城之内邦雄投手は昭和43年の5月対大洋ホエールズ戦でノーヒットノーラン試合を達成しています。テレビ中継で観たその試合での城之内邦雄投手の投球は約50年近く前の事なのですが今でも鮮明に覚えています。この年やや衰えが見え始めて来た城之内邦雄投手ですが、その試合では本当に調子が良く、腰の入りが通常より遥かに素晴らしく、それに伴い投球フォームがダイナミックで、球速、球のキレも彼としてはほぼベストだったかと思います。当時も今もそうですが、読売ジャイアンツが大嫌いな私としても、ノーヒットノーランが達成できるかどうかは運もあるので別としても、到底相手打線が打ち崩せる状態にない事をすぐ直感せざるを得ない程の調子に感じ、大洋ホエールズの勝ちは早目に諦めたものです。城之内邦雄投手はその翌年から急激に数字を落とすのですが、当時テレビ中継で多くの解説者がその時代以降の彼の球をお辞儀する球、つまり伸びがなく打者の手元で威力が全くないという意味の表現を常に使っていた事も何故か記憶に新しいものです。
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