ひらのかおるタウン通信

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就学前の子どもの教育と保育のゆくえは~審議会傍聴

2007-09-02 | 子ども
就学前の子どもの教育と保育環境の整備について審議している住民福祉審議会が8月31日開かれ傍聴しました。

今回は開会時間の午後7時を10分過ぎても、会場に入れず、47名の傍聴者は説明もなく待たされたままでした。

聞こえ漏れる委員の声からは、傍聴者を制限せよという意見が出ているらしい。しばらく意見のやり取りがあり、希望者全員の傍聴を認める意見が多勢を占めたようで、ようやく審議に入ったのは7時25分でした。

事務局が審議会の公開の原則をしっかり説明するべきです。
なにより職場を終え、子ども達を預けたりして必死の思いで駆けつけ、審議を見守ろうと傍聴に来ている親の立場や気持ちを汲んで欲しいですね。

基本方針を諮問した審議会とは別に、町は「第2・4保育所保護者(代表3~4人)から意見を聞く場」を設けています。

最初に、前回、その位置づけについて第4保保護者会の認識と違う発言をした理事に対し4保保護者会より提出された抗議文とそれに対する町の回答文書を巡り、またもや町は審議会にお詫びするという事態になりました。

議会答弁でも町は「保護者から意見を聞く場は、実施計画に反映させるためのもの」とはっきり公言していますし、町の対応は一貫性がなく、不透明で混乱を招いてばかりいます。打ち切った保育所保護者への説明会を再開すべきです。

基本方針の内容を最初のページから審議するということで、ようやく中身の議論が始まりました。

「『少子化の原因は男女共同参画社会推進、あるいは就労意識の高まりによる著しい女性の社会進出などによるもの』という点は間違っている。(同委員が前に指摘:欧州で女性の就労が高いほど出生率が高いという傾向が見られている)」

「20年4月の実施目標は削除または変更したらどうか」「就学前人口予測の前提となる将来人口が他の計画と違っている」「子どもの姿がみえない経費削減のみで策定された基本方針である」などの意見がでました。

9月の補正予算に同審議会委員報酬が追加して計上されています。当初の6回分から10回開催できるようにしました。町の子どもたちの将来を見据えての審議となるよう願っています。

(写真は 本文と関係なく 清掃工場脇に設置された炭焼き窯)



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