却方針を白紙に戻すことは考えていないのですか。理由も含め見解を問います。

②B調整池では毎年冬にはオシドリが観察されています。オシドリは大阪府レッドデータでは「要注目」京都府レッドデータでは「絶滅危惧種」指定の鳥類です。図鑑によれば「平地から山地にかけての広葉樹が覆い被さるような薄暗い水辺を好む。カシやシイなどのドングリを好んで採食する」ということなので調整池周辺の植物が生息環境に重要であることがわかります。さらに調整池は大阪府天然記念物指定のツブラジイ、島本町自然環境調査で確認された重要種のフクロウやアオバズクの生息環境となっている大阪府自然環境保全地域に指定された若山神社周辺にも連なっています。若山台調整池一帯約3ヘクタールの開発については、生態系に影響を及ぼすという視点から、どのような見解をお持ちですか。

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〈今後の予定〉
3月4日(火)2014年度町長の施政方針演説及び予算説明
      即決議案 ・国民健康保険条例改正案~賦課限度額の引き上げ
           ・2013年度一般会計補正予算(追加分) 町営鶴ヶ池跡地売却財産収入増額、第二            中学校耐震工事費(国の補助金により2014年度事業予定を前倒し)
           ・源泉徴収税の徴収漏れに係り町負担分の計上(水道事業会計も同様)
 
      議事の進行によれば、施政方針及び予算に対する大綱質疑に入るかもしれません。
3月5日(水)大綱質疑 人びとの新しい歩み は平野が行います。   
25日朝、ぎっくり腰になり、議場の椅子に長時間座るのが苦痛でしたが、今日は整体で治療を受け、少し楽になりました。今月末まで議会は長丁場ですので、気をつけたいと思います。

*近隣の方から、今日も調整池はオシドリで賑わっている様子のメールを頂きました。

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