ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

新たなし尿中間処理施設は町役場の隣

2014-06-05 | Weblog
9時30分に登庁。いろいろ打ち合わせの後、10時より議員全員協議会が開かれ、新たなし尿中間処理施設の整備について執行部(都市創造部)より報告がありました。

・島本町の下水道普及率は93.6%となっている。一方汲み取りし尿や浄化槽汚泥については、本町のし尿処理施設で処理している。立地場所が高槻市内(東上牧)にあり地元自治会からは早期撤去要望がだされている。
・施設は1965年稼動以来、耐用年数とされる20年をはるかに超え、経年劣化による老朽化が進行していることから抜本的対応が必要。
・処理量は現在では日平均処理量が約7kl./日。計画処理量の約20%で適正な運転管理に苦慮する状況となっている。
・このため、本町内域で新たなし尿中間処理施設整備に向けた建設用地を確保し、処理量の減少にも対応できる下水道投入システムの導入を計画している。

施設の建設候補地選定調査を行い、その結果、財政負担を軽減するため公有地を対象に3地点を検討対象の候補地として選定。

A:淀川水防用緊急備蓄土砂置場・・東大寺地区 
B:水無瀬川緑地公園・・山崎地区 
C:住民ホール跡地の一部とその隣接地

土地利用条件、施設処理条件、周辺条件、経済性の評価項目をもとに評価した結果、C:住民ホール跡地の一部とその隣接地 の総合評価点数がもっとも高くなった。

・建設事業費用:5億3000万円(別途移設・代替費用等で5000万円未満)*住民ホール解体費用は別予算
・施設規模:日平均処理量7.5kl./日〔実施設計等で設定〕
・下水道投入システム(前処理+希釈方式)
・スケジュールとしては今後、地元への説明会を行い、一定の理解を得たら、測量調査・地質調査・生活環境影響調査→実施設計→許可申請→建築確認→造成工事→本体工事を経て供用開始まで3年を要する。

ということで、町役場に隣接している住民ホール跡地に「し尿中間処理施設」を建設すると報告されました。すでに隣接している地権者、地元の桜井自治会役員、小野薬品には説明を終えている、とのことでした。高槻市へも報告に行かれたそうです。議会への説明は最後でした。

検討すべきことは沢山あるのですが、取り急ぎお知らせいたします。

画像:現在のし尿処理施設