通算勝利数と通算奪三振数のベスト4は順位も同じで金田正一、米田哲也、小山正明、鈴木啓示の4人が占めていますl。投手の通線成績で言えばこの4人は別格と言えるかと思います。因みに通算投球回数もこの4人がベスト4で皆4600イニングを越しています。つまり積み重ねの記録は、規定のイニング数に達しさえしていれば比較的少ないイニングでもランキング入り出来る率の記録と異なり、かなりのイニング数を経なければ達成できない記録と言えるのでしょう。今回は奪三振の記録から見ていきたいと思います。通算勝利数のベスト10の内、別所毅彦と東尾修の2人が通算奪三振数ではベスト24に入っていないのに対し、通算奪三振数ベスト10の投手は皆通算勝利数でもベスト24以内に入っています。この10人は長い期間投げる事が出来た上、三振を奪う力も備わっていた投手と言っていいかと思います。この10人を見ると、もの凄く速い球の持ち主か素晴らしい制球力があるか、決め球となる変化球をもっているかの内、最低でも一つの要素を持っています。この様な要素を持ち得た投手のみが達し得るのが勝てて且つ三振の奪える投手と言えるかと思います。
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