ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

給食づくりから未来へ伝えたいこと 育児講座

2014-06-28 | Weblog
午前中は社会福祉法人四季の会:梶原ピッコロ保育園の育児講座に出席。1978年開園以来、大切にしてきた給食について、担当の小山千郁調理師さんが職員や保護者のみなさんに「給食づくりから未来へ伝えたいこと」~子どもたちへ食文化の継承を~というお話をされました。

・子どもたちをとりまく環境への問題意識から市民の手による保育園づくりがあり、1978年に開園以来、子どもたちにとって望ましい給食をつくること、自然環境を十分保育に生かすことを保育の柱としてきた
・少農薬・7分づき米を主食とした完全給食の実施、食材には可能な限り農薬を使わない農産物、食品添加物を使用しない食品を選定、季節の旬の材料を生かし、日本の伝統的な献立を大事にしていること
・食育活動など保育の中で菜園活動や味噌・ぬか漬・梅干づくり

子どもたちが菜園活動で食べる野菜を愛おしそうに扱う姿は、感動でした。お味噌作りも地域子育て事業の一環で取り組み、地域の方のご協力で田植えや稲刈りも体験できる、特色ある保育を展開しています。
たくさんのスライドで保育の様子などを交えての講座、もっとたくさんの方に聞いていただきたいな、と思いました。

小山さんは全国各地の保育園や栄養士の団体から招かれピッコロ保育園の給食について講師をされています。

画像:育児講座