ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

ヒメボタル

2015-05-30 | Weblog
土曜日の午前中は2ヶ月に1回の「どよう会」でした。
この数ヶ月、連続して共通番号制度(マイナンバー制)について、自主学習と意見交換をしています。5月10日開催の白石孝さん講師の学習会では、若い方も参加され、質問も活発でした。初めてお顔を拝見する方も多く、やはり制度への疑問や不安もあるからではないでしょうか。

午後は珍しく会合などの予定がなく、ずっと行きたかった「堀文子【一所不住・旅】展」を見るため兵庫県立美術館へ。1918(大正7)年生まれで、80年に及ぶ画業の初期の作品から最新作までおよそ130点の展示は女性も自立を!と画家を目指した堀文子さんの人生そのものでした。

一つのスタイルにとどまらず、自然への畏敬、次々と新たな技法を取り入れた画風。「群れない」「馴れない」「頼らない」という信念に貫かれた、真に自立した生き方にも感動しました。若い頃行った2回のヨーロッパへの旅でも、毎日美術館巡りをしたので、半日でもこういった時間を過ごせたのは貴重でした。
(画像は美術館入り口の案内)

夜は、島本・緑と水を守る会のヒメボタル観察会でした。
子どもさんたちを入れて20名ほどの参加でした。調査活動をしているIさんの案内で、ふれあいセンター周辺の草地・畑の観察地に。例年この時期が多く観られているようですが、今年は気温が高い日が続いたためか、出現のピークが過ぎて、少ないとのことで、その日は2匹だけ観る事ができました。

住民ホール裏手もヒメボタルの生息地ですが解体工事が終われば造成されるので、生息地が失われていくのが残念です。7月初めには大沢の方で山型のヒメボタルが出現しますので、また観察したいと思います。